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女子サッカー部に入ってる主人公の女子高生。

諸君 私は甘えんぼうが好きだ
諸君 私は甘えんぼうが大好きだ

公衆の面前で抱きつく甘えんぼうが好きだ
二人きりの時に豹変する甘えんぼうが好きだ
恥ずかしくてモジモジしてる甘えんぼうが好きだ
卑猥な妄想でニヤけてる甘えんぼうが好きだ
甘えられなくて悶絶してる甘えんぼうが好きだ
甘える為に策を巡らす甘えんぼうが好きだ
毎朝キスで起こしてくれる甘えんぼうが好きだ
ボーイッシュでがさつな甘えんぼうが好きだ
何だかんだで甘えんぼうが好きだ

布団で ベッドで
○校で 職場で
公園で 繁華街で
海で 山で

この世に存在するありとあらゆる甘えんぼうが大好きだ


彼氏の為に弁当を作ろうとエプロン姿で奮闘する所が好きだ
見映えは悪いが愛情を込めに込めたオカズを箸に取り「あーん」する時など心がおどる

生徒会長が会長室で書類の山に目を通している所が好きだ
彼氏に肩を揉まれるうちに盛り上がり乳まで揉まれてしまう時など胸がすくような気持ちだった

友達以上恋人未満の友人と大喧嘩した後の仲直りが好きだ
恋人に昇格し破瓜の苦痛に堪え謝罪と情愛の意を込め互いの名を呼び愛し合う様など感動すら覚える

甘えんぼうどうしで彼氏を取り合う様などはもうたまらない
「彼は私のもの!」と主張し彼の腕を組んだまま離れようとせず独り身から白い目で見られるのも最高だ

彼の事を思うがあまりに健気にも一人で慰めていたのを彼に見られギブアンドテイクを求める時など絶頂すら覚える

添い寝をするために彼氏の自宅へ忍び込むの所が好きだ
やっとの事で部屋に侵入したのに早々に彼に気付かれて叱られるばかりかお預けを食らう様はとてもとても悲しいものだ
甘えんぼうの攻めに押しきられて言いなりになる彼氏が好きだ
甘えんぼうのハグ攻撃に抱き締められ潰れた害虫の様に気を失いピクピクするなど萌えの極みだ

諸君 私は甘えんぼうを、天使の様な甘えんぼうを望んでいる
諸君 私が信仰している甘えんぼう属性諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なる甘えんぼうを望むか?
情け容赦のない神のような甘えんぼうを望むか?
己の限りを尽くし彼氏を萌え殺す嵐の様な甘えんぼうを望むか?

『甘えんぼう! 甘えんぼう!! 甘えんぼう!!!』

よろしい ならば甘えんぼうだ


長いことで

短大で教員免許って取れるの?

一行目から最後の行まで同意

少佐何やってんすかww

全面的に同意。

短大の教育課程のみで高校の教員免許を取るのは無理
教員資格認定試験を受けて受かれば免許を取れたけれども、
2004年度以降その試験は事実上廃止されたみたい

部下に甘えん坊な外すことのない恋の魔弾の射手がいるわけですねわかります

ああいう歯並びの悪いそばかす眼鏡っ娘に赤面されながら、例のいんぎん口調で甘えられてみたいものだ

決してマスケット銃で串刺しとかそのまま吸血とか酷いことはせずに、存分に愛してやるぞ
責めてやってるときに口汚いののしり声を上げてもいい、そんな悪いお口は塞いでやる

でも変態吸血鬼に吸血されながら思い切り喘いでたから、本人はアレで良かったのかなあ、
と場違いながら先ごろの完結に敬礼しておく

『む、難しい漢字がたくさんある!?』

とかいうおバカ系甘えっ娘って既出か?

既出未出かかわらず需要はここにあるぞぉぅ!

全面的の同意だが特に「卑猥な妄想でニヤけてる甘えんぼう」が読みたいな。
このスレの甘えん坊たちは純粋なタイプが多いし。

おバカ系…こんなのか?


A「た、たんだいの…きょういく…か、かてい?」
B「いや、課程位自信をもって読めよ」
A「だ、だって難しいんだもん!!」
B「お前よく高校受かったな…」
A「うん、自分でもそう思うよ」
B「……まあ兎に角だ」
A「ん?」
B「いい加減俺の膝の上から下りてくれないか?」
A「え~もうちょっとひっついてようよ~」
B「そう言ってこの前の勉強会がおじゃんになったこと覚えてるか?」
A「君…激しかった……」
B「ええい!急にトリップするな!そんなのだから成績が上がらないんだぞ!!」
A「じゃあ………しよっか」
B「勉強を、だよな?」
A「ふふふ…わかってるくせに」
B「お、おい、ちょ、うわなにをするやめ(ry」


あれ、馬鹿っぽくないな

流れを切ってしまいますが、ありそうで見なかったネタで1本書いてみたので投下
糖分は後半に集中していますので、「私は我慢弱く落ち着きのない男なのさ」
という方は後半まで読み飛ばしてしまってください

「ふむ、今宵も夜風が気持ち良いのう。」
 姫様の長く艶やかな黒髪が風になびく。
「そうですね、姫様。」
 暦は既に長月。夏の暑さを優しく洗い流しくれる清涼の風が何とも心地
良い。
「……のぅ、爺。」
「何でしょうか、姫様。」
「今は姫様と呼ぶのはやめてくれぬかの?
 今の私はあくまで貧乏旗本のか弱い一人娘という設定なのじゃぞ。」
 それと知らぬ人間が見ればただの鉄塊にしか見えない巨大で無骨な刀
を片手で振り回す娘のどこがか弱いのか一度問いただしてみたいものな
のだが、そこは恐らく触れてやらないのが優しさというものであろう。
「それでしたら姫様、私めのことも『爺』と言わぬ方がいいかと思います。
 貧乏旗本の娘の元に仕える男などいませんからね。」
「むぅ……、そうは言われても爺は爺じゃからなぁ。」
 まるで理屈になっていない。そもそも姫様は私の本名を覚えているのだ
ろうか。
「でしたら私にとっても姫様は姫様です。」
 まぁ理屈が通らぬというのなら同じように返してやればよいだけのこと。
「ぬ、その返しは卑怯であるぞ。」
「卑怯と仰られても事実は事実ですので。」
 しれっとそう返してやる。姫様は不満そうな表情を浮かべていたが、それ
以上反論を続ける気はないようであった。
「して、今宵成敗する悪党は?」
「家臣の一人・直江一太郎に賄賂を送っている商人です。
 聞けば賄賂を渡す代わりに税から逃れているようで。」
「直江についての処分は?」
「既に済ませております。」
「流石爺、ぬかりないのう。」
「それが私の仕事ですから。」
 姫様の懐刀である私が、そのような輩を許すはずがない。
「では、褒美を授けよう。
 私の頭を撫でるがいい。」
 そういって期待に満ちたまなざしをこちらに向ける。全く、これではどちら
にが褒美を賜る側なのかわかったものではない。とはいえ、ここで姫様の
頭を撫でねばたちまちへそを曲げてしまうので、撫でぬわけにも参るまい。
「~~♪」
 姫様の頭を丁寧に撫でてやると、その表情は如何にもご満悦といったも
のへと変わる。何が褒美かと問われれば、この姫様の蕩けきった笑顔を
独占できることだと答えられよう。
 ほどなくして姫様の頭から手を離す。そうすると一点、物足りなさそうな
表情に変わるが、姫様が心の底から満足するまで頭を撫でていては夜が
明けてしまうというものだ。
「……ふむ、それでは褒美も授け終わったことだし、悪徳商人を成敗しに
 参るかの。」
「御意。」
 勇ましく刀を構える姫様に、私は恭しく傅いた。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「お代官様、こちらが今回のお礼にございます。」
「ほぅ、これは……っ!」
 悪徳商人・竹中宗二郎の屋敷へと潜入してみれば、今日は今日とてまた
別の者に贈賄を渡ししているところだった。
 私は庭の茂みに隠れつつも様子を伺う。ちなみに姫様は私からの合図が
出次第中に入る段取りになっている。
「稀代の絵師、葛飾幼妻(ようさい)による八代将軍の春画にございます。」
「これは何と素晴らしい!」
 ……。
 あまりの阿呆らしさに思わず硬直してしまった。よりにもよって姫様の春画
が賄賂とは。これは姫様の目につく前に処分せねばなるまい。
「くくく、竹中よ。お主も悪よのう。」
「いえいえ、お代官様ほどではありませぬよ。」
 絶句しているうちに定番の盛り上がり方をしてしまっていたようだ。
 そろそろ頃合か。
 私はそう判断するや否や懐に忍ばせていた扇子を二人の間に投げ込んだ。
ちなみに扇子には姫様が直筆で「正義」と書いており、一部の民衆の間では
高値で売買されているとかいう噂がある。
「! 曲者!?」
「痴れ者め、姿を見せい!!」
 竹中の屋敷が騒がしくなる。彼奴が金で雇った思われる浪人達がぞろぞろ
と姿を現す。数は恐らく十程度。姫様一人でも何とかできる数だろう。
 こうして屋敷が騒がしくなることが姫様への合図だった。
 ――鈍。
 屋敷の門が重い衝撃音と共に粉砕される。実に姫様らしい派手な登場の
仕方である。近いうちに慎みというものについて教育して差し上げる必要が
ありそうだ。
「なっ!?」
 驚きの声を漏らしたのが誰かまではわからないが、そうした声をあげてしま
うのも無理はないだろう。齢十二程にしか見えない少女が身の丈の2倍はあ
る斬馬刀を振り下ろして扉を破壊する光景など、非現実的にも程がある。
「貴様達の悪行三昧、しかと見させてもらったぞ。」
 注目が集まる中、姫様は不敵で不遜な笑みを浮かべながらそう言い放った。
 いや、まぁ実際に見ていたのは姫様ではなく私なのですがね。
「な、何をほざくか、この小娘が!」
「大体貴様は何者だ! みすぼらしい服に貧相な体をしおって!」
 成る程、貧相な上にみすぼらしいというのは巧い言い回しだ。私は思わず
感心してしまったのだが、姫様はやはり大層ご立腹のようであった。
「今、私の体を貧相、といったか?」
 姫様の鋭い眼光が竹中を射抜く。
 本当に十六歳なのか疑わしくなる程度には貧相です、などとは思っていて
も口に出してはならない。
「ぬっ!?」
 姫様の殺気に満ち溢れた視線に竹中が怯む。
 しかしこのままでは一向に話が進みそうにない。そう判断した私は茂みの
中からさっと姿を現し、姫様の後ろに控えた。
「先ほどから黙っていれば失礼千万。
 あなた方、この方をどなたと心得ますか!」
 一喝。我ながら無理な話の進め方だとは思わなくもないが、あまり時間を
かけるのも好ましくない。主に姫様の気力的な面で。
「そのような卑しい小娘のことなど――」
「! だ、代官どの、もしやあの方は!?」
 宵闇の中とはいえ竹中は流石に気づいたようである。そもそも姫様の春画
を賄賂にするくらいならもっと早くに気づいてもよさそうなものである。

「このみすぼらしい服装は世を忍ぶ仮の姿。
 しかし身なりがどうあれ、私の顔は忘れておらぬだろう?」
 世を忍ぶといってもあくまで侵入するまでであるし、しかもこうして自分から
明かしてしまうのだから、実のところあまり意味がない気もする。姫様曰く、
気分の問題らしいのだが、私には理解できそうになかった。
「!? そ、そういえば噂に聞いたことがあるぞ。
 彼の幼姫、八代将軍が悪行を犯す者に密かに天誅を加えていると!」
「そうです、お代官様。それでついたあだ名が確か――」
「「甘えん坊将軍!!」」
 姫様がずっこける。
「違うわ、このうつけ者共!!」
 いや、違わないと思いますよ。……最近口に出せない独り言が増えてきた
のは何故だろうか。
 しかし、全く何でこの人達はこうもうまく話を長引かせるのやら。
「竹中、貴様の悪事は既に直江から聞き及んでいます。
 賄賂、及び脱税の罪は重いですよ。」
 こうして私が無理に進行する羽目になるのもままあること。私は冷徹な声で
彼奴の罪状を告げてやる。
「ぐぬぬっ。」
 竹中が唸る。今しがた賄賂を渡す現場を抑えられ、しかも直江が吐き出して
しまったとわかってしまったのなら、言い逃れのしようもない。
「それとそこの代官、貴様の悪行についても後で調べさせてもらおうか。」
 冷静になった姫様の追い討ちに、代官が顔を蒼白にさせた。所詮は子悪党
といったところか。このまま下手にあがかずおとなしく捕まってくれればいいの
だが。
「こ、こうなってしまってはどうにもなるまい!
 野郎共、姫様を捉えるのだ!!」
「私を八代将軍と知って尚歯向かうか。」
 それもいいだろう、とばかりに姫様が斬馬刀を構える。
「将軍だろうと関係ない! 貴様を捕らえて我々の性奴隷としてくれるわ!」
 ……あぁ、何て低俗な。
 幸い姫様は何を言っているかよくわからないようである。このような低俗な
言葉を姫様が覚えてしまったらどうしてくれるというのだろう。
「お前ら、姫様を無事に捕らえられれば今までの5倍の給金をやるぞ。」
「「「イーッ!」」」
 浪人達が奇怪な声で竹中に応え、刀を抜いた。
「ふん、数は多いようだが、我が斬馬刀の一振りに耐えられる者がどれほど
 いるのやら。」
 そういって姫様は斬馬刀を轟と一振りし、門の柱を粉砕してみせた。
「「「……。」」」
 浪人たちは絶句し、固まる。確かにこの破壊力、なかなかどうして臆さず
挑めるものではないか。
「ひ、怯むな、貴様ら!
 今まで払ってきた給金のことを忘れたか!」
「「「イ、イーッ!」」」
 竹中の怒号に応え、再度浪人達が吠える。
 ――来るか。
 姫様も私も軽く身構える。だがしかし――
「「「イーッ!」」」
 ろうにんたちは にげだした。
「き、貴様らはー!?」
「……人望ないな、貴様達。」
 姫様が哀れみに満ちた目で竹中と代官を見やる。
「それでどうしますか? あなた方二人で姫様に立ち向かいますか?」
 軽く頭痛がしてきそうだったので、私は投げやりにそう問うた。
「……くぅっ。」
 竹中は悔しそうに唇をかみ締め、
「……あ、あはははは」
 代官は壊れたように笑い始めた。

「……何だか締まらないが、これにて一件落着、なのか?」
「みたいですね。」
 こうして今日も絵戸の平和は守られた――何だか腑に落ちない結末を向か
えたのだった。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「のう、爺や。」
「何でしょうか?」
 場所は変わって絵戸城、姫様の部屋の中。
 だらしなくはあるものの、姫様は私の足を枕代わりに床で寝転んでいた。今
日一日お勤めをこなしてきたのだ、今この時間くらいは気を緩めてもいいだろ
うという判断から注意はしていない。
「最近の悪党はこうだらしがないと思わぬか?
 もっとこう、悪者ながら格好よくて強いのがいても問題ないと思うのじゃが。」
「姫様、悪はいない方が民にとっても喜ばしいのですよ。
 強い悪などもっての外です。」
「そうなのじゃがのう……。」
 要はつまらないということなのだろう。姫様は外見だけでなく、考えもやや幼
い部分がある。とはいえ、これで政治の手腕、戦での強さは私でも認めざるを
えないほどなのだから恐ろしい。精神的にも成熟すれば稀代の名君になるだ
ろう。
「まぁ、良いか。
 ……そろそろ寝る。着替えさせてたもれ。」
「御意。」
 姫様の着替えも従者たる私の役目の一つである。というより私にしか任せな
い。好意故か何かの嫌がらせか、判断に迷うところだ。
 姫様の召し物を脱がせると、姫様の裸体が月光に照らされる。
 白く、綺麗な体である。
「……しかし、成長していない。」
 体の凹凸の話だけでなく、体毛の点においても。
「今何か言ったか?」
 私としたことが思ったことをそのまま口に出してしまっていたらしい。幸い姫様
の耳には届かなかったようなので、このまま知らない振りをしてしまおう。
「いえ、何も。」
 そう言って何事もなかったかのように寝巻きを着せてしまう。姫様のおかげで
女物の着物は大体着付けられるようになってしまった。偶に戯れで巫女服やら
外来の着物まで着たがるから、そちらに関しても知識がついた。
「それじゃ寝室までおぶるのじゃ。」
「畏まりました。」
 今晩はもうすっかり甘える気のようだ。こういったところも本当にただの少女と
何ら変わらない。私は内心で苦笑しつつも、姫様をおぶってやる。
 暗い廊下を進み、寝室の戸を開く。そして姫様を背からおろし、傅いて姫様が
床に入るのを見守る。
「私が寝るまでそこに控えておれ。」
「元より、そのつもりです。」
 ふむ、と満足そうに頷いてから姫様は目を瞑る。
 その愛くるしい顔をしばし堪能する。

  四半刻ほど経った頃だろうか、姫様が目を開けこちらを見やる。
「……まだお眠りになっていなかったのですか?」
 珍しい。いつもはもう少し早く寝付くというのに。
「のう、爺。お前は私に手をかけるつもりはないのか?」
 何を言っているのだろうか、この人は。
「春画が出回るほどに『ようえん』な私の体に欲情せぬとは……嘆かわしい。」
 どうやらあの賄賂に気づいていたようだ。相変わらず変なところで目ざとい。
 それに妖艶というのには疑問を覚えざるをえない。確かに姫様には妙な色香
はあるが、せいぜい幼艶といったところであろう。
「私は寝るまでここで控えているよう命じられただけですので。」
 表情を崩さずしれっとそう応える。
「ふん、お主の愛情を疑いたくなるの――ッ!?」
 言い切る前に唇をふさいだ。勿論、私の唇でだ。
 少しの後、唇を離して私はこう言った。
「その言葉はあんまりですよ、姫様。
 私は愛も忠誠も全て姫様に捧げているというのに。」
 だからこそこうして仕えているのだ。
「……じ、自分で言っておいてくさいと思わんのか、爺。」
 そっぽを向いて姫様はそう問うてきた。
「全く思いません。全て事実ですから。」
 こういうことは恥ずかしがった方が負けなのだ。姫様はその辺りの駆け引きに
も疎い。あまり長けてしまわれても困るのは私なので、このままでいて欲しいと
切に思うが。
「……そうか。
 今度こそ、寝る。」
 そうやってそっぽを向いたまま姫様はそう告げた。その言葉に偽りはなく、す
ぐに寝息が漏れる。
 どうか姫様が良い夢を見れますように。
 布団をかけ直し、幸せそうな寝顔の姫様を眺めていたらそう願わずにはいられ
なかった。

なんだ、こういうのでも何の問題もないじゃないか

前半で腹筋を全壊させて後半で歯を残らず虫歯にするとは・・・恐るべし


これほどまで年齢の想像がつかないのも久しぶりだ

お前は時代劇好きの俺を萌えさせた





GJ

大甘越前の話はまだですか?

おおあまの皇子の活躍もお願いしたい

ところで…
甘えんぼうの、ぼうって坊だよね

つまり男の子な訳で…

「坊」には、「他人を親しみを込めて呼ぶ言葉」って意味もあるんだぜ。

隣に住む10歳年下の幼馴染みの少年。
女子サッカー部に入ってる主人公の女子高生。
夕方遅くまで部活で、汗と土埃にまみれて家に帰ってくる主人公。両親が共働きのため主人公宅で両親の帰宅まで過ごす幼馴染みの少年。
部活の汗を流す主人公だが、甘えん坊の少年が駄々をこねるので一緒に入浴。
まだ、幼いので純粋に母性的な意味で甘える少年に対して、それに応えながらも
ふとした弾みで、抱いてしまう性的な欲望を必死に抑える主人公。

まで受信した。

なら「甘えっ娘」か?

10年後にそのことをネタに今度は彼女が甘えてくる。

それは違う!
『甘えん坊』を分解すると『甘える』『坊』となる。
『甘える』が「ん音便」で変化して『甘えん』となり、『坊』に前置修飾する形容詞となる
英語で「man」が「男性」ではなく「人類」を指すのと同じ様に………クドクド

理工○部なので違ったらご指摘を…
あと甘えんぼうと同義で『甘えたさん』という言葉もあるぞ?浸透してないが

女の子版の天武天皇の話か………

そんなに字面を気にするなら、甘えっ娘でもなんでも呼べばいいさ

甘えん坊の甘えん坊による甘えん坊のためのテーマパークという夢を見た

アトラクションは全て甘えやすいようなシチュエーション及びロケーションで
レストランでは、あーんをするためにナイフとフォークは一組しかなく
ベンチなどはくっつかざるをえないように、全て狭めに作られている


…………こんな夢を見るようじゃ、俺も末期かなorz

末期だと気付いた時、それがその道への第一歩だ。

○校の七不思議やら怪談やらで、得体の知れない何かから手紙が届くというのがあった。
そんなある日、僕のもとに手紙が届いてしまった。

『放課後に屋上まで、一人で来て下さい。  放課後の甘術師』

「…放課後の魔術師じゃなくて、甘術師?行くべきなのかな?」


お腹減ったからその勢いでやった。反省している。

早く本編を書く作業に戻るんだ

観覧車は片方しか椅子がなく、重心も悪い→抱きつかざるをえない
わかります

あと30時間くらいはおまいにメシは食わさんぞ

「坊」はもともと「房」と同じように、僧侶の住居を指す言葉だった。「坊主」は坊の主、すなわち僧侶自身を指す言葉。
そこから「坊」だけでも僧侶の呼称として用いるようになり(「実厳坊」とか。尊称として「御坊」って言い方もある)、
そこから転じて小さい男の子を指すようになったんだろう。
僧体の小姓が「坊主」と呼ばれたこともその変化の一因かも。

現代では「坊」とついても、小さい男の子に限るわけではなく、もっと広く一般の人を指すように使われていると。
つまり女の子に対して「甘えん坊」と使っても、(少なくとも現代的な用法としては)間違いではないということではなからうか。

と電子辞書の広辞苑で適当に調べた。
帰ったら日本国語大辞典でちゃんと調べよう。
全く甘えん坊は奥が深いぜ!

どもです

もはや甘えん坊の起源は人知の範囲を越えてるなw
だが日本が、兄である伊邪那岐命に妹の伊邪那美命が甘えまくって両想いになった結果、
創った二人の愛の巣が起源という国なのだからしょうがないw

私はひとつ余っている
私はひとつ足りない

この発想が好きだ

病院がこんなんだったら子どもの『お医者さんごっこ』

病院がこんなんだったら子どもの『お医者さんごっこ』がとんでもない
もとい、スバらしいものになるなwww

「じゃあ聴診器を当てるので服を脱いでください」
「はい」
「…うん、…うん、…うん。はい、後ろ向いて下さい」
「はい」
「…うん、…うん、…うん。ちょっとそのまま待って下さいね」
「え?何か悪いところでも…」
「そのまま、待って下さい」
「は、はい」
「………」
「先生?」
「ぎゅ~~~」
「先生一体何を、ちょっ、なんで裸なんぐ!」
「ん…んちゅ…くちゅ……ふぅ…病院内ではお静かに」
「はい…」
「ん~…すりすり…くんくん…」
「先生…いつまでこうしてれば…」
「…では次は触診します。ズボンを脱いでベッドに寝て下さい」




という妄想をしたがこれではただのエロ女医か

艶女医ですね

風邪を引いた彼氏のために看護婦姿で

俺は白衣姿の方がいいな

入院してきた彼氏に食診する甘護師

小児科病棟の子ども達に伝染

大人の真似をしたいおませな女の子が真似

隣のベッドの男の子に食診

歴史は繰り返される


こんばんは、三連休最後の夜ですね。
以下に投下します。
話は前スレでちょっと投下したやつの続き物。
男子高校生と六歳上の保健医さんの話です。

『休日の過ごし方』



 その日は両親が友人の結婚式に泊まりがけで出かけたため、家には朝からぼくしか
いなかった。
 日曜日だしこれはチャンスなのかなあ、とトーストをかじりながらぼんやり考えていると、
玄関のベルが鳴った。
 朝から誰だろう。ちょっと億劫に思いながら玄関まで行く。
 鍵を外して扉を開けると、ぼくより少し小さな人影が勢いよく跳び込んできた。
 咄嗟に抱き止めると、人影は嬉しそうに笑った。
「おはよー、青くん!」
「い、伊月さん!?」
 跳び込んできた相手は、幼馴染みの仲村伊月その人だった。
「んー、今日も一日一青くんっ」
 謎のフレーズを発しながら、ぼくの頭に頬を擦り寄せる伊月さん。
 薄手のブラウス越しに柔らかい胸の感触を受けて頭がくらくらしたが、なんとかこらえて
問いかける。
「ど、どうしたの? こんな朝早くに」
「今日は一日時間あるので、こないだの続きをしに来ましたー」
 伊月さんはあっさり答えた。
 この間の続きとは、やっぱり保健室の続きのことなんだろうか。
 親もいないしチャンスだとぼくも思う。
 でも、まさかこんな朝早くに来るなんて思いもしなかった。
「というわけでお邪魔していいかな?」
「あ、あの、伊月さん」
「何?」
「まさか、今からするわけじゃないよね?」
「……したくないの?」
 うわあ、やる気満々だこの人。
「朝からそういうことするのはムードに欠けると思う」
「……そっか。ごめんね。私、先走っちゃった」
 反省反省、と伊月さんはぼくの体から離れた。
「一日青くんの好きにしていいっていう約束だったから、できるだけ早い時間から側に
いようって思ったの。だから青くん、何でも言ってね」
 そんな魅力的なことを言って、彼女は笑顔を向けてくる。
 魅力的だけど、同時に悪魔的な誘惑だとも思う。のめり込むと魂まで奪われそうな。
 伊月さんなら奪われてもいいかなって思うけど。
「ちょっと待ってて。まだごはん食べてないんだ」
「あ、そうだったの? ごめんね、やっぱり早かったかな」
「いいよ、あとトースト半分だし。それより今日は時間あるんだよね?」
「うん、明日の朝までフリーです」
「……デートしない?」
「もう、反応薄いなー……デート?」
 伊月さんの目が輝いた。

「せっかくの日曜日だし、二人でどこかに出かけるのもよくないかな?」
「私ボウリング行きたい! 今日こそ夢のパーフェクトを」
「前回のスコアは61だったような」
「あのときは二割しか力出してなかったの! 本気出せば五倍で行けます」
 五倍なら約300。計算は合ってる。
「じゃあちょっと待ってて。すぐに食べ終えるから」
「食べさせてあげようか?」
「トースト半分でされても虚しいだけだよ」
 ダイニングに戻ると食べかけの冷めたトーストが寂しそうに横たわっていた。ぼくは
それをひっ掴み、牛乳と合わせて一気に喉の奥に流し込んだ。
 それから急いで歯を磨き、部屋に戻って身支度を整える。そんなに着飾る必要はないと
思い、ジーンズにチェックのシャツと動きやすい服を選んだ。
 部屋の鍵掛けを確認して伊月さんに声をかけると、なぜかキッチンから顔を出した。
「お皿洗ってたの」
「え? 別によかったのに」
「ううん、洗いたかったの。少しでも奥様気分を味わおうかと」
「……」
 嬉しそうな顔でさらりと言われて、ぼくは恥ずかしくなった。
 このまま付き合いを重ねていけば、伊月さんとそういう関係になるのも十分にありうる
ことだ。
 気恥ずかしく思うと同時に、彼女がそういうことを考えているのが嬉しくもあった。
「じゃあ行こうか」
「うん」
 ぼくが右手を差し出すと、伊月さんは小さな手でしっかり握ってきた。
 何度も受けてきたその感触は、包まれるように柔らかく温かかった。

      ◇   ◇   ◇

 誰かと街中を歩くとき、手を繋ぐのはどういう場合か。
 誰かが小さな子供なら迷子にならないように。目や足のよくない人なら支えになるように。
恋人なら愛情を求め合うように。
 伊月さんは間違いなく愛情を求める方だ。ぼくより六つも年上だけど、ぼくの前では
隙だらけな程に甘えてくる。
 恋人として、幼馴染みとして、それはとても嬉しい。
 ただ──昔と比べるとその様子はまるで別人なので、たまに違和感を覚える。
 昔は普通に頼れるお姉さんだった。いや、今が頼りないわけじゃないけど、隙はほとんど
なかったと思う。
「考えごと?」
 はっと気付くと伊月さんが覗き込むように見つめてきていた。心配そうな表情にぼくは
慌てて首を振る。
「何でもない。ちょっと昔のことを思い出してただけ」
「昔のこと?」
「前の伊月さんは手の繋ぎ方が微妙に違ったなあとか、まあそんなことを」
「……どう違った?」
「うーん、形がどうこうってわけじゃないけど、感触が違ったと思う。昔はもっと遠慮がち
だったような」
 伊月さんの目が丸くなった。
 それから小さく笑みを浮かべる。なんだかおかしげな笑みだった。
「ふーん、今は遠慮が足りないと?」
「え? ……い、いや、そういう意味じゃなくて」
「そんな失礼なこと言う青くんには、罰としてもっと遠慮なく接してあげましょう!」
 そう言うと、伊月さんはぼくの右手におもいっきり抱きついてきた。
「うわっ」
「青くんの腕相変わらずほそーい」
 たっぷりとした量と柔らかい感触を併せ持った二つのふくらみが、二の腕辺りに押し付け
られる。何度となく繰り返された行為だけど、その気持ちよさは格別で飽きることはない。
 でも街中でされるのはさすがに恥ずかしい。
「伊月さん、くっつきすぎだよ」
「え? 気持ちよくなかった?」
 気持ちいいですが歩きにくいです。
「腕組むのはいいけど、体重かけられたらちょっと歩きづらくて」
「もう、青くん頼りないなあ。『支えてやるからバッチ来い!』ってくらいの心構えは
ないの?」
「すいません、体育3です」
「……五段階評価?」
「……十段階評価」
 昔から運動は苦手だ。体も人より弱いし、その上偏頭痛持ちだし。
 伊月さんは心配そうな表情になった。
「ボウリング、やめる?」
 ぼくは苦笑した。
「2、3ゲームくらい大丈夫だよ。それに、ボウリング行きたいんでしょ?」
「……うん」
「じゃあ行こうよ。伊月さんがしたいならぼくもしたい」
 伊月さんは嬉しそうに笑うと、また腕を強く抱き締めてきた。
 ぼくは柔らかい感触にどぎまぎしながら、伊月さんの歩調に合わせてゆっくりと歩いた。

      ◇   ◇   ◇

 頭程もある青い球が床の上を転がっていく。
 投球者のフォームは以前よりもずっと滑らかで、逆ピラミッド状に並んだ十本のピンの
真ん中を完璧に捉えているように見えた。
 だがピンは思ったように倒れてくれず、左右に割れるように三本のピンが残った。
 それを見て伊月さんはあうう、と奇妙な声を漏らした。
「またスプリット……」
 これで四度目だ。1ゲームでは多すぎる回数と言える。
 残ったピンの内、左の二本を二投目に倒して、伊月さんは第9フレームを終えた。
「球が真っ直ぐ行きすぎなんじゃないかな。筋は悪くないと思うけど」
 ここまでで伊月さんのスコアは83。一見低いけどガーターは出してないし、第一ゲーム
とは大違いだ。スコアも既に上回っている。
「ラストでスペア取れれば100超えるかもね。頑張って」
「超えたら褒めてくれる?」
「うん」
「抱き締めてぎゅってしてくれる?」
「それはちょっと……頭撫でるくらいなら」
「じゃあ、ストライク取ったら?」
 伊月さんの問いかけにぼくは少しだけ迷った。
「……抱き締めればいいの?」
「うん! できればキスもしてほしい」
「そ、それはさすがに恥ずかしいけど……わかった、いいよ」
「本当? 頑張る!」
 恥ずかしさを除けば、そもそもぼくにデメリットのない申し出だ。伊月さんが喜ぶなら
別に受けてもいいと思った。
 ぼくの番が終わった後、伊月さんがいよいよ最後の投球に入った。
「ほっ!」
 気負いすぎたのか、球は中心から微妙にずれた。
 しかしそれが功を奏した。ピンアクションが綺麗にはまり、十本のピンが勢いよく一掃
された。
 見事なストライクだった。
 ぼくが驚きに固まっていると、伊月さんが振り向いて会心の笑顔を見せた。
 Vサインまですると、一気に駆け寄って抱きついてくる。
「青くんっ!」
「い、伊月さん、まだ終わってないよ!」
 頬を擦りつけて甘えてくる彼女をぼくは慌てて押しとどめた。


      ◇   ◇   ◇

 昼食はボウリング場の近くにあったファミレスで済ませることにした。伊月さんはチーズ
ハンバーグにグリーンサラダとライスのセット、ぼくは和風パスタと若鶏の唐揚げをそれぞれ
注文した。
 やってきた料理を早速一口食べると、伊月さんは体を小さく震わせてから幸せそうな
笑顔を浮かべた。
「やっぱり運動した後の食事は最高だねー」
 たかがファミレスの料理でも、この満面の笑みを見ているとこちらもおいしく感じられる。
食事の味は共に食べる相手によっても変化する。
 伊月さんと一緒に食べるごはんはいつもおいしい。
「なーに? 私の顔に何かついてる?」
 ぼくがぼう、と見つめていると、伊月さんが楽しそうに尋ねてきた。
「……ご飯粒ついてる」
「え、うそ!?」
 慌てて確認する伊月さん。
「うん、うそ」
「……こら」
「伊月さんがあんまり楽しそうにしてるから、ちょっとからかってみようと思って」
「青くんのいじわる」
「……でも、楽しんでもらえてるならよかった」
 ぼくはしみじみと思い、呟いた。
 すると伊月さんが少し顔を曇らせた。
「……どうしたの?」
「うん……言ったよね。今日は青くんが一日私を好きにしていいって」
「あ……う、うん」
 いかがわしいことを想像してつい顔が熱くなる。
「けど、私ばっかり楽しんでいいのかなって、ちょっと考えちゃって」
「……」
「青くん優しいから私すぐに甘えちゃうし、今日ももうちょっと私が抑えた方が、青くん
楽しめるんじゃないかなーとか……」
「楽しいよ」
 らしくない伊月さんの言葉を遮って、ぼくは言った。
「え?」
「伊月さんと一緒にいられるだけで楽しい。伊月さんとデートしてるから楽しい」
「……」
「それに、伊月さんが楽しんでる姿を見るのが好きなんだ。伊月さんが笑ってるとぼくも
嬉しいし、……その、甘えられるのも、すごく嬉しい」
「……」
 伊月さんは放心したかのように固まった。
「だ、だから別に伊月さんに甘えられても、ぼくは全然困らないし、人前ではちょっと
恥ずかしいけど、もちろん嫌じゃないし、その……」
 ぼくは自分の言葉に気恥ずかしくなって、ごまかすように言葉を連ねる。
「青くん」
「な、何?」
 見ると、伊月さんはどこか困ったような顔で微笑んでいた。目が微かに潤んで見えた。

「もう……なんでそんなこと言うの?」
「え?」
「そんなこと言われたら私、もっともっと甘えちゃうよ」
 伊月さんはそう言うと、唐揚げを一つフォークで刺して、こちらに差し出してきた。
「食べさせてあげるね。あーんして」
「……」
 切り替え早いよ。
「あ、ごめん。ふーふーしてなかった。熱いよね」
「……恥ずかしいんだけど」
「さっき嫌いじゃないって言った。それともやっぱり嫌?」
「……いただきます」
 観念して唐揚げを食べる。ファミレスにしてはかなりおいしい。
 嬉しげな顔が視界に眩しく、ぼくは食べながら赤面した。
「はい、次は青くんの番」
 唐揚げを呑み込んだところでフォークを渡される。
「えっと……」
「ハンバーグまだ残ってるの。食べさせて」
 にっこり笑って口を小さく開ける。
 ぼくは苦笑いするしかなかった。
「はい、あーん」
「あーん」
 伊月さんは楽しそうにぼくが差し出したハンバーグをくわえこんだ。

      ◇   ◇   ◇

 午後からは特に何もしないで、二人で街を歩いた。
 適当に店を冷やかしたり、その辺りで缶コーヒーを買って飲み合うだけで楽しかった。
 途中、カツサンドを売っているのを見掛けて、伊月さんが何か思い付いたように買いに
行った。
「小腹空いちゃったし、どこかベンチか何かで食べよ」
 ちょうど駅近くの公園にベンチがあるので、ぼくらはそこに向かった。
 しかしベンチはお年寄りの方々に占領されていた。
「うーん、残念」
「芝生があるからそっちで食べよう」
「仕方ないか。うん、食べよ食べよ」
 芝生に腰を下ろしてカツサンドを取り出す。
 小さな紙箱の中から一つ取り出して伊月さんに渡す。伊月さんは一口食べると「うん、
上等上等」と一人ごちた。
 ぼくも一つ食べてみる。
「あ、おいしい」
 カツは厚いけどパンは薄く、柔らかい食感が美味だ。
 すると伊月さんがむう、と唸った。
「ダメだよ青くん。そういうときは『ソースの味って男のコだよな』って言わなきゃ」
「は?」
 言葉の意味を掴めない。確かにソース味が染みておいしいけど、……男のコ?
「知らないならいいんだけどね。やっぱりベンチで食べるべきなんだけど」
 何が不満なのかぼくにはよくわからなかったけど、芝生は芝生で気持ちいいと思う。
 ぽかぽかと暖かい陽気が撫でるような風と相まって心地よい。

「えい」
 唐突に声を上げて、伊月さんが後ろに倒れ込んだ。
 芝生の上に寝転がって、眩しそうに空を見つめている。
「服が汚れるよ」
「いいよ別に。上等な服でもないし、それに気持ちいいから」
 芝生は芝生で問題ないらしい。彼女にならってぼくも寝転がってみた。
 ふわふわとまではいかないものの、柔らかい感触は寝心地がよかった。
 芝の匂いが体に染み込むような、うたた寝したくなる空気が気持ちいい。
「のどかだね」
「うん」
 手を繋いで、並んで空を見上げる。飛行機が音を立てて飛んでいくのが見えた。綿毛の
ような白い雲は、日の光をはね返すように眩しい。
 伊月さんがぼくの体にくっついてきた。
「ふふ」
「なに?」
「ううん。ただ、幸せだなって」
「……うん」
 腕をぎゅっと抱き枕代わりに抱き締めて、伊月さんはんんー、と小さく悶えた。
 ぼくはその体をもう一方の腕で抱き寄せる。
 驚いたように体が硬直したが、すぐに力を抜いて身を預けてきた。
 こんなことを自然とやれるようになった自分に驚く。伊月さんの甘えっぷりがうつったの
かもしれない。
「このまま眠っちゃいたい……」
 うとうととした様子で伊月さんは呟く。ぼくは耳元で囁いた。
「こんなところで眠ったら風邪ひくよ。ちゃんと家に帰って寝ないと」
「うん……」
 目を閉じたまま頷く。
「帰ったら、一緒に寝てくれる?」
「……うん、いいよ」
 伊月さんはそれを聞くと嬉しげに頬を緩めた。

      ◇   ◇   ◇

 家に帰り着いてからぼくらはすぐにシャワーを浴びた。
 伊月さんは風呂場でもやたらくっつきたがった。柔らかい胸や太股が押し付けられる度に
襲いかかりそうになったが、このままここでしてしまうと食事さえ忘れてしまいそうで、
ぼくは必死に心頭滅却に努めた。必死になってる時点で果たせてないような気がするけど。
 浴室を出て着替えると、午後六時過ぎだった。食事どうしようかと訊くと、私が作ると
言ったので伊月さんに任せることにした。ぼくは米を洗ったり野菜を刻んだり、手伝いに
回った。
 ご飯、大根の味噌汁、ポテトサラダ、アジの塩焼き、豚肉の野菜炒めと、内容は比較的
簡単なものに終始したが、疲れていることを考えるとしょうがないと言えた。疲れていても
きちんとバランスのよいメニューに仕上げる辺り、さすが伊月さんだと思った。
 食事はどれもおいしかった。野菜炒めは唐辛子でピリ辛に作ってあって、ご飯がよく
進んだ。伊月さんはぼくの食べる様子を見ながらずっとニコニコしていた。
 さすがに後片付けまでさせるわけにはいかないと思い、伊月さんを強引に休ませた。
多少不満そうにしていたけど、やはり疲れているのか結局は素直に居間に引っ込んでいった。
 二人分なら食器はそんなに多くない。手早く片付けてぼくは居間に戻った。
 伊月さんはソファーで横になって眠っていた。
 静かな寝息を立てて、本当にぐっすり眠っていた。ぼくの接近にも足音にもまるで反応
しない。朝も早かったし、よほど疲れていたんだろう。
 綺麗な寝顔だった。改めて彼女が美人であることを認識する。
 こんなに綺麗な人が自分の彼女でいいんだろうか。年下で、特に何かを持っているわけ
でもないぼくなんかが。
 ……いや、卑下するのも失礼な話だ。彼女がぼくを選んでくれた。ぼくはそれを受け
入れた。それだけで十分じゃないか。
 眠っている伊月さんの傍らに腰を下ろす。今は下ろしている長い黒髪を撫でると、伊月
さんはくすぐったそうに身じろぎした。
 ぼくはその様子をかわいく思い、しばらくの間艶やかな髪の感触を楽しんだ。

      ◇   ◇   ◇

 伊月さんが目を覚ましたのは十時頃だった。
 ぼくはその間ずっと伊月さんの側にいて、本を読んだりテレビを見たりしていた。
 被せた毛布にしがみつきながら、伊月さんはソファーの上で大きなあくびをする。
「ごめんね、一人で眠っちゃって」
「疲れてたんでしょ。ごはんまで作ってもらったし、もっと休んでてもいいくらいだよ」
「んー、じゃあちょっとお姉さんの言うこと聞いてくれる?」
 伊月さんがいたずらっぽくお願いしてくる。何、と問うとにっこり笑って、
「一緒に寝てくれる?」
「……添い寝?」
「あ、そんなこと言ってとぼけるんだ。昼間にも言ったじゃない。一緒に寝てくれるって」
 『一緒に眠る』と『一緒に寝る』では、明らかに意味が違うわけで。
「明日○校なんですが……」
「私もだよ」
「一回じゃ収まりつかないかも」
「むしろたくさんしてほしいなー」
「……」
「……」
 伊月さんの目が期待するようにこちらを見つめている。
 ぼくは小さくため息をついた。
「……本当は、ぼくもすごくしたいんだ」
「うん」
「でも伊月さんが疲れているときに、無理をさせたくないんだ」
「遠慮しなくていいのに」
「それでも、さ」
「……ホント優しいね。青くんは」
「いや、単に度胸がないだけだよ」
「だろうね……青くん基本的にへたれだもん。日本ウェルター級三位くらい」
「ウェルターて」
「でもここぞというときかっこいいから王者にはなれないんだよね」
 それはいいことだと思うのですが。
「……遠慮はしなくていいの?」
「遠慮したらしばらくさせてあげないよ?」
「伊月さんの方が先に音を上げると思う」
「お姉ちゃんをナメるなよー。青くん禁止令が出ても三日くらいは耐えられるんだから」
「……」
 たぶん、本気で三日しか耐えられないのだろう。ぼくがいなくなったらこの人はどう
なってしまうんだろうか。
 いや、逆にこの人がいなくなったら、
「……」
 空恐ろしくなった。三日という期限つきなら大丈夫かもしれない。でも、一緒にいられる
保障がなくなったら、ぼくだって耐えられない。
「どうしたの?」
「いや……離れないようにしないとって思っただけ」
 耐えられないのはぼくも同じだから。

 ──ぱっ、と
 瞬間、伊月さんがぼくの手を握った。
「い……」
「ちゃんといるよ、ここに」
 小さな手が、その温もりでもって強く自己を主張してくる。
「私たち、きっとすごく相性のいいカップルなんだよ。青くんは私を受け止めて、私は
青くんを引っ張って」
「……」
「それで迷惑をかけることもあるけど、私たち『それがいい』って思えるでしょ? それって
絶対他の人に対しては無理だもん。お互いにこの人しかいないって思えるのは、すっごく
幸運なことなんだよ」
「……」
「でも、だからこそ私たち手遅れなんだよね。私には、青くんのいない世界なんて考え
られないから」
「……」
 ああ──そこまで想われているんだ。
 それはとても嬉しかった。きっと、同じだから。
「……ぼくも、一緒だよ」
 伊月さんは満面の笑みを浮かべた。
「なら、絶対に私から離れないでね。私も絶対に離さないから」
「わかった。約束する」
「うん。……キスして」
 ぼくは伊月さんの上体を抱き起こすと、桜色の綺麗な唇に優しく口付けた。
 愛しい想いをただその行為に乗せて。

      ◇   ◇   ◇

 ぼくらは抱き合いながらぼくの部屋に入った。
 伊月さんの体をベッドに横たえると、ぼくは彼女の上に覆い被さった。
 抱き締めて、髪を撫でて、顔のいたるところにキスをする。唇に、鼻に、額に、目尻に、
頬に、耳に、髪に、うなじに、愛情を送り込んだ。
 伊月さんはくすぐったそうに身をよじる。
「……青くんのキス、好き」
 うっとりと呟く伊月さんの顔は高揚したように赤みを帯びている。なんだか発情している
みたいだ。ぼくは軽く息を呑んだ。
 いつも伊月さんが主導権を握っていたので、こうして体を委ねてくるのは新鮮だった。
 本当にぼくの好きにしていいのだ。その事実がぼくを興奮させた。
 首筋から鎖骨に舌を這わせていくと、微かな喘ぎ声が耳元に届いた。パジャマのボタンを
外して白い素肌に直接触れると、よりはっきりと声が洩れた。
 白のブラジャーが煽情的に脳を刺激する。高鳴る心臓に突き動かされるように剥ぎ取ると、
形の良い綺麗な乳房がぼくの目を釘付けにした。
 誘惑するように揺れる胸を、半ば押さえ付けるように鷲掴む。
「んっ」
 色っぽい声がぼくの胸に染み込むように響く。マシュマロのように柔らかい感触が掌から
脳に強烈な刺激として伝わってきた。
 乳首に吸い付くと、はっきりと体が震えた。
「やっ、あんっ」
 もちろん乳は出ないが、吸い付きたくなるのはたぶん男の本能みたいなものだ。それに
気持ちよさそうな彼女の様子を見ると、もっと喘がせたいと思ってしまう。
 乳首を舌でチロチロと転がし、固くなっていく先端を甘噛みする。右手でもう一方の胸を
丹念に揉み込みながら、指で先を押し潰す。
「乳首、勃起してるよ」
 せっかく主導権を握っているのだからと、らしくもなく意地悪く囁いてみる。
 伊月さんの顔が真っ赤になった。
「……青くんのどS」
「たまには、ね。気持ちよくない?」
「ううん、気持ちいい……もっといっぱいさわって……」
 両胸をしつこく何度も何度も揉みしだいた。白い肌がほのかに上気し、まるで熟れた
果実のように桃色に変わる。こんなに柔らかいもの、どれだけ揉んでも絶対に飽きない
と思う。
 伊月さんが脚をもじもじと動かすので、ぼくは名残惜しいながらも右手を離し、下の
パジャマパンツの中に手を突っ込んだ。
 ショーツの中にまで右手を差し込み、股をまさぐる。ショーツはほとんどぐっしょりと
濡れていて、まるでおもらしをしているみたいだった。
 もちろんそれは尿ではなくて、彼女の愛液だ。胸を揉まれて興奮したのだろうか。

 秘部に触れると、染み出した温かい液がくちゅりと音を立てた。
「……このまま挿れてもいいくらいだね」
 伊月さんが恥ずかしそうに顔を背ける。
 ぼくはその様子を少し怪訝に思った。
「本当に恥ずかしいの?」
「……どういう意味?」
「なんか、伊月さんらしくないというか」
 伊月さんはきょとんと目を丸くした。
「いつもの伊月さんなら、こういうことしてもあんまり恥ずかしがったりしないから。
まさか演技してるわけじゃないよね」
 演技ならこちらのツボをよく突いてると思う。
 だが、伊月さんはそれを聞くと不満そうに顔をしかめた。
「……青くんの脳内では、いったいどんな仲村伊月像が描かれているのかな」
 ものすごく不機嫌そうに言われて、ぼくは自身の失言に気付いた。
「あ、いや、いつも余裕たっぷりだったから、その、」
「……私がするのと青くんにされるのとでは全然違うのっ!」
 真っ赤な顔で叫ぶ伊月さん。
「……攻められるのに慣れてないってこと?」
「だって、青くんいつもと違うんだもん。いつもはあんないじわる言わないのに」
 そんなに過激なことは言ってないつもりだが、なかなか効果があったらしい。
「嫌だった?」
「嫌じゃないけど、恥ずかしいよ……」
「こんなに濡れてるもんね」
 秘所の入口を強めに撫でると、伊月さんは「ひゃっ」と声を上げた。
「エッチしたくてうずうずしてるの?」
 中指を中まで進入させる。
「んっ、……それ、は」
 ほぐすようにかきまぜながら、膣の感触を楽しむ。
「エッチしたくて朝からずっと待ってたんだよね。セックスのためだけに早起きしてうちに
来たんだもんね」
「ち、ちが──あんっ!」
 指の腹で側面を擦ると、びくりと体が震えた。
「違わないよ。さっきから挿れてほしくて脚動きっぱなしだもん」
「んっ、そんな、こと……」
 ぼくはこんなにSだっただろうか? 普段とは違うやり方のせいか、ドキドキ感が全然
違う。
 伊月さんのあそこはもう全然弄る必要がない。愛液が洪水のように漏れ出てきて、中が
ひくひく痙攣するように動いている。
 指を引き抜いて、パンツとショーツをするすると脱がす。こもった雌の匂いが股の間から
漂ってきて、こちらの雄の本能を刺激される。
「もう、いいよね?」
 伊月さんはこくりと頷き、
「……やっぱりダメ」
「…………えっ!?」
 完全に臨戦態勢だったぼくは、予想外の言葉に固まった。
 意地悪しすぎたかな?
「……え、なんで? だって今頷いたのに、」
「……」
 伊月さんはじっとこちらを見つめている。
 その目はなんだか不満気で、ぼくはなぜか慌てた。自分の至らなさを責められている
ような気がした。
 しかし理由はわからない。
「……ごめん、やっぱり意地悪しすぎたよね。慣れないことするものじゃ」
「違うの」
 伊月さんは首を振ると、ぼくの服に手をかけた。
 服?
「脱いでくれないと、直にくっつけないじゃない……」
「…………」
 ぼくは急いで服を脱ぎにかかった。

 互いに生まれたままの姿になって、改めて向き直る。
 仰向けになってこちらを見つめてくる伊月さんの体はどこもかしこも綺麗だった。ほくろ
一つない白い肌に微かに浮く汗がやけに色っぽい。
「いれて……青くん」
 伊月さんの言葉に答える手間さえ惜しく、ぼくは一気に彼女の膣内に進入した。
「ああああっっ!!」
 嬌声が部屋に響いた。待ちに待っただろう逸物を、膣口から奥まで全体で締め上げて
くる。危うく出そうになり、ぼくはなんとか力を込めてこらえた。
「い、伊月さん」
「ひさびさのあおくんだ……あおくぅん」
 陶酔したように甘い声を洩らす伊月さん。
 中の具合は液でとろとろで、伊月さんにまったく痛みはないようだ。しかし締め付けは
精液を絞り取るかのようにきつく、どれだけ長く保たせられるだろうかとぼくは不安に
なった。気を抜くとあっという間に出てしまいそうだ。
「あおくん」
「な、なに?」
「ぎゅってして」
 両手を広げて期待の目を向けてくる。
 ぼくはゆっくりと伊月さんの上体を持ち上げて、抱き締めた。
「……」
「……」
 体が直に触れ合い、温もりが汗ばんだ肌を通して伝わってくる。
 性的な興奮とは別に、愛しい人の温もりにドキドキした。
 伊月さんは安心したようににっこりと微笑む。
「あおくん……だいすきだよ」
「……うん。ぼくも大好きだ」
 しばらく動かずに、ただくっついてお互いを確かめ合った。
「ドキドキしてるね」
「うん……そろそろうごいて」
「わかった」
 対面座位の体勢で、ぼくは腰を動かし始めた。
 相変わらず膣内は窮屈だ。絡み付く襞々の感触は性器が溶かされるような錯覚さえ受けて、
下腹部全体に強烈に響く。
 しかし愛液の量がいつもより多いようで、案外スムーズに動ける。
「ん、あん……あ、おっき……あん」
 そんな意識はないだろうが、間近でそんな声を聞かされるともっと激しくしたくなる。
 緩慢な動きである程度慣らしていくと、ぼくにも少し余裕が生まれた。これならちょっと
くらい激しく動いても大丈夫だろう。
 腰に手を回して文字通り本腰を入れた。
「きゃうっ」
 腰をぐいぐいと押し付けて膣内の感触を堪能する。硬い肉棒で内部をぐちゃぐちゃに
かき回しにかかる。
「やっ! あっ、んんっ! あんっ! はげ、し……あっ、あぁん!」
 一際激しい嬌声が上がり、こちらの興奮を助長させる。
 たまらなく気持ちいい。
 この世の何よりも気持ちいいとさえ思える快感に、ぼくはただ溺れていく。

「あおく……んんっ」
 すぐ目の前にあるみずみずしい唇を奪う。
「ん……んちゅ、あむ……んん……」
 吸い付いたといった方が正しいくらいに夢中でキスをした。唾液でべたべたになるのも
構わず舌を絡め合った。
 きつく抱き締め合うことで互いの胸が密着する。柔らかい感触の向こうに心臓の鼓動を
はっきりと感じた。伊月さんもドキドキしているようだ。当たり前だろう。こんな行為、
ドキドキしないでやれるわけがない。
 肉付きのいいおしりを鷲掴んで、さらに激しく腰を突き上げた。
「ふああっ! あんっ、あくっ、だめっ、やんっ、あっ、あっあっあっ、あぁっ!!」
 小刻みなリズムでひたすら腰を振る。亀頭が襞々に擦れて奥に突き当たる度に快感が
生まれる。陰嚢の奥がどんどんむず痒くなっていく。
「あおくん、きもちいいのぉ……もっと、もっとして……」
「伊月さん……伊月さんっ」
「あんっ、あっ、やっ、あっあっあっあっ、あぁっ、だめっ、いく、いっちゃうっ」
 甲高い声に合わせるように射精感が高まっていく。
「いくよ、伊月さん! 中に出すよ!」
「うんっ、あおくん、きて、きてぇっ!」
 瞬間、限界が訪れた。
 引き絞られた矢が放たれるように、膣奥で精液が勢いよく噴き出た。
「ううっ!」
「ああああああああっっっ!!!」
 伊月さんの絶頂の声が部屋中に響き渡った。
 精液と愛液が混ざり合う膣中で、ぼくは自分の性器を尚も動かし続ける。溜まりに
溜まった精液を出し切るように、びくびくと性器が震えた。
「んん……」
 余韻に浸る伊月さんはぼくの体にしがみついて少しも離れない。
 荒い呼吸を繰り返しながら、ぼくらはしばらく繋がったままでいた。

      ◇   ◇   ◇

 ようやく射精が止まり、気分が落ち着いてきた。
 逸物を引き抜こうとすると、伊月さんが腕に力を込めた。
「伊月さん?」
 ぼくは怪訝に思って尋ねる。
「離れないで……」
 絶頂を迎えて力が入らないのだろう。腕の力はどこか弱々しい。
 陰嚢の奥が再びうずいたような気がした。
「伊月さん」
「え? ……きゃあ!」
 中に挿さったままの肉棒をぐい、と突き動かすと、伊月さんは悲鳴を上げた。
「あ、青くん?」
「ごめん、またしたい」
 伊月さんはびっくりしたように目を丸くした。
「今日の青くん、すごいね……」
「ごめん、止まらなくて」
 伊月さんはクス、と小さく笑った。
 その笑みは子供のやることをしょうがないなあと許す母親のようで、しかしその奥には
嬉しさがはっきりと見えるようで、
「……ううん、私もしたい。だから、たくさんして」
 本当に嬉しそうに、彼女は笑った。
 ぼくはごくりと生唾を呑んだ。
「伊月さんっ!」
「あっ」
 許可をもらった以上、もう我慢はできなかった。
 小さな悲鳴が上がるのにも構わず、ぼくは腰を振り始めた。
 伊月さんもそれに合わせるように体をリズミカルに動かす。
「あおくん、あん、あっ、あっあっ、あおくぅんっ」
「ふっ、ううっ」
 獣のように互いを求め合い、ぼくらはその夜何度も何度も愛し合った。

      ◇   ◇   ◇

 別に深い何かがあったわけじゃない。
 ずっと弟みたいな存在だった彼を見る目が、ちょっと変わっただけだ。
 高校の頃、初恋の先輩が他の女の子と付き合っていることを知って、少し淋しくなった。
 泣かなかった。嫉妬もなかった。ただ、告白できなかった自分が悔しかった。
 せめて想いを伝えられれば、それだけでよかったのに。
 そんな思いにとらわれているときに、ある男の子が言ったのだ。
『お姉ちゃん、元気出して』
 近所に住む男の子だった。よく一緒に遊んだ相手だったが、私が高校に上がってからは
あまり会っていなかった。
 元気だよ、と答えると、彼は心配そうに顔を曇らせた。
『でも、淋しそうだよ』
 私は驚いて、しばらく彼の顔をまじまじと見つめてしまった。
 男の子は私の手を取った。
 私の手を包むにはその手は少し小さくて、けれどとても温かかった。
 昔遊んでいた頃は、私が彼の手を優しく握ってあげていたのに。
 私はその小さな手を、きゅっ、と握り返した。
 初めて私が彼に寄りかかった日──
「……たったそれだけのことだよ」
 横で眠る彼に言うでもなく、私は呟いた。
 その日からあなたを見る目が少し変わっただけ。
 手を握るときも意識が少し変わっただけ。
 特別って程のことはない。
 変わったのは唯一、私の心。
「大好き、だよ」
 私は彼の胸に寄り添い、かつてよりずっと大きくなった手を握った。
 温かい感触はどこまでも心地よかった。

以上で投下終了です。
保健医設定より幼馴染み設定の方が強いですね今回は。
……食診、入れた方がよかったでしょうか。

それではまた機会があれば

RTGJ!(リアルタイムグッジョブ)

流石の一言です
ベテランから初心者まで幅広く受け入れるこのスレの懐の広さに感動

GJ!
甘くて歯が溶け出したかと思ったら、最後の伊月さんの語りで切なくなってしまった


前々から思ってたんだが甘え合える幼馴染みコンビニに売ってないかな?

GJ!!
隠し味のせいで、甘さが大変な事になってる…

475ほどの贅沢は言わんが、甘えん坊な年上の女性、通販で売ってないかな?

お、かおるさとー氏か。超GJ

……口の中が甘ったるくてしょうがないから岩塩なめてくるわ

GJ!
ホントにいい作品をお書きになる…

甘えっ娘の価値はプライスレスだよ

GJ!!
甘すぎて歯が蝕まれました

GJ!

この三連休初日に風邪引いて、誰にも看病されずにひたすら寝ていた俺に甘え娘の加護を…

即席で申し訳ない


某インターネット掲示板に書かれた文を見て七氏田 千夜(ななした ちよ)は苦笑しながら呟いた。

もっと早く言ってくれれば、私が連休中ずっと看病してあげたのに。
・・・今から行って少しだけでも看病してあげた方が良いのかな?
風邪なんだからお風呂入ってないだろうし、体拭いてあげなきゃ。
溜まってるだろうからあっちの方も処理してあげないと。

おじやを沢山作ってフーフーして食べさせっこも捨てがたいし・・・





追記
:ななした ちよ=名無し達よってことで

甘えん坊な彼女とおにいちゃん大好きな妹が彼氏の取り合い


甘えん坊な彼女と甘えん坊な姉と甘えん坊な妹と甘えん坊な義妹と甘えん坊な生徒会長と甘えん坊な部活の先輩と甘え(ry

「甘ったれるな!」が口癖の女性鬼教師
あとは分かるな?

「宿題なんて提出しなくても何とかなる――なんて思ってませんか?」
 先生はそう言ってゆっくりと教室にいる生徒達の顔を見渡した。
 時は帰りのHR、ウチのクラスで英語の課題を提出していない生徒が多いという話を
受けて、僕らの担任である倉田かりん先生がこうして説教をしているわけだ。
「そんな甘ったれた考えは、私には通用しませんよー。」
 こういう時の先生は怖い。表面上は笑顔で、声も間延びしているのだが、逆にそれが
恐ろしさを倍増していると言ってもいい。宿題をやってこなかった生徒は先生を直視でき
ずに顔を伏せてしまっている。可哀想にと思わないでもないが、自業自得だ。
「明日までにやってこなかった子達は――」
 笑顔で裁定を下す。
「終わるまで教室に残ってもらいますからね。」
 語尾に音符マークでもついていそうな声色で、非常の裁決が下りる。ウチのクラスの
いい所はこういう時でも不平の声が挙がらないことだろうか。……いや、えーっなんて
声をあげたものなら、もっと酷い仕打ちがくるであろうことを本能で理解しているだけか。
「それじゃ、今日のHRはおしまいです。
 寄り道せずにまっすぐ帰ってくださいね。」
 その言葉を合図にクラス皆が各々好きに動き出す。
「にしてもかりんちゃん、可愛い顔して相変わらず厳しいよなぁ。」
 先生には聞こえないように声をひそめ、隣の席の相原が声をかけてきた。
 ちなみに先生は短大出の若さと外見の可愛らしさのせいか、生徒の大多数からは
かりんちゃんなどとと呼ばれていたりする。
「まぁでも宿題をやってこないヤツが悪いってことで。」
 言ってしまえば自業自得なのだ。先生は確かに厳しいが、それは悪いことをした相手
に限った話であって、そうでない時は普通に優しく生徒からの信望も厚い。
 身内贔屓かもしれないけどさ。
「そうなんだけどさー。
 ――そういやお前、かりんちゃんとは元から知り合いだって言ってたよな。
 やっぱ厳しく注意とかされたりしてたのか?」
「……想像に任せるよ。」
 語れなかった。世の中には話してはいけないことというものが存在する。
「……悪かった。俺らじゃおよびもつかないような仕打ちを受けてたか。」
 どうやら僕の発言を肯定の意味で捉えたようだ。それでも構うまい。
「それじゃ僕はそろそろ帰るよ。」
「ん、ゲーセン寄ってかねぇのか。」
「悪いね、今日は用事があるんだよ。」
 正確にいうと用事はないのだが、早く帰らないととんでもない目に合うだけだ。
「オーケイ、了解。そんじゃ俺も今日はまっすぐ家に帰りますかね。」
 そうして僕は教室を出て家路についた。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 ――ガチャ。
 ドアの鍵が開く音がする。ちょうど夕食の用意も済んだので、僕は同居人を出迎える
ことにした。
「まーくぅーーーーーーん。」
 僕の姿が見えるや否や、先生がすごい勢いで飛びついてきた。
「ちょ、先生、危ないですって!」
 実際もう慣れてしまったから先生のタックル、もとい愛情表現を危なげなく受け止めら
れるようになってきたが、それでも万が一ということがある。
「大丈夫、だってまーくんが受け止めてくれるし。」
 いや、最初に飛びつかれた時は思い切り吹っ飛ばされました―ーなんて反論しても
意味がないことは先刻承知である。
「はぁ……。
 ホラ、夕食できてますから、着替えてきてください。」
「はーい――ってこのやり取り、何だか新婚さんみたいだよね。」
 上機嫌にそう言って僕から離れると、スキップでもしているんじゃないかと思ってしまう
ほど軽快な足取りで先生は部屋へと戻った。
「やれやれ、全く先生は――」
 僕と先生が出会ったのは僕が中○生の頃である。高校受験を控えた僕に、隣りの家の
お姉さんである先生が家庭教師として勉強を見てくれることになったのだ。そうして何を
間違えたのか、こうしていわゆる恋人同士になってしまったという漫画もビックリなお話な
わけ。
 夕食のおかずをテーブルに並べ終わると、部屋着に着替えた先生が居間に現れた。
「まーくん、今日の夕ご飯は?」
「なめこと豆腐の味噌汁に、煮魚、後は漬物ですよ。」
 ちなみにこの漬物、僕が漬けたものだったりする。
 両親共に仕事人間で夜遅くに帰ってくることが多いせいか、どうにもすっかり家事が趣味
になってしまっている僕なのであった。
「うーん、今日も美味しそ~。流石、まーくん、いつ私のお婿さんになっても大丈夫だね。」
 先生が嫁になるという発想はないらしい。まぁ、こうして先生の家にご飯を作りに来ている
という通い妻、もとい通い夫じみたことをしているのだから仕方がないのかもしれない。
 ちなみに先生は現在一人暮らしをしているのだが、家事能力が壊滅的でこうして僕がご飯
を作りにこないと数日で栄養失調になるわ部屋は散らかしっぱなしになるわで、半同棲のよ
うな形で僕が先生の面倒を見ていたりする。
「それじゃ、食べましょうか。」
「「いただきます。」」
 まず煮魚の出来を確かめる。……うん、悪くない。僕の好みとしては煮魚はあまり甘くない
方がいいのだけれども、先生の好みに合わせて甘めに味をつけてある。
「う~ん、美味し~。」
 先生が蕩けきった表情で幸せそうな声をあげる。こうして全力で喜んでもらえると作る側と
しても嬉しいものだ。

「ホラホラ、まーくん。あーーん。」
 そう言って先生は箸で煮魚の身を一口分ちぎると、僕の前に差し出してくる。
「いや、自分の分ありますし。
 というか今僕も食べたから味わかりますし。」
「あーーーーんっ。」
 いつもの如く僕の反論は無視らしい。こういうことを毎日のようにされていると、わざわざ僕
の分と先生の分、皿をわける必要がないんじゃないかと思えてしまう。
 ともあれ差し出された先生の箸がプルプルと震えてきたので、僕は仕方なく「あーん」をされ
てあげることにする。……ほら、落としたら勿体ないじゃん? なんていう言い訳じみた言葉が
常套句として頭の中に思い浮かぶ時点で、僕も十分末期なのかもしれない。
「美味しいよね? ね?」
 目を輝かせながらそう尋ねてくる。これが素面なのだから恐ろしい。
「えぇ、美味しいですね。」
 自画自賛になるみたいで嫌なのだが、こう答えないと、「私が食べさせてあげたもの、美味
しくないんだ……」としょぼくれてしまうのだからどうしようもない。
「うんうん、だよね。まーくんの私への愛情が詰まってて美味しいよね!」
 愛情の部分が妙に強調されている。愛情で料理が美味しくなるのなら、先生が僕に作って
くれる料理だって美味しくなってくれても、いや、せめて人間がまともに食べられるものになっ
てくれてもいいはずだ――などということは思っていても口に出してはいけない。
「それじゃ次はまーくんが私に食べさせてくれる番だよね?
 あーーーん。」
 そういうと先生は、雛鳥が餌をねだるかのように口を開けた。雛鳥のように、というのは我な
がら言いえて妙だ。無垢な雛鳥は親鳥から餌をもらえないことなんて想像しやしない。先生も
僕がご飯を食べさせてあげないなんて思ったりはしないのだろう。
 全く、先生は卑怯だ。そんな表情を見せられて断れる男なんているわけないじゃないか。
 それでもほんの僅かの抵抗で「あーん」とは言わずに、先生の口の中に煮魚を入れる。もぐ
もぐと、なんていうかわいらしい擬音が似合う様子で、先生は僕の作った料理を味わって食べ
てくれる。
「うーん、しあわせぇ。」
「……良かったですね。」
 僕も幸せですよ、とは言えずに、軽く視線を逸らす。でも、そんな僕の照れっぷりも先生から
すると幸せの1つなのだと以前に聞いたことがある。
 全く、先生には適わないなぁ。
 こうして今日の夕食も円満なままに終わるのであった。 

女教師もので書こうとしてみたが、何だか少しズレてしまった気がしなくもない
だが私は謝らない

俺の体は(糖尿病で)ボロボロだ!
GJです

口元が弛みっぱなしになったんだが、責任をとってもらおうか

480だが

全然即席感がしないよおおおお!一気に風邪吹っ飛んだ!
みんな、風邪には糖分って新たな○説が発見されたぞ!
これは甘ノーベル賞間違いなしだ!

マジGJでした!

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「まーくん、今日は泊まってくんだよね?」
 夕食の後、僕と先生は居間でテレビを見ながらのんびりとしていた。
「えぇ、今日は両親が帰ってきませんから。」
 僕の家では時折そういうことがある。先生と半同棲生活を始めてから、そういった日には僕が
先生の家に泊まるという暗黙の了解が成立している、もとい成立させられた。僕としては男であ
る以上持て余すものがないではないので、手放しに喜んでいいのかわからない状態である。
「と、いうことは今日は一晩まーくんに甘えたい放題……うふふふふふふ。」
 いつものことではあるのだけれども、こうやってだらしない笑みを浮かべて壊れられるのは僕と
しては正直怖い。
「ってそういうワケにもいきませんよ? 英語の予習と数○の課題がありますし。」
 課題はともかく、予習の方は普段毎日しているというわけでもないが、明日は訳文を読まされ
ることになっているので予習しないわけにはいかない。
「むー、予習も課題もしないでいいじゃない。」
「そういうわけにはいきませんって。」
 というか教師の言う台詞じゃない。
「大丈夫、まーくんの成績が悪くても私が何とかするし!」
 いや、できるわけないと思います。
 本当にこの人は、今日のHRで『宿題をしないで済むなんて甘い考えだ』と言い放った先生と同
一人物なんだろうか?
「ズルはいけませんよ。
 そういうワケでそろそろ勉強しに一旦家に戻ります。」
 ちょうど見ていたバラエティ番組も終わったところで区切りがいい。
「ぶー、まーくんは私より勉強が大切なんだ……。」
「いや、そういう問題じゃないでしょう。」
 冷静に突っ込む。
 尤も先生も本気で拗ねているわけではない。教師としても恋人としても、真面目に勉強しようと
いうのを止めはしないだろう。多分。
「今の内に先生も仕事を――」
「あ、今日やっておかないといけない分は終わらせてあるから大丈夫。
 ホラ、終わらせておかないとまーくんに甘えられる時間が減るし。」
「……そうですか。」
 動機が不純なことには突っ込まない方がいいのだろう。
「すみませんけど、すぐに済ませてきますから待っていてください。」
 ともあれ先生がこうして一緒にいられる時間を少しでも長くしようとしてくれたのだ、僕もさっさと
予習と課題を済ませてしまわなければ男が廃るというものだろう。

 ――そうして30分後、我ながら驚異的な速さで勉強を済ませて戻ってきたのだが。
「先生?」
 先生は見事に机に突っ伏していじけていた。
「うー、まーくん遅いよぉ。待ちくたびれたよぉ。」
 いや、これでもだいぶ急いだんですが。
「まーくんがいないと寂しいんだよぉ。」
 尚もうーうー唸りながら恨み言(?)を口にする。
 参ったな、本格的にいじけモードに入ってしまったようだ。こうなってしまうと機嫌が戻るまでに
だいぶ時間がかかってしまう。
「そうだよね、英語の加藤先生、美人だもんね。私なんかより――」
「それは、ないです。」
 これだけはキッパリと否定した。
 僕が好きなのは、その、……かりん先生だ。
「えへへー、ちゃんと否定してくれるんだ。」
 先生はそこで顔を上げる。その表情はにんまりと笑っていた。
 ……もしかして、遊ばれた?
「先生、それはちょっと卑怯だと思いますよ。」
 何がどう、とは言わない。言わなくてもわかってるだろうから。
「うーん、ホラ、愛情確認?」
 女性は往々にして愛情を確認したがるなんていう一般論を相原から聞かされたことがあるが、
先生も例外ではないらしい。

「それじゃこの後はずーっと一緒だねー。
 まずは先にお風呂に入っちゃおうか。お風呂沸かせてあるし。」
「じゃあ先生が先で――」
「駄目、まーくんが先。」
 見事に拒否されました。こうやってきっぱり拒否してきた時はどう僕がどう反論しようと受け付
けてくれないのだ。
「わかりました。それじゃ先にお風呂頂きますね。」
「うんうん、ゆっくり漬かっていってね。」
 ニッコリ笑って僕を風呂場へと送り出してくれる。
 ……おかしい。何かがおかしい。
 脱衣所で服を脱いでいる間そんな不信感に捉われていたが、結局何がおかしいのか気づけ
なかったので僕は思考を停止させて風呂を堪能することにした。
「ふぅ……。」
 親父臭いと我ながら思わないでもないのだが、お湯につかるとどうにもそういう声が出てしまう。
日本人の習性だろう、きっと。
「まーくん、お風呂、どう?」
 脱衣所から先生の声が聞こえる。
「いいお湯加減ですよ。ありがとうございます。」
 風呂場と脱衣所と遮るガラス戸越しの会話――こんなのも先生に言わせると『新婚さんぽい』
ということになるんだろうか。
 そんな風に考えながら曇りガラスの向こう側を覗いて気づいた。
「……先生、もしかしなくても服を脱いでいませんか?」
「うん、もしかしなくてもそうだよ。」
「Why?」
「お風呂に入るのに服を脱がないわけないでしょ。」
 当たり前のようにそう言い放った。
 そう、僕は気づくべきだったんだ。何で先生は僕に先に風呂に入るよう言ったのか。お風呂に
するのなら何で僕が家に戻っている間に先生が入ってしまわなかったのか。そして僕を風呂場
に送り出した時のあの笑顔。思い返せばヒントはこんなにあったというのに。
 まさか先生が一緒に風呂に入るだろうなんて思いもしなかったのか、それとも僕は無意識に
それを期待していたのか。
 そんなことを考えている間に、僕と先生を遮っていたガラス戸は開かれてしまった。
「さ、まーくん、久しぶりに一緒にお風呂に入ろ♪」
 今度は間違いなく音符マークがついていた。僕は慌てて自分の股を隠そうとするが、それより
早く先生は僕の足と足との間にもぐりこんでしまった。そして全てをゆだねるかのように背中を
僕の胸に預けてくる。
「広いお風呂はいいよねぇ、こうして二人で一緒に入れるし。」
 先生の言葉は半ば僕の耳をすり抜けていた。先生の乱入に驚いていたからというだけでは
ない。眼前に広がるこの光景も大きな原因であった。
 胸って、浮くんだなぁ。
 先生は背こそ小さいが、出るところは出ているし引っ込むところは引っ込んでいる。うん、この
表現は抽象的でいい。こういった部分も先生が生徒(主に男子)から好かれる理由の1つでは
あるようなのだけれども、僕はそういう話題を振られるのが好きではなかった。
 僕にも独占欲だとかそういうものはある。
「――まーくん、やっぱりおっきいねぇ。」
 先生の発言で我に返る。
「そりゃ、男ですから。」
 しかし僕は我に返る前に気づくべきだったんだろう。
「あ、うん、そうだけど、そうじゃなくてね。」
 先生の頬が赤く染まっている――って、あああああああ。
 僕の愚息はどうやら僕と違って素直らしかった。愚かな息子と書いて愚息というのは言いえて
妙だよなぁ!
「その、すみません。」
 小さくなれと思って小さくできるものでもなく、僕は謝るしかなかった。
「ううん、いいのいいの。おっきくなられなくても寂しいし、ね?」
 それは確かにそうなのかもしれないけれども、男の側からするとがっついてるみたいで何だか
情けない気持ちになるものである。
「……ねぇ、まーくん、しよっか?」

「え?」
 これまた情けなさを上塗りするかの如く僕は聞き返してしまっていた。
「実は私、半分そのつもりだったから。」
 そういって先生は肩越しに僕の顔を覗き込む。その顔は、お風呂に入ったからなのかそれとも
他の理由もあってかいい具合に赤く染まっていて、すごく扇情的だった。
 こんな言葉をかけられて、そんな姿を見せられて、欲望を我慢できる男なんているはずもない。
それに我慢する方が失礼だとも僕は思う。だから僕は素直に先生の細く魅力的な体を抱きしめ
た。
「まーくん……」
 切なそうに僕の名前を呼ぶ唇を、ついばむ。
「ん…あっ……んむ」
 舌と舌とが触れ合う。互いの口の中を舐めあう。愛おしむように、貪るように、僕らは呼吸も忘れ
て大人のキスを交わしていた。
「ぷは……はぁ~……っ」
 唇が離れ、互いの唾液が糸を引く。
「キスしながら息をするの、難しいよね。」
「ですね。」
 呼吸を鼻に任せてしまうというのもいい手段かもしれないけれども、キスをしている中鼻息荒く
なってしまうのは流石に情緒がない、と僕は思う。
 キスはここで一旦終わりにし、僕は先生の胸に触れる。
「ひゃん!」
 可愛い声が挙がる。そんな可愛い声を出されると、男としては優しくするのが難しくなる。
 それでも僕は壊れ物を扱うかのように丁寧に先生の胸の感触を味わうことにする。
「ん……うぁ……んんっ。」
 乳首にも触れてないというのに先生の口からは甘い声が漏れる。先生の胸は大きくて形も良く
て、それでいて敏感だというのだから堪らない。
「先生、もう乳首がこんなになってますよ?」
 思わずこんな意地悪な言葉が口に出る。
「ん、言わないでよぉ。……ひゃうん!」
 ぷっくりと膨らんだそこを摘んでやると先生の口からは更に切ない声が漏れた。
「ひぅ……んっ……はぁっ……」
 次第に昂ぶってきたせいか、次第に先生の胸を弄る手つきが荒くなってくる。先生の嬌声も、
そんな僕の手の動きに呼応して段々と高くなってくる。
 僕の下半身も段々と納まりがつかなくなってきていた。
「先生、そろそろ――」
「うん、一旦湯船から出よ? のぼせちゃうし。」
 そう言って先生は湯船から出ると壁に手を突いた。
「まーくん、きて。」
 甘えるようなその声に、僕はしっかりと応えた。
「んっ」
 何度か僕のものを受け入れたことがあるというのに、先生の中は僕を逃すまいとぎゅうぎゅう
に締め付けてくる。こういうのを名器と言うんだろうか。生憎僕は比べる対象を知らないし、知ろ
うとも思わないから真偽はわからない。
 入れるだけでも気持ちがいいとはいえ、それだけで満足できるわけじゃない。僕はゆっくりと
腰を前後に動かし始める。
「んっ! うぅ…あっ! ひゃん! 」
 腰を打ち付けるたびに先生の口から甘い声が漏れる。
 僕は腰を動かしながら胸にも手をやった。
「ひゃうん、駄目! 胸、感じちゃうから、やぁ!」
「先生も、気持ちよくなってくれないと、困るんです、よ。」
 先生の柔らかい双乳をこねくりまわす。気持ちよくなってもらいたいと言いながらも、僕は自分
の欲望のままに先生の胸を蹂躙するだけだった。

「んあっ! あっ、ひゃうん!」
 それでも感じてくれるものらしい。先生の声はさっきよりも大きくなってきていた。
「あっ! 駄目! 胸、もう駄目! やぁん、胸、やめてくれないと、先イっちゃうからぁ!」
「それならっ!」
 僕も一緒にイケるようにしてしまえばいい。
 腰を動かす速度を上げて追い上げに入る。
「あんっ、やぁ、駄目ぇ、そんな激し――ひゃぁっ!」
 腰を打ち付ける音、結合部からの水音、その二つが嬌声に負けじと浴室に響く。
「ダメ、ダメ、もう、もう――」
「僕も、もう出そうです!」
 欲望のままに腰を動かしながらも、タイミングだけは間違えてはいけないと理性を振り絞る。
「ひゃう、ダメ、あん、ああっ、あぁーーー!」
「……っ!」
 中が痙攣し僕のものを搾り取ろうとする寸前、僕は愚息を引き抜いた。
 白濁液が先生の背中に飛び散り、汚す。
「はぁ、はぁ……あぁ……!?
 やぁ、だめ、見ないでぇ!」
 え、と疑問の声をあげる間もなかった。先生のアソコから、ちょろちょろと小水が漏れる。
「やぁ、いやぁ。」
 嗚咽を漏らす。
 涙目の先生、背中には僕の出した白濁液、そしてあそこから漏れる小水――僕は何故だかこ
の光景に興奮を覚えてしまい、目を逸らせなかった。
 ひょっとして、僕にはマズい性癖があるんじゃなかろうか。
「止まってよぉ……。」
 先生の泣き声とは裏腹に、しばらく先生の放尿は止まらなかった。
 そして興奮してしまった自分のナニを隠しながら、そんな先生を泣き止ませるのにはもっと多大
な時間がかかったというのは言うまでもないだろう。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

「うぅ、穴があったら入りたいよぉ……。」
 泣き止みこそしたが、先生は未だいじけたままだった。
「先生、そんなに気にしないでくださいよ。」
 というか寧ろあんな状況で興奮してしまった自分が穴に入ってしまいたかったりする。
「だってぇ、だってぇ。」
 こうなってしまうともう駄々っ子と同じである。これじゃどっちが先生でどっちが生徒なのやら。
まぁ、普段からどっちがそうなのかわからないような言動が多い気もするけど。
「まーくん、嫌だよね? Hした後お漏らししちゃう恋人なんて嫌だよね?」
「そんなことで嫌になったりなんてしませんよ。」
 その言葉が偽りでないことを示すようにぎゅっと抱きしめてあげる。先生は気持ち良さそうに
身をよじらせるが、それでも尚続ける。
「でも、これがきっかけでまーくんが私としてくれなくなったりしたら――」
「だからそんなことはないですから。」
 更に頭を撫でてやる。流石に事が事なだけに(?)あっさり元気になってくれはしないようで
ある。
「うぅ~。」
 こうなったらもう腹を括るしかあるまい。
「アレです。世の中には女性のそういう姿を見て興奮する人もいるんですから。」
 腹を括ったつもりでも一般論に逃げ込んでしまう辺りが僕の情けないところである。
「……」
 沈黙。もしかしなくても間違えただろうか。
「まーくんは、」
 そう思い始めたときに先生が再度口を開いた。
「まーくんは、興奮、した?」
 不安そうな表情で、上目遣い。こんな表情をされたら嘘なんてつきようがない。
「正直にいうと、少し、興奮しました……。
 すみません。」
 変態の烙印を押されようが構うまい。
「なら、いっかな。……まーくんが、興奮してくれるんなら恥ずかしくてもおっけーだよね。」
 複雑そうな声色ではあるものの、少しは元気が出たのであろうか。先生は僕の腕から抜け
出すとぎこちない笑顔を浮かべた。
 微妙な誤解がありそうなものの、先生に笑顔が戻るのならそれでいい。……いいよな?
「もう、寝ちゃおっか。」
「ですね。」
 何だかんだでもういい時間だった。
 折角泊まりに来れる日だというのにてんやわんやの内に時間は過ぎ去ってしまったようだ。
 一緒に寝室のベッドに横になる。これも先生の希望で押し切られた決まりごとではあるの
だけれども、今日はこれでいいだろう。
「おやすみ、まーくん。」
「おやすみなさい、先生。」
 寝る前の挨拶を交わしてから、唇を重ねる。
 ほどなくして、先生の口から寝息が漏れる。先生は寝つきが異様によく、こうして二人で一緒
に眠る時は、大抵僕は眠りにつくまでの間先生の寝顔を眺めていられるのである。
 眠りについた先生を起こさないように髪を撫でてやる。
「……んっ」
 気持ちよさそうに先生は僕の手に頭を委ねる。
「……まーくぅん、愛してるよぉ。」
 うっとりとした表情で漏れる寝言は、僕の名前だった。
 苦笑する。本当に、この人は。
「僕も愛してるよ、かりん。」
 彼女が寝ている時だけ僕が彼女を名前で呼ぶことは、多分誰も知らない。

明日平日なのにこんな時間まで何やってんだ、俺orz

Hシーンを書くのは初めてなので色々とごめんなさい。
あと最後のは完全に趣味です。そっちもすまんかった。

おい、なんだこの成分は!?甘過ぎて目が冴えちまったぞ!!
どうしてくれるんだ?








GJ

久々の良作にGJ 

一番甘く感じたのが最後の2行だった俺って・・・

ここのSSを読むとどんな目覚ましより目が覚めるな
GJ!

>497
GT!(グッド糖尿の意)

ったく変な言葉つくってんじゃねーよクソが



GT!(グッド糖尿の意)

夜勤の看護師達が愛の触診という名の甘~い診察

理数系甘えん坊書こうと思ったら素直クールと区別がつかなくなった(´・ω・`)

「こうやって腕を背中に回すことによって、接触面積が3.03%増加するのだよ」

甘えんぼうはあらゆるジャンルを包含しうる概念なのだよ!

スレの雰囲気をぶった切って投下します。

「いつも」シリーズ最終話です。

相変わらずの非エロ・糖度は…皆さんの判断にお任せします。

それでは…、

「優太郎くん…、一緒に帰ろう…?」

私は、教室から出てきた優太郎くんの姿を見つける。
そして、少しずつ近づいてそう尋ねてみる。

この言葉を、緊張した面持ちで言っていたこともあった。
不安に押し潰されそうになりながら言っていたこともあった。

でも今は、それほど不安に感じていなかった。
何故だかわからないけれど、大丈夫だろうと思っていた。

「うん、一緒に帰ろう」

優太郎くんが私に応じてくれる。
私は嬉しくなって、自分の顔が緩んでくるのがわかる。
私は「うん…」と言って、優太郎くんの左側につく。

(手…、繋いでほしいな…)

私はそう思い、立ち止まったまま、優太郎くんの顔を覗き込む。
そして、少しずつ右手を優太郎くんのほうに差し出してみる。
大丈夫だとは思っていたけれど、やっぱり少し恥ずかしくなって、体をもじもじとさせてしまう。

優太郎くんは、そんな私を見ていたからなのか、少し笑っていた。
そして私に優しく微笑んで、優太郎くんも左手を少しだけ私のほうに動かしてくれた。

私は伸ばしていた右手で、優太郎くんの左手をそっとつかんでみる。
思ったとおり、柔らかくて、暖かい感触…。
少し握ってみると、優太郎くんも握り返してくれた。

今、私の顔はものすごくふにゃっとなっているだろう。
そんなことは私自身が一番よくわかる。
だって、こんなにも嬉しいのだから…。こんなにも幸せなのだから…。
優太郎くんが、私と手を繋いでくれているのだから…。


「じゃあ、行こうか」
「うん…」

優太郎くんと私は、手を繋ぎながら歩きはじめる。

相変わらず、優太郎くんと私を見て、ひそひそ話をする人が結構いる。
「校門前で毎日ラブコメをしているカップル」ということで、○校内外で非常に有名になっているらしい。
優太郎くんと私のやりとりを見るために、毎日校門前で張っている生徒もいるということを、最近知った。
思い返してみると、確かに恥ずかしいことをしていると思う。
優太郎くんと私は、すれ違う人たちと顔を合わせないように、廊下を通っていった。

下駄箱で靴を履き換える。
そして靴を履くために離していた、優太郎くんの左手と私の右手をまた繋げる。
優太郎くんと私は顔を見合わせて、笑顔になった。
どちらからともなく、また二人で歩きはじめる。

ふと目を前に向けると、男女のカップルがいるのがわかった。
私は前にいる二人をどこかで見たような気がした。
男女のカップルは腕を組んで、幸せそうに歩いていた。

(いいなぁ…)

私はうらやましく思い、優太郎くんの顔色を伺った。
相変わらず、優太郎くんは優しそうな表情をしていた。
私は、もう少しだけ優太郎くんのそばに近づきたいと思った。

体を優太郎くんのほうに近づけていく。
ゆっくり、ゆっくりと、躊躇しながらも近づけていく。

不安や恥ずかしさ、緊張感は確かにある。
でも、私はそれでも優太郎くんに近づきたいと思った。

あの日、優太郎くんが私を初めて抱きしめてくれた日から、私は少し変わったような気がする。
何かが弾けたというか、何かが吹っ切れたというか…。
よくはわからないけれど、優太郎くんに少しずつ近づけるようになった。

肩と肩、腕と腕、体と体がそっと触れ合う。
じわじわと、優太郎くんのぬくもりが伝わってくる。
暖かくて、幸せなぬくもり…。

優太郎くんの顔を見てみる。
少しだけ顔を赤らめながらも、私に微笑んでくれた。
きっと今、私も同じような顔をしているのだろう。




何で、あの日から私は変わったのだろう。

あの日、優太郎くんと初めて手を繋いだから…?
あの日、優太郎くんが私を抱きしめてくれたから…?
あの日、優太郎くんが私の事を好きだということを改めて知ったから…?
あの日、私が優太郎くんの事を好きだと伝えたから…?

きっと、答えはわからない。

わからなくてもいい。
あの日があったから、今がある。
それだけでいい。

最近、私はこう思う。

何で、もっと早く優太郎くんと手を繋がなかったのだろう、と…。
何で、もっと早く優太郎くんに私の気持ちを伝えなかったのだろう、と…。
何で、もっと早く優太郎くんに近づかなかったのだろう、と…。
そうすれば、もっともっと幸せな気持ちを味わうことができたのに…。

きっと、答えはわからない。

わからなくてもいい。
今、私は幸せを感じているのだから、それでいい。

私はこうも思う。

私が、ずっと恥ずかしがっていたから、今があるのだと…。
私が、ずっと優太郎くんの左袖をつかんでいたから、今があるのだと…。
私が、ずっと同じことを繰り返していたから、今があるのだと…。
少しずつ、少しずつ優太郎くんに心を近づけていったから、今があるのだと…。

私が優太郎くんを好きで居続けて、優太郎くんが私を好きで居続けてくれた。
だから、幸せな今があるのだと…。


校門を抜けてすぐの所で、私は立ち止まる。
優太郎くんも、私に合わせて立ち止まってくれる。

そう、これはいつものことだ。

私は、優太郎くんの顔を見つめながら、口を開く。

「優太郎くん…」

私が前に、気を失った所で…。
私が初めて、優太郎くんに思いを告げた所で…。

「あのね…」

あの日から、ずっとしているいつものこと…。

「大好き…」

私は、優太郎くんに私の気持ちを伝える。
少しだけ、顔を赤くしながら私の気持ちを伝える。

優太郎くんは、そんな私を抱きしめてくれる。
優しく、柔らかく、それでも強く、私を抱きしめてくれる。

そして、優太郎くんも優しく私にこう言ってくれる。

「僕も、純の事が大好きだよ」

そう、これもいつものことだ…。
優太郎くんと私の、あたらしい「いつも」…。

投下終了。

「いつものこと」を投下したときは、まさかシリーズものにするとは思っても見なかったが…
まぁ、喜んでもらえたのなら幸いです。

拙い文章で申し訳なかったです。
何か、アドバイスを頂けたら嬉しいです。



投下終了。

最初はシリーズものにするとは思っても見なかったが…
まぁ、喜んでもらえたなら何よりです。

拙い文章で申し訳ない。
何か、アドバイスを頂けたら幸いです。



GJ!


投下終了。

今まで、読んでくれた方にものすごい感謝です。

何かアドバイスを頂けたら幸いです。

おおう、連投してしまったorz

最後の最後で、痛恨の誤算…

どうもです。


荒らしがくる可能性があるから。


了解。今度からそうするわ。

短期間で完結おつかれGJ!!
こういう静かなのもいいなぁ



暗黙の了解ってやつ。

> 「こうやって腕を背中に回すことによって、接触面積が3.03%増加するのだよ」

これ読んだら、俺の脳内で理系甘えっ娘が奇怪な演武を始めたんだが。

「……それが、前に言ってた“アマ=カタ”って奴?」
「そうだ。基礎の動きをマスターするだけで、接触面積は120%増加、
不意のキスの可能性も63%上昇する。では、さっそく実践といこうか(ぎゅっ)」
「いやあのさ、これって単に抱きついてるだけにしか見え――んん!?」
「(ちゅっ)やはり計算は正しかったな。ふふっ」

……自分でもさっぱり意味が分かりませんごめんなさい。

「お前に足りないものは、それは~ 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!
 そしてェなによりもォーーーーーーー甘さが足りない!」
まあこのスレの作品読んでこんな台詞吐けるやつがいるなら見てみたいな

その道一筋!で生きてきた人が恋した時の試行錯誤してるとこが可愛いな。
好きな人の為に初めて料理を作るとか、デートで可愛い服着たり

>412

なんというラディカルグッドスイート

>413
誰がうまい(ry

間違えた
>414ね

>415

ラディカルグッドスイート局部限定とかいうとんでもデムパを受信した俺を許してください。

産まれて十八年間、剣道に明け暮れていた女の子が、初めて好きになった相手に試行錯誤しながら甘える話ですね。

「きょ、今日は君の分もお弁当を持って来たんだ。
一緒に食べてくれる…よな?」
と絆創膏だらけの手でお弁当渡されたり

「ど、どうだ?
こんな可愛いらしい服を着たこと無かったんだけど…。
似合うかな…?」
なんて上目使いで見つめられて、素直に褒めたら

「…可愛いなんて言ってくれたの、君が初めてだよ…」
と俯き加減の女の子にぎゅっと手を握られたり

「私は、君の事が、その…す、好きだ!」
とデートの最後に不意打ちでキスされるんですね!わかります!

さあ、褒美は存分に取らすから早く続きを!!

そういう子は昔から抑制されてた分
一線越えちゃうとエロエロになって
部活が終わって人気の無くなった剣道場でしちゃったり
Hの最中に何度もキスねだってきたり
女友達に変なこと吹き込まれて
首輪はめて犬プレイとか目隠しプレイしたり

終わった後も
「中に出してくれてもよかったんだぞ・・・?」って言われて
2試合目開始
結婚した後もずっとこんなかんじ

子沢山になりそうだな

兄貴繋がりで

『甘える』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならオレやオレたちの仲間は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に相手に甘えちゃって
もうすでに甘甘だからだ!だから使った事がねェーーーッ!
『甘えた』なら使ってもいいッ!

という電波が

スタンド ザ・グレイトフル・スイート
能力   周囲の人間を甘えんぼうにする

・・・何の役に立つんだこのスタンド     

このスレに限った話だが これ以上の力はない

「私は我慢するのをやめるぞ、男ー!」
がばっ♪



「男君にベタベタ甘える」「男君をメロメロにする」
『両方』やらなくちゃあならないのが甘えんぼうのつらいとこだな…
覚悟はいいか?私はできてる

ぎゅっ♪

や……やつは「甘えんぼう」になったんだ……!我々……男は、あ……「甘えんぼう」にだけは勝てない!甘えられるしかないんだ!

よう、俺
多分、使用法はこんな感じだ




「ふっふっふ。ザ・グレイトフル・スイート発動。」
「な、なんだ、このスタンドは、ま、周りのカップルがイチャイチャしだしたぞ。」
「これで私が抱きついてもみーくんは恥ずかしくないよね。」
ぎゅっ♪
「…………お前『覚悟』してるんだよな。俺に甘えるってことは、
俺に甘えられるかもしれないって『覚悟』してるんだよな?」
なでなで
「……うん。」
ぎゅう~
すりすり

ちゅっ♪




ちょいと違うか




J○JOでいけるなら○斗もいけるだろう

「どいつもこいつもニャンニャンニャン!
何故よ!何故私に甘えようとしないの!!

甘えろ!甘えろ!私は彼女だぁ~!!」


・・・スレ違いだな、すまん

『甘えたいっていう本心はあるけど恥ずかしかったり、性格が災いして素直になれず羞恥に悶える』
って女の子がいるよな。ツンデレだ
それと遠いような近いようなのが甘えっ娘

で、甘えっ娘には当然相手がいるんだが
このスレには甘えっ娘を中々甘えさせてくれなかったり、
恥ずかしいのかあんまりポジティブには甘えさせてくれなかったり
余裕の表情で軽くあしらったりする男が多いな

たまには甘えっ娘の甘え度に勝るとも劣らないほどの『甘えられたがり』な男がいてもいいと思うんだ
イチャイチャベタベタなカップルがさ
誰か頼む


……スレ違いか?

別にスレ違いではないと思う

ゲームの話で恐縮だが「こいびとどうしですることぜんぶ」みたいな感じか

あれはセリフが臭すぎていまいち合わなかったが

女「き、今日はよく頑張ったわね。ご褒美をあげるわ。ア、アンタ甘やかすのが好きなんでしょ?
  今日は私を甘やかす権利をあげるわ。か、勘違いしないでよ? あくまで御褒美なんだk
男「ほ、ほほ本当に!? らっきーーー!!」

がっばーーーー! ごろごろちゅっちゅごろちゅっちゅなでなですりすりぷにぷになでなで

女「ら、らめぇ、甘やかしすぎらよぉ……きゅんってなっちゃうのぉ……っ」
男「ダメ! まだ甘やかす!! うおおお好きだーーー!!」
女「うう……もうとろとろになっちゃったよう……おねがぁい、えっちしてぇ……」
男「だめ! まだまだ甘やかーーーす!!」
女「いやーーーんっ」


…………みたいな感じかな。ふぅ。

ちょっと違ったか。


すりすり、ごろごろ

男「女ちゃんってさ、甘えるの好きだよね~」

ちゅっ、なでなで

女「男くんだって、甘えられるの好きでしょ~」

ちゅっ、ぺろぺろ、すりすり

男「うん。甘えられるの大好きだよ」
女「えへへ、私も甘えるの大好きっ」

ちゅっ、ちゅっ、すりすり、ぷにぷに、ごろごろ

男「今日はずーっとこうしてようか」
女「さんせー。お昼も出前にしちゃおうよ」
男「電話してる間も甘えてくれなきゃやだよ?」
女「うんっ! えへへー大好き~」
男「僕もだよ」

んんー、ちゅっ☆


…………みたいな感じかな。ふぅ。

朝っぱらから糖分大量摂取させやがって………

それだ!バッチリだ!!
自分はこういうのが一番書きやすい

砂糖盛大にふいちまったじゃないか
なんてGJなものを投下してくれるんだ・・・

いいね、甘えっ娘が満たされてるシチュは和むわぁ

それは今執筆中と考えてよろしいか?

シュトレンというお菓子があるらしい
これからの季節にぴったりだ

甘いっていうかもう砂糖そのものじゃん。
ここは糖尿病予備軍の集会所ですか?

予備軍じゃねえし、末期患者だし

そしてかかりつけの医者が甘えん坊で結局治らないんですね、わかります

骨折して入院したら、担当医や看護師が全員甘えん坊で、甲斐甲斐しく世話までしてくれる。もちろん性欲処理まで全部。

という電波が飛んできた

完治してるのに退院させてくれないんですね?わかります

「もう俺完治してますよね?」
「だーめ♪あたしたちが治ってないっ♪」

当直の時の担当医や、夜勤の看護師達がベッドに潜り込んできて、仮眠という名の添い寝をするものだから、いつの間にか個室でキングサイズのベッドに移動させられてるとかな

愛の触診という名の甘~い診察

もはや食診

誰がうまいこと(ry

それなら、看護師はむしろ甘護師か

誰がうま(ry

剣道娘+甘えん坊ッ!!こんなに素晴らしい組み合わせだとは…ッ!!

ああ…こういう純恋愛モノも投下されてくるから良いんだよな
GJ!!

うp主には申し訳ないが



3分間書き込みがなかったら、
純は俺の嫁

阻止失敗したぁぁぁぁぁ

つうかこのスレ投下量が半端ないなw

隊長!自分の口腔内は既に一面焼け野原であります!!

うp主(笑)

たかが3分程度なら嫁どころか大した接触すらあるまい

確かに勢いで書けるからな
ネタゲットしたら短編ならすぐ書き終わるし

純ときいて正直801かと
すまんかった‥
俺歪んでるなぁorZ

土日のこのスレは全くもって恐ろしいぜ……。
まるで甘味料の絨毯爆撃や!!

GJぷりちー

投下します。
「いつものこと」の続編です。

相変わらず、非エロ・糖度低めです。
少々長くなってしまいましたが、ご了承ください。

それでは…、

「優太郎くん…、一緒に帰ろう…?」

教室の前で待っていた彼女がそう告げていた。
頬を赤らめながら、おずおずとした様子で対面にいる僕の返答を待っている。

僕は彼女が尋ねてきた唐突な質問の意味も、現在のこの状況もまったく理解できずにいた。

「あの…、優太郎くん…?」

彼女が発してくれたかすかな声のおかげで、僕の記憶がまざまざとよみがえってくる。
ほんの数時間前の出来事だった。

告白。

今日の昼休み、僕は彼女に告白したのだ。
○校の屋上、晴れ渡った空の下で…。

僕の完全な一目惚れだった。まだ会話をしたことすらなかった。
それでも、僕は全力で思いを告げた。
彼女が声を何か発する前に全力ですべてをぶつけた。

僕は君の事が大好きだ、ということを…。
僕は君と付き合いたい、ということを…。
ただそれだけを、全力で…。

全身が熱くなった。彼女の顔も赤くなっていった。
僕と彼女の熱を冷ますかのように、僕と彼女の間を吹き抜ける風。

風が穏やかに消えていくとき、彼女は回れ右をした。
そして、僕に背を向けた状態でこう言ってくれた。初めて聞く、彼女のとても小さな声。

「はい…」

それだけ言い残して、脱兎のごとく走っていってしまった彼女。
屋上に一人取り残された僕。
告白に成功したのか失敗したのかがわからなくなるほど、僕の心臓は高鳴っていた。



「優太郎くん…?」
「は、はい!」

思わず僕は大きな声を出してしまい、彼女がビクッとなってしまった。
彼女の呼びかけで、僕の意識は現実世界に引き戻された。

(そうか…。僕は彼女と付き合うことになったのか…?)
(それで確か、一緒に帰ろうって言ってくれたんだよな…?)

半信半疑で自分自身の記憶をたどりながらも、僕はそういう見解に達する。

「えっと、うん。一緒に帰ろうか?」

質問を質問で返してしまう自分がいる。もはや自分自身が信じられない。

「うん…」

彼女は小さい声でそう頷くと、遠慮がちに僕の隣に並んできた。
少しだけ顔を赤らめながら…。

僕は戸惑いながらも歩を進めはじめる。
彼女も僕に合わせて歩を進めはじめる。
お互いに遠慮しつつも、ゆっくり、ゆっくりと二人で並んで進む。

すれ違う生徒たちはみな、ちらちらとこちらを見ている。
ひそひそという表現が相応しいくらいに内緒話をしている。
僕と彼女のことなのだろうか、そうでないのだろうか。
そんな疑問が浮かび上がっては消えていく。

正直な話、そんなことはどうだってよかった。

僕はちらっと、彼女のほうに目をやる。
彼女は顔を真っ赤にして俯いていた。
けれど、彼女はちゃんと僕の歩調に合わせて、ぴったりと横についてきてくれていた。
僕はこの現実が現実でないような感覚に陥った。

下駄箱で靴を取り替えて、僕と彼女は校舎をでる。
下履きに履き替えてもなお、彼女はずっと俯いたままだった。

校門を抜けて、歩道を歩きはじめる。
それでも彼女は俯いたまま。
さすがに僕はこの状況を何とかしたいと思いはじめるが、打開策がなにも思い浮かばない。

(どうしよう、どうすればいい?)

僕が必死に考えていたその時だった。

ふいに、左袖に違和感を覚える。
クリップが袖に引っ掛かっているような、そんな小さな違和感…。
なんだろうと眺めてみると、そこには手があった。

彼女の右手だった。
彼女の右手が僕の左袖をつかんでいた。
今にも離れてしまうのではないかというくらいに、弱々しく…。
彼女は俯きながら、僕の左袖と彼女の右手を眺めていた。

「えっと…」

僕がそう声を発すると、彼女は僕の顔を見て、ものすごい速さで右手を戻した。
彼女は立ち止まり、顔を僕からそらして真っ赤にさせる。

しばらくの沈黙。

そして、

「ごめ…なさい…」

風が吹けば消えてしまいそうな声で、彼女はそう言った。
僕はこの展開についていくことができない。

「えっと…」



何も言葉が思い浮かばない。それでも、僕は必死に言葉を探す。

「えっと、あの、純…ちゃん?」

思わず呼んでしまった彼女の名前。
恥ずかしい話だがこれが、僕がはじめて彼女の名前を声に出した瞬間だった。

彼女がピクッと反応する。なおも僕は言葉を探し続ける。

「えっと…、その…」

すると、彼女が突然言葉を発してきた。

「純で…」
「え?」

小さいけれども、なぜか強さを感じる彼女の言葉。

「純…ちゃんは…、恥ずかしいから…、純って呼んで…?」

俯いたまま発した小さな声だけれども、僕は彼女の言葉を聞き取ることができた。
が、僕は彼女の言葉を理解するのに、だいぶ時間がかかった。
そして僕は、彼女が「純」と呼んで欲しいことにようやく気が付く。

「えっと、純…」

僕は彼女にそう呼びかけると、彼女はますます顔を真っ赤にさせ、両手で顔を覆ってしまう。
そんな彼女を見ていて、僕の顔もどんどん赤くなっているのがわかった。

(…って、呼び捨てのほうが恥ずかしくないか?)

また、沈黙。

校門を抜けてから10数メートル。顔を真っ赤にさせて、対面している男女が二人。
ぞろぞろと下校する人たちが、こちらを見ながら通り過ぎていく。
僕は、僕と彼女が注目の的になっていることにすら気が付かなかった。

どのくらいの時間が経ったのだろうか。
体に帯びた熱も少しずつ引いてくる。徐々に冷静さを取り戻してはじめてきた。
僕は改めて考える。

(えっと、どうすればいいんだろう?)

しばらく考えた後、意を決して僕は左手を彼女の方向に少し動かす。

「えっと、純?」

僕の呼びかけに、彼女はまたもや体をピクッとさせる。

「その、手…、繋ぐ?」

その言葉に反応した彼女は、真っ赤な顔から両手を外し、少しずつ目線をあげる。
そして、潤んだ瞳を僕の顔に向ける。
しかしすぐに、視線を別の方向に動かす。動かした先は僕の左手だった。
また、ゆっくりと僕の顔に視線を向け、すぐに僕の左手に視線を戻す。

何回か繰り返した後に、彼女の右手がおずおずとこちらに出される。
彼女の右手がゆっくりと、ゆっくりと、僕の左手に向かっていき、そして…、

(…って、あれ?)

僕の左袖をつかんでいた。
またもや、僕の中の戸惑いが増えはじめる。

「えっと、純?」
「あの…、これで…」

彼女はそう言って、僕の左袖をそっとつかみつづけていた。
僕は必死に状況を整理しようと試みる。

(とりあえず、これでいいの、かな?)

予想していなかった展開に僕は少々混乱したが、彼女の「あの…、これで…」を理解しようと努める。



「えっと、うん。じゃあ行こうか」
「うん…」

ずっと固まっていた足を再び動かし、僕と彼女は歩きはじめる。
僕の左袖に、彼女の右手が静かにつながっている。
まわりの人たちがそれを物珍しそうに眺めていく。
手を繋ぐよりももっと恥ずかしいような気がするが、それは気のせいだろうということにする。

ふいに、左側から彼女の声が聞こえてきたような気がした。
かすかだけれども、とても気持ちのこもったような声…。

僕は、彼女のほうを見る。
彼女は顔を赤くしながら俯いている。
でもどこか、ほっとしたような、そんな表情を浮かべて…。

僕と彼女は、ゆっくりと歩を進めていった。
何もしゃべらず、何も考えずに…。
ただただ、僕の左側に彼女がいる。
それを感じ取るだけで十分満足だった。

再び、僕は彼女のほうに目を向ける。
すると彼女も僕のほうに目を向ける。
自然とお互いの目が合う。
恥ずかしくなったけれども、不思議と彼女から目を逸らしたくはなかった。

すると彼女は少しだけ躊躇しながらも、僕に笑顔を送ってくれた。
控えめだけれど、優しくて、柔らかい笑顔…。
そしてこれが、僕に初めて見せてくれた、彼女の笑顔…。

僕も彼女に笑顔を送ってあげる。
僕も彼女の笑顔に応えたくなったから…。
そしてこれが、彼女に初めて見せる、僕の笑顔…。

新しいはじまりを告げる鐘がなったような気がした…。




キーン、コーン、カーン、コーン…

重い瞼が開き、意識が少しずつ覚醒していく。
授業の終わりを告げる鐘が鳴っていた。
教室の中が一気ににぎやかになり、次々と帰り支度をはじめる人たちが増えていく。

どうやら、あの日の夢を見ていたらしい。

ぐっと伸びをして、僕も帰り支度をしはじめる。
少しだけ急いで荷物を整理していく。
教室の前にいてくれている「彼女」を待たせるといけないから…。

あの日以来、僕と純は毎日のように「いつも」を繰り返してきた。
晴れていても、雨が降っていても、「いつも」を繰り返してきた。
僕にとって「いつも」はもはや、なくてはならないくらいの、本当に大切なものになっている。

確かに、その日その日によって「いつも」は少しずつ変わってきている。
天候や季節、そのときの僕の感情や、純の感情も…。
でも、それでも僕は、それを「いつも」と呼んでいる。

「いつも」は少しずつ変わっていく。
でも、「いつも」変わらないものだってある。

僕は、純の恥ずかしがる仕草が大好きだ、ということ。
僕は、純の笑顔が大好きだ、ということ。
僕は、純といる「いつも」が大好きだ、ということ。

僕は、純の事が大好きだ、ということ。

教室を出る。
そこには純がちょこんと僕を待ってくれていた。

あの日から変わることのない「いつも」のはじまり…。

「優太郎くん…、一緒に帰ろう…?」

今日も、僕と純の「いつも」がはじまった…。







投下終了。
相変わらずの誤字脱字は見逃してください。

次回、「いつも」シリーズのクライマックスを投下する予定。
期待しないで待っててくれ。


うわーん
なんか上手く言えないけどスゴくイイヨー!
超GJ!

いいなあ!!
このヤロー!!
いいなあ!!

「人間湯たんぽ」という電波を発信したのはこちらの住人かね?
心も身体もぬっくぬくー!なんてSS、誰が書くもんか!

どっちが湯たんぽになるのかな?

湯たんぽは気を付けないと低温火傷するから気を付けるんだぞ

今でも痕が残ってる

どっちも

ちんちんがやけどでいたいー

投下します。非エロです。

「なんでこんなに時間かかんだよ。もう6時過ぎてんぞ」
「ユウジがテスト前にちょっと勉強教えてくれ、って言ったからでしょ!もう、あたしも勉強しときたかったのにぃ」
「お前の教え方が悪いんだよ」
「アンタがバカ過ぎなの」
「わかった。じゃあお前には、二度と勉強教えてもらわないから」
「こっちのセリフだよ。二度とユウジには勉強教えてあげないんだから」
 お互いにふん、なんてそっぽ向きながら帰り仕度をして、ユウより先に教室を出る。あぁ、中間テストが近いからってコイツに頼ろうとしたのが間違いだった。
 げた箱で靴に履き替えながら、外を見てみる。昼から降りだした雨が夕方を過ぎた今でもザーザーだ。傘の無い奴はずぶ濡れだろう。
 でも、俺は毎朝、天気予報をチェックするようにしている。だから傘を持ってきてるので大丈夫。
 やっぱり天気予報は見るもんだな。なんて思いながら傘立てから自分のものを取る。……そのはずだったけど。
 無い。俺のビニール傘が無い。
「え、ウソ?盗られた?」
 他には、折りたたみ傘みたいなちっちゃくて、赤い傘しかない。てことは。
「ユウジ、変な顔してどうしたの」
 追いついて来たユウが靴に履き替えながら俺に聞く。
「傘、盗られた……。ちゃんと置いといたのに……」
「そんなとこに置いとくのが悪いの。バッカじゃない?」
 おい、せめて慰めるとかしないのかよ。このやろ、腹立ってきた。
「じゃあお前どうなんだよ」
「あたしはちゃんと傘持って来たし、目立たないところに置いといたから大丈夫。アンタみたいなバカと違うの」
 コイツ、笑ってやがる……。ちくしょう、言い返してやりたいが、文句が浮かんでこない。
「で、ユウジどうするの」
「え?」
「傘、無いんでしょ」
 そうだった。ムカついてる場合じゃない。家まで距離があるから走るのはきついしなぁ。
「ユウジがいいなら……。あ、あたしの傘に、いれてあげてもいいけど……」
 急にユウはもじもじしながら、だんだんと小声になっていく。
「ユウジが、走って帰りたいんなら、別だよ?でも、あたしの傘大きいから、できたら、一緒にさ……あれ?」
 何でコイツ不思議そうに傘立てを見てんだ。今置いてあるのは一本しかないんだから、何がおかしいんだろ。あ、もしかして。


「……どうした?」
「傘、無くなってる。ちゃんと置いてたのに」
 その瞬間、俺は「そんなとこに置いとくのが悪いんだよ。バッカじゃねえの?」とさっきの仕返しに言いたくなったが我慢した。この状況じゃそんなこと言えない。
「どうしよう、盗られちゃった……」
 困った様子でオロオロしだすユウ。とりあえず落ち着かせないといけない。
「大丈夫だって、傘ならあるだろ?」
 安心のアピールになるかはわからないけど、傘立てに残っているちっちゃな傘を広げてみる。やっぱり小さい。これじゃあ一人でいっぱいいっぱいだ。これはユウに使わして、俺は走って帰るしかないかなぁ……。
「これなら、なんとか二人とも大丈夫かもね」
「え?」
「ねぇ、帰ろ?」
 さっきのオロオロどこ行った。というかこの傘のどこ見て大丈夫って確信があるんだよ。傘は一本しかないんだぞ。
「ね、こうして一緒にさ……」
 ユウは顔を赤らめながら、ぐいっと俺の右腕にしがみつく。
「お、おい!ユウ?」
「……傘、さして」
 そのままユウに腕を引っ張られ、二人で顔を真っ赤にしながら相合い傘で○校を出た。
 そのまま数分、感触とかが恥ずかしくて黙って歩く。けど、これじゃあ間がもたない。
「あのさ……ユウ。お前、大丈夫か?雨、濡れてない?」
「……大丈夫。ユウジは?」
「あー平気平気、大丈夫。濡れてない」
 実際、この傘じゃ小さ過ぎて、二人くっつくとどちらかの体半分がどうしても出てしまう。ユウに雨があたらないようにしていたら、ブレザーの左側はもうぐっしょりと濡れてしまった。まあ、ユウが濡れてないみたいだからいいけど。
「あのね、ユウジ……ちょっと、いい?」
「ん?」
「おんぶ……して欲しいなぁ」
 こっちをちらちら見ながら、恥ずかしそうに、俺にどうかなと聞いてくる。
「は?」
「だって!くっついたままだと歩きにくいし、狭いし、おんぶだったら……あたしが乗っかって傘させるし。そうすれば大丈夫でしょ?」
 おい、一体何が大丈夫なんだよ。
「はい!傘はあたし!ユウジはこれ!」
 さっと傘を奪われ、ユウにカバンを押しつけられる。
「じゃあ……乗るよ!」
 いきなり言われて慌ててカバンを腕に通して構える。これで準備万端。
「って、俺はまだいいとは言ってないぞ!」
「んしょっと!」


 ユウはそんなことお構いなしに、背中に乗ってきた。こうなったら仕方ない。落とさないようにしっかり背負う。
「んっ……。ユウジ、手、冷たい」
 なんで手なんだ。あれ、でもおんぶしてる訳だから手に感じてるこのやらかい感触は……。ふともも?しかも直に!?
「や、やらしい気持ちとか全く無いからな!」
「別にいいよ……おんぶしてって言ったのあたしだから。それよりさ……」
 別にいいよと言われても、背中にも柔らかいものが。
「もっと……くっつかないと、ね」
 俺の首にユウの腕が回される。顔が近いのが息遣いでわかる。みるみる自分の顔が熱くなるのが恥ずかしい。
 それより、背負う体温の方がずっと高く感じるのは気のせいだろうか。
「ん、やっぱり恥ずかしいね……」
「じゃあ下りろよ」
「やだぁ、……これがいいんだもん」
 ぎゅっと密着が増す。制服の肩がぐしょっとした。
「あれ?ユウジ、制服濡れてる」
「……気にすんな」
「バカ……ウソツキ」
 耳にかかる息がくすぐったい。それに熱い。
「でもね……」
 声と共に息が離れて、首の付け根あたりにユウのおでこがつくのを感じる。
「ユウジ……」

「……すきだよ」

 今、ぼそぼそと何か聞こえたような。
「え?ごめん聞こえなかった。もっかい言ってくれ」
「あ、えっ!あ、あたし何も言ってないよ!ホント!えっと……」
 いきなり首がぎゅっときつくなる。なんでそんなにアタフタしてんだよ。下ネタでも言ったのかコイツは。
 それより力弱めて……ちょっと、強い、苦しい……。
「とにかく今の、全部忘れて!あたし何も言ってないから!あ~もう!なんで言っちゃったかなぁ……あたしのバカ!」
 わかったか、ら離して、首、が締ま……。も、もう……ダ、メだ、意、識が……。
「きゃあ!ちょっと、いきなり倒れないでよ!え、ウソ?ユウジ、大丈夫!?」

 結局、俺が気がついたときには、ユウが携帯でユウの母親に連絡。車で迎えに来てもらうことになった。
 車内で「どうしてユウジ君は気絶してたの?」と聞かれて、ユウは何故か耳まで真っ赤にしていた。
 俺はなんかわかんないけど、それを可愛いなと思う。
 相合い傘には向かないちっちゃな傘。
 天気予報で言ってたな。次に雨が降るのはいつだっけ。
 そのときが来るまでこの傘は、盗られないように大事に持っておくことにしよう。



おわり


糖度低めですが終わりです。

いいねーGJGJ

俺は好きだなこういうの

これで糖度低めだと…


ツンデレか?
ただの『素直になれない子』か?
どちらにしろGJ!

投下します。

「いつも」シリーズの続編です。
長くなってしまったので、区切って投下しようと思います。

相も変わらず、非エロ・糖度低めです。

それでは…、


「優太郎くん…、一緒に帰ろう…」

教室の前で待っていた私は、優太郎くんの姿を見つける。
私は少しずつ近づいて、そう尋ねてみる。

緊張感が高まってくる。
胸が張り裂けそうになるくらいに苦しくなる。
不安で体が押しつぶされそうになる。
正直、うまく声を出せていたかもわからなくなる。

(もしかしたら、今日は一緒に帰ってくれないかもしれない…)

そんな考えが、頭をよぎっていく。

「うん、一緒に帰ろう」

優太郎くんが、そう私に応じてくれた。
優しい言葉と、優しい表情とともに…。

私の中から、不安や緊張感が消えていく。
同時に、暖かな感情が体中に伝わっていく。
安心感、安堵感、幸福感…。
私の表情がだんだん緩くなっていくのがわかる。

私は、小さな声で「うん…」と頷く。
そして、ゆっくりと優太郎くんの隣に向かっていく。

そう、私がいつもいるところ…。優太郎くんの左側…。

周りの人から見たら、何の変哲のない日常のやりとりに見えるかもしれない。
もしかしたら、優太郎くんもそう思っているかもしれない。

でも私にとって、このやりとりが「何の変哲もない」とは思えなかった。

優太郎くんと私は、二人並んで歩いていく。
私は優太郎くんの左側についていく。
優太郎くんは私の足並みに合わせてくれる。
優太郎くんの優しさが、私の心に伝わっていく。

靴を履き替え、校舎を出る。
太陽の光と穏やかな風に、身を包まれる。
下校する人たちの話し声があちこちから聞こえてくる。
でも、私は不思議と静かなような気がした。

ふと前を見ると、男女のカップルが歩いていた。
右側に男の人、左側に女の人…。優太郎くんと私の位置と同じだった。

女の人が右腕を、男の人の左腕に絡ませていた。
女の人はすごく幸せな表情をして、男の人の顔を見ていた。
男の人は少々困りながらも、まんざらでもなさそうな表情をして、女の人の顔を見ていた。

(いいなぁ…)

私はうらやましくなった。前の二人がとても幸せそうな気がして…。
私も優太郎くんと腕を組んでみたくなった。
前にいる二人みたいに、もっと心を近づけて、もっと幸せを感じてみたくなった。

ちらっと優太郎くんのほうを見る。
いつもと変わらない、優しくて柔らかい表情…。
もしかしたら、私は優太郎くんと腕を組めるかもしれない。

ほんの少しだけ、私の右手を優太郎くんのほうに動かす。

(でも…)

そこまでして、私は怖くなった。
もしもそんなことをして、優太郎くんに嫌われてしまったら…。
もしもそんなことをして、優太郎くんと一緒に帰れなくなってしまったら…。

私の右手は、宙に浮いたままだった。


校門を抜ける。
目の前にはまだ、あのカップルがいる。
相変わらずの幸せそうな顔…。
うらやましさが、どんどんと募ってくる。

私も優太郎くんと、何か繋がりを感じたかった。
ほんの少しでもいいから、優太郎くんと繋がりたかった。
どんどんと、そんな感情が押し寄せてくる。

固まっていた右手がまた、少しずつ動いていく。

(ちょっとだけなら…、いいよね…?)

私の右手が、優太郎くんの左袖をとらえる。
優太郎くんに気づかれないように、本当にそっとつかむ。
ほんの少しだけれど、でも優太郎くんと私の確かな繋がり…。

私は、優太郎くんの左袖と私の右手をそっと眺める。
改めて、私は優太郎くんと繋がっているという実感がわいて、とても幸せな気持ちになった。
と、同時に私の中から恥ずかしさが少しずつこみ上げてきた。

ふと、何かに気がつく。
視線を上げて、優太郎くんの顔を見る。
優太郎くんが少し笑いながら、私の表情を見ているのがわかる。

一瞬、私の思考回路が止まった。

次の瞬間、少しずつこみ上げていた恥ずかしさが一気にピークに達するのを感じた。
私はあわてて右手を放し、思わず立ち止まってしまう。
体中が熱くなり、顔も真っ赤になっているのがわかる。

優太郎くんと顔が合わせられなくなった。
今、優太郎くんと顔を合わせたら、多分、私は恥ずかしさのあまりに死んでしまうだろう。


必死に優太郎くんと顔を合わせないようにしていると、

「いいよ」

と言う優しい声が聞こえてきた。
私はその声にも敏感に反応してしまい、体がピクッとなってしまった。

少しだけ顔を上げると、優太郎くんの左腕が私のほうに寄っているのがわかる。
もう少しだけ顔を上げると、優太郎くんの顔が見える。
優しく微笑んで、優太郎くんは私を見つめていた。

私はまた恥ずかしくなって、視線を下に持っていく。また、優太郎くんの左腕が見える。
まるで私を待ってくれているかのように、穏やかな感じのする優太郎くんの左腕…。

(つかんでいいってこと…、なのかな…?)

確信が持てない。
いつものように優太郎くんの左腕が私を待っていてくれているけれど、私には確信が持てなかった。

答えを求めるように、私は優太郎くんの表情をもう一度覗いてみる。
相変わらず優太郎くんは、優しく私に微笑んでいた。
何も言わずに、私を見つめている優太郎くん…。

(優太郎くん…、教えてほしいよ…)

私はそう思いつつも、また恥ずかしさがこみ上げてきて、優太郎くんの顔から視線をそらす。
再び視界にあらわれる優太郎くんの左腕。

(つかんでいいの…? わからないよ…)

確信を得ようと私は、優太郎くんの表情と、優太郎くんの左腕を交互に見る。
それを見ていくたびに、私の頭の中がごちゃごちゃになっていく。


私の頭がパニックになっていく中で、ふいに私の右手が動いていく。
まるで、自分の意思があるかのように優太郎くんのほうに進んでいく。
ゆっくりと、でも確実に向かっていく。

本当は「いいよ」と言われて、すぐにでも優太郎くんの左袖につかまりたかった。
本当は「いいよ」と言われて、すぐにでも優太郎くんとの繋がりを感じたかった。

そんな私の意思を代表するかのように、私の右手が伸びていく。

私の右手が、優太郎くんの左袖に触れる。
もう少しで優太郎くんの左袖につかむことができる。。

その時だった。

ふと、よみがえってくる私の記憶。

さっき、前を歩いていた幸せそうなカップル。
腕を組んで、歩いていた幸せそうなカップル。
二人で繋がり歩いていた幸せそうなカップル。

それを見た私も、優太郎くんとの繋がりを感じたくて、優太郎くんの左袖をつかんだ。

でも、本当は…。
本当は、もっと繋がりを感じたかった。

また、よみがえってくる私の別の記憶。

「その、手…、繋ぐ?」

あの日、優太郎くんが言ってくれた優しい言葉。
その言葉に対して私が選択したのは、優太郎くんの左手ではなく、優太郎くんの左袖。
私は「あの…、これで…」と言って優太郎くんの左袖をつかみつづけた。

でも、本当は…。
本当は、優太郎くんの左手をつかみたかった。

ふと、伝わる暖かい感触。
私はこの感触で我に返る。

気がつくと、私の右手は優太郎くんの左手をつかんでいた…。

投下終了。

中途半端でサーセン。
あと、誤字脱字もサーセン。

近いうちに後編を投下したいと思いますので…。

一番槍GJ

………このまま生殺しだと!?

はぁはぁ、風邪ひいちゃうよぉ

もっと甘えさせてあげて!

乙だ

熱々おでんの大根と玉子を「あーん」で食べさせてくれる券
を12枚発行してやろう

それ喜ぶの出川だけだから

火傷した場所をペロペロ舐めてくれるならいいよ。

あんなに朝寒いのに俺には抱き枕になってくれる姉が一向に現れない。この世界は狂っている。
投下します。エロというより色気?12禁ぐらい。


「風邪引きたい」
仕事から帰ってきたばかりの姉貴と一緒に夕飯を食べていると、姉貴がそんなことを言い出した。
「どうしたの?仕事でいやなことあった?」
少し心配になった俺は姉貴の顔を見ながら訊いてみる。
「ううん、仕事は楽しいよ。みんないい人だし」
「じゃあなんで?」
そう訊くと姉貴は箸を口にくわえたまま、恥ずかしそうにつぶやいた。
「……看病されたい」
「はぁ?」
「かー君に、一日中看病されたい」
「……はあぁぁ……」
心配した俺が馬鹿だった。溜息とともに一気に脱力する。
「朝起きたらふらーって倒れかけるところをかー君に抱きとめられて、
熱が酷いからってベッドまでお姫様抱っこで運んでもらって、
あとは口移しでおかゆ食べさせてもらったり、汗かいたからってタオルで体を隅々まで拭いてもらったり……」
「姉貴?姉貴ー。おーい」
どんどん妄想の世界に入っていく姉貴を必死で呼び戻すが、帰ってくる気配はない。
「それで夜は湯たんぽ代わりにかー君をぎゅってして……」
「いや、それ俺に風邪移るから」
箸でから揚げをつまみながら冷静に突っ込みを入れると、姉貴はさも当然のように
「だから次の日はあたしがかー君を看病するんだよ?」
と言ってのけた。
「ええ……俺今テスト期間中なんだけど……」
そう言うと姉貴はとても悲しそうな顔になり、顔を両手で覆って叫んだ。
「ひどいっ!変態シスコンのかー君ならあたしの風邪の菌もよろこんで貰ってくれると思ったのに!
かー君はあたしのカラダしかいらないんだっ!!」
「ちょ、おかしい!色々なものが間違ってるからそれ!」

その日、風呂場で。
小さなころからずっとそうしてきたように、姉貴と一緒に風呂に入っていたときのこと。
「姉貴、真剣な顔してどうしたの。早く湯船入らないと本当に風邪引くよ」
今俺は、頭と体を洗い終わったのに険しい顔をして一向に風呂椅子から立ち上がらない姉貴を、湯船に浸かりながら眺めていた。
先端から水滴を滴らせる髪や、濡れた肢体がとても色っぽい。
まぁ、大半は姉貴が動くたびにぷるぷると揺れる胸に目がいっているのだが。仕方ないじゃない、男の子だもの。
「むー、風邪を引くためにはここで行水を……でもかなり勇気が……」
「わざと風邪引くような子には看病してあげない」
また妙なことを考えている姉貴にきっぱりと言い放つと、それは大変だとばかりに急いで湯船に飛び込んできた。
「ぶわっ!」
ざぶんと水しぶきが上がり、俺の顔に直撃する。
「あはは。ごめんねえ」
けらけらと笑いながら、姉貴が首に腕を回して抱きついてくる。大きな二つの塊がふにゅっと潰れる感触があった。
「風邪なんて引いたって、得することそんなにないよ?」
姉貴を抱きしめ返しながらそう言うと、耳元でそうかなーと呟くのが聞こえた。
「だって……その、姉貴が行ってた看病の内容……」
「いつもしてる?」
「……うん」
お姫様だっこも、口移しも、体拭いてあげるのも、湯たんぽも。
全て姉貴が甘えてくるときにして上げているものばかりだ。何も体を弱らせてまでする必要はないだろう。
「して欲しいことがあるなら、姉貴が元気な時でもしてあげるよ?」
「かー君はシスコンだもんねー」
「姉貴だってブラコンじゃん……」
「んふふー♪」
なぜかブラコンといわれたことが嬉しいのか、さらに強めに抱きついてくる。体にかかる姉貴の重みが、とても心地よかった。
その後、姉貴の体に対して正直な反応を示している愚息のことをさんざんからかわれたのだが。


「……で」
「風邪引きました……ごめんなさい……」
翌日。目覚ましになったのは、姉貴のひどい咳だった。
抱きしめて寝ているから分かるが、体温がとんでもなく高い。眼も充血していて顔も真っ赤だった。
「はぁ……言霊ってのはこのことかな」
「うう~、頭痛い~……」
「はいはい、氷持ってくるから、大人しく寝ててね」
ベッドから起き上がると、手首をつかまれた。
振り返ると、姉貴がうるんだ目でこちらを見ている。目もトロンとしていて、風邪によるものとは言えなかなか反則的な表情だった。
「……できれば昨日言った通りの看病を……」
「姉貴が大人しくしてるかどうかによるかな」
「ぜ、善処します……」
俺は必死に理性を抑えながらそれだけ言うと、姉貴の手をベッドの中に戻し、俺は氷を取りに行った。

結局、この後俺は昨日姉貴が言った妄想の通りのこと+αをしてしまう。
別に理性が負けたわけじゃないぞ、姉貴が大人しくしてたからだぞ。
姉貴の「かーくぅん……」という甘い声に負けたわけじゃないからな!絶対違うからな!
それと、『姉貴の妄想の通り』とは俺が風邪をうつされることもちゃんと入っている。おかげでテストは後日補講。
+αの内容?さあね、ご想像にお任せするよ。


投下終了、お粗末君でした。

GJ!
あの~私が風邪ひきそうなんですが・・・

GJ!

羨ましいけど……うちのバカ妹じゃあなぁ………

河原木志穂が頭の中に出てきた

349
GJ!しかし本当に最近甘甘な投下が増えて嬉しい限りだ。お陰で血糖値
が急上昇中だから困る。


では、投下



目の前にある俺のものではない手。
その手は箸でアツアツおでんの大根をつかみ、俺の顔に近づいている。
まずい、このままだと当たる。
しかし、背中でもごもご動いている俺の彼女のことを考えると避けることはできない。
そう思っているうちにおでんはどんどん近付いてくる。
3、2、1、0、   
「熱っ!」
俺の声に反応した彼女が慌てて箸を降ろし、俺と一緒に入っている羽織から顔を出した。
「ともくんっ!大丈夫?」
「どうせこうなるだろうと思ったから、二人羽織なんて嫌だったんだよ。
あー、あっつ~。」
「だって、二人羽織すればともくんといちゃいちゃできると思ったんだもん。」
羽織から脱出して、しゅ~んとなりながら答えるリーナ。
「そうだ。ヤケドしたところ舐めてあげるね。」
「ちょ。」
俺が何か言う前に、リーナは俺の頬を舐めはじめる。
だが、それはおでんが当たったところではなかった。
自分の彼女とはいえ、かわいい女の子がピチャピチャと音を立てながら、
顔を舐めてくるのはさすがにドキドキする。

「この辺で合ってる?ともくん。」
「い、いや、もっと右だ。」
「うん、わかった。」
そうリーナは答え、俺の唇に近づく。
重なる二人の唇。そして、俺の口の中にリーナの舌が入ってくる。
彼女の舌は俺の舌を絡めとるように動き、俺もまたその動きに答えた。
片方の舌が動くたびに、もう片方も負けじと動き、
互いが互いを求め、さらなる快楽を味わおうと、
徐々に混じってくるリーナの嬌声をBGMに二人の舌が深く激しく絡みつく。 

俺達が唇を離すと俺とリーナの舌の間でお互いの唾液が糸を引いていた。
俺がディープキスの余韻に浸っていると、リーナがうっとりと微笑みながら
「ヤケドは治った?」
と訪ねてきた。
「いや、全然治ってない。むしろ悪化したみたいだ。」
「私もともくんのヤケドがうつっちゃったみたい。」
リーナを抱きしめながら、耳元で俺はこう囁いた。
「俺もお前のヤケド治してやらないとな。」
リーナは顔を赤く染めながら「うん。」とだけ答えた。



終わり



ぱっと書いたから、展開が急なのは勘弁してくれ。
では、またよいネタがあったら、お会いしよう。

ま、待て!行くな!冷静になれ!
こんな寸止めで立ち去るだと…!?
早く続きの作業に(ry

GJ

GGGGGGJ!

この静寂・・・投下するなら今のうちか?

あ・・・ありのまま起こった事を話すぜ・・・

友人から借りたR指定のDVDを返す為に家を出て歩いていると、彼女であるリサ
(最近転校してきて付き合い始めたハーフの娘なんだが可愛すぎるんだこれが!!)
が廃ビルに入っていくのを見掛けたんで、注意しようと後を追ったら
いきなり黒いスーツにサングラスのゴツイお兄さんに捕まって、こめかみに銃を突きつけられた。

じ、自分でも何が起こったのか解らねぇ・・・治安の悪化とかそんなちゃちなもんじゃねえ
もっと恐ろしいものの輪片を味わったぜ・・・


と、まあ自分に起きた不可解な出来事を脳内で変換していると
俺を盾にした黒いスーツの男が大声を出した。

「おい嬢ちゃん!大人しく出てこねぇとこの兄ちゃんの頭に風穴が開くぜ?」

安全装置を外す音が聞こえ、拳銃が一層強く押し付けられる。
俺が銃を突きつけられてるのを確認したのからか、物陰から様子を窺っていたリサが現れた。
冷たい目で黒スーツの男を睨んむ真希を見て俺は
(ああ、クールなリサも可愛いなぁ・・・クーデレ!クーデレ!)
なんてアホなことを考え・・・てる場合じゃねえぇぇぇ!!

「リサ!出てきたらダメだ・・・逃げろ!!」
「るせぇ!てめえは黙ってろ!!へへへ、変な真似すんなよ嬢ちゃん。
大事な彼氏を死なせるわけにはいかねえだろ?」
「・・・」
暫しの沈黙の後、ようやくリサが口を開いた。
「・・・追いつめられて人質を取るなんて諜報員としては三流ね」
「んだと!?」
馬鹿にしたような発言で男が激昂して銃をリサに向けた。

「このアマ!さっきから調子乗りや、ガッ・・・!」
ほんの一瞬の出来事だったので何が起こったのか本当に解らなかった。
バチッと音がしたと思ったら男が床に突っ伏していた。白目を剥いて泡を噴いている。

「ちょっとショックを与え過ぎたかなぁ?」
リサの手には2本の電極が飛び出した小さな鍵のようなものが握られていた。

自由の身となった俺は呆然としたまま立ち尽くしていると、いつもの優しい顔になったリサが話しかけてきた。

「しゅーくーん!大丈夫~!?怪我はない?」
「え・・・えーっと・・・何が何なのかさっぱりわからん。夢でも見てんのか俺?」

「夢なら良かったんだけど、残念ながら現実なの。
今からわけをじっくり話・・・あ、通信だ。ちょっと待ってね」

引き締まった顔になったリサはそう言うと黒い長方形の無骨な携帯電話を取りだし耳に当てた。
・・・やっぱ甘えんぼうでもクールでも可愛いよな~


「報告。目標を確保・・・はい。目の前で気を失っています・・・
ええ、技術班にもう少し出力を押さえるようにお伝えください。死んでしまっては意味がありませんから。
・・・はい。私からは以上です。・・・実は折り入ってお願いが
・・・えっ?パパがそんな事を・・・はいっ!ありがとうございます!大統領!!」

そう言ってリサは電話を切ると俺に振り返り満面の笑みを浮かべる。
いつもの甘えんぼうなリサだ。
「今、大統領に報告したら新しい任務と休暇を兼ねてこのままで良いって!やったね♪」

「ちょっと待った」
「な~に?」
「お前が何を言ってるのかさっぱりわからん。任務?休暇?・・・つーか大統領って???」
「しゅーくん、大統領もわからない程おバカさんだったの?・・・きゃ!」

ムシャクシャしたのでデコピンしてやった。反省はしていない。

「アホ!俺は説明しろって意味で聞いたんだ!!・・・で、これはどうゆうことなんだよ?」
「痛たたた・・・ん~、何処から説明したら良いかな?」
「最初からだ」
「分かった!でもその前に・・・」

そう言うとリサは足をピシッと揃えると、両手を広げて動きを止めた。

「なにしてんの?」
「お仕事ガンバったで賞のご褒美としてギュ~ってして♪」

まあリサのお陰で助かったようなもんだしな。
「あ~はいはい」

俺は真希を力強く抱き締めると頭をワシワシ撫でた。

「えへへ・・・幸せ~!このまま溶けちゃいたい・・・」
「溶ける前に説明な」
「はぁい」
放っておいたら本当に溶けそうなリサに説明を促す。
大雑把に言うと、彼女の話は以下のようなものである。


ウチの親父「ところで私が発明したこの新素材を見てくれ。どう思う?」

国家&悪い奴ら「凄く・・・画期的です・・・」

悪い奴ら「警備が厳重じゃなければ博士を奪えるのに・・・悔しい・・・!ビクンビクン」

国家「おっと、警備を厳重にし過ぎてしまったか。いつまでも博士に近寄れないだろう?」


―――で、代わりに俺を誘拐して親父の頭脳と新素材を脅し取る計画してるを察知した合衆国が
俺を護る為にリサを送ってきたというわけだ。

更にリサは何故自分が護衛役に抜擢されたのかも教えてくれた。

どうやら彼女の家族は先祖代々内政や外交では解決出来ない問題を秘密裏に解決する
大統領お抱えのエージェントで、本来なら彼女の父親が俺を護衛する予定だったが
腰痛で動けない為に彼女が代役になるよう命じられたらしい。


「そうだったんだ・・・」
事情を把握した俺はリサの頭を撫でながら少し不安になった。
任務を終えたのなら、リサは帰国してしまうのではないか?
俺と付き合っていたのは任務の一環だったのではないか?と。

だがすぐにそれは杞憂である事を知った。
「本当は任務が完了したから帰国しなきゃいけないんだけど・・・その・・・初めてしゅーくんに会った時から、
しゅーくんに一目惚れしちゃったし、離ればなれになりたくなかったから・・・
その事を大統領に相談しようとしたら、パパは私達が付き合っているのを知ってたみたいで、
大統領に進言してくれたみたいなの。
『まだ100%安全なわけじゃないから、休暇を兼ねてリサに引き続き護衛させてくれ』って。
大統領も『若いうちはいっぱい彼氏に甘えなさい』って快諾してくれ・・・」

「つまり、リサと別れなくて良いって事なんだよね?」
そう確認すると彼女は赤くなりながら頷いた。

「・・・」

「しゅーくん?」


「・・・イヤッタァァァァァァァ!!」
喜びを我慢出来ずに叫びながら、抱きしめたままのリサをブンブン振り回す。

「ひゃ!ちょ、ちょっとしゅーくん!!
嬉しいのは分かるけどそんなに回さないで!!目が、目が回る~・・・」


ゴメン、少しやりすぎた。
目を回してキュ~っとしているリサを抱えて公園へ行く。
道中、近所の奥様方にお姫さま抱っこしている所を見られてヒソヒソ話されたがキニシナイ。


公園に到着しベンチにリサを座らせる。
今のうちに何か飲み物を買ってこようと立ち上がろうとしたら、リサに腕を引っ張られベンチに尻餅をついた。

「・・・行っちゃヤダ」

「何か飲み物買いに行こうとしたんだけど・・・」

「飲み物よりしゅーくんが側にいてくれる方が良いもん」

今日一日で色々なリサを見たけど、あ~!何でこんなに可愛いんだろうな?
わかったわかった!もうずっと側にいてやるよ!


「ねぇしゅーくん?」
「どした」

「確かに私は任務の為に来日したけど、
今はしゅーくんの事がだーい好きなんだからね!
浮気しちゃヤダよ?」

エージェント相手にそんな無謀な事はしないって。
つーか浮気する気なんか更々ないし。

「大丈夫だよ。俺はリサ一筋だから」
安心させるようにそう言って頭に手をポフッと置く。
「でも心配だなぁ・・・しゅーくん意外と○校の女の子にも人気あるし・・・そうだ!」
何か閃いたのかリサがポンと手を叩いた。
「緊急の任務で呼び戻されない為にも、しゅーくんを他の女の子に
取られない為にも、既成事実を作っちゃう?」

そう言うとリサは軽やかにベンチから飛び上がりニヤニヤしだす。

「リサ・・・既成事実ってまさか・・・」

リサは俺の腕を引っ張り走り出す
満面の笑顔で。俺の家の方向を指差しながら。

「決まってるでしょ?・・・子作りしよ・・・ね?」

ああ、可愛いなぁ~・・・もう俺の完敗でいいです。
何人でも作ってやるさ!サッカーチームを結成出来るくらい頑張ってやるさこんちくしょう!!


「報告します・・・はい。リサは目標との接触に完全に成功しました。
今のところ順風満帆です。これでリサが身籠れば、全てが計画通りにいきます。

邪魔な他国のエージェントは情報を引き出した後、まとめて処理します。
・・・ええ、産まれた赤子は我が国の国籍になるよう仕向けます。

これで彼の父親も、新素材の応用技術も我々が独占することに。
我が国の権力は揺るぎないものになるでしょう。

リサにエージェントとしての知識を叩き込んでいた甲斐がありました。
当の本人達はなにも知らずに慈しんでいれば良いのですから。

引き続き監視を続けるために、私も日本へ。
経過報告は随時するつもりです。

ええ・・・では、失礼致します。


――――副大統領」


おしまいです。
最後は余計だったかも・・・おもいっきりMGSみたいだしorz


GJ!!
俺もこの流れに乗って投下するぜ!!

というわけで、投下します。

「いつも、いつまでも」の後編です。

それでは…、


(あ…れ…?)

何で私の右手が、優太郎くんの左手をつかんでいるんだろう。
私の頭の上に、疑問符が浮かび上がる。

もう一度、確認をする。
私の右手が、優太郎くんの左手をつかんでいる。
私の目が、その光景を捉えた。それは間違いない。

(私の右手が…、優太郎くんの左手をつかんでいるんだ…)

ようやく私がしていることを、頭で認識した。しかし、まだ理解することができない。

これは、夢か。それとも、幻か。
私の頭の中が、現状を把握しようとフル回転している。
それでも、現実を現実として受け入れられない私が、ここにいる。

そこまで考えたとき、ふいに声がかかった。

「えっと、純?」

声の主を探すように、私の視線は上にあがる。
すると、少し顔を赤らめて、明らかに困惑の表情を浮かべている優太郎くんの顔が見える。
何で、優太郎くんはそんな表情をしているんだろう。

私の右手が、優太郎くんの左手をつかんでいるから…?

わたしのみぎてが、ゆうたろうくんのひだりてをつかんでいるから…?

わたしのみぎてが…、ゆうたろうくんの…、ひだりてを…、つかんでいる…?

………。

あ……ぁ……。ああぁ………。

あぁあ…、あああああぁあああああああああああぁああああああああああああああああ!!!!

携帯からGJ!


「~~~~~~~~~!!」

声にならない声を上げる。
優太郎くんの左手から、高速で右手を離す。
顔が真っ赤になる。体温が急上昇する。汗がどっと吹き出てくる。
それでも収まらない、この混乱。この恥ずかしさ。この焦り。

あぁ…、どうしよう。どうすればいい、私。
優太郎くんを困らせてしまった。焦らせてしまった。
いやいや、それより優太郎くんの手を勝手につかんでしまった。
私は袖をつかんだつもりだったのに、どうして手をつかんでしまったの、私。

もう、自分で何を考えているのかわからない。
困っているのか、恥ずかしいのか、混乱しているのか、焦っているのか…。
もう、自分で何をしているのかわからない。
動いているのか、悶えているのか、暴れているのか、叫んでいるのか…。

体温がさらに高くなる。全身が熱くなる。私の顔がもっと熱く、赤くなっていく。
もう我慢できなくなるくらいに、私の中がめちゃめちゃになっていく。

そのとき…、

ふっと、体の力が抜けていくのがわかった。
あれだけ、混乱していた私の頭が何も考えられなくなる。
目の前が急に白くなっていく。

優太郎くんが何かを叫んでいた。
私に向かって、大声で叫んでいた。
でも、私の耳にはその声が聞こえなかった。

視界がどんどん狭まっていく。
優太郎くんの顔が見えなくなっていく。

(優太郎くん…)

私は、気を失ってしまった。


………。

あの日の昼休み。
机の中に入っていた、彼からの手紙を見て、私は屋上に来た。
そこには、彼がすでに私を待っていた。

おどおどしながら、私は彼に近づいていく。

すると、彼は叫びはじめた。
とても大きな声で叫びはじめた。

私がはじめて聞く、彼の声。
正直、声が大きすぎて何を言っているのか、さっぱりわからなかった。

でも何故か私の心に、彼の言葉がじわじわと伝わってくる。

彼は、私の事が好きだ、ということ。
彼は、私と付き合いたい、ということ。
それだけがとても大きく、とても強く、私に響いてきた。

彼がすべてを言い終わったとき、私は感動していた。
こんなにも、心の中に伝わってくる言葉があったなんて、と…。

私の顔が赤くなっていくのがわかる。
彼が、私の姿をじっと見ている。
私は恥ずかしくなって、彼に背を向けた。

私は、彼に私の答えを告げた。
答えはすでに、決まっていた。
私もずっと、彼のことが好きだったから…。

「はい…」

恥ずかしくなって、私はその場を逃げ出した。彼に構わず走り続ける。
聞こえてくるのは、私の無規則な呼吸音と鼓動だけ…。
走れば走るほど、どんどんと周りが白くなっていくような気がした…。


目が覚める。白い天井が見える。

(ここは…、どこだろう…?)

私は、私の体を起こそうとする。そのとき、

「純…」

私を呼ぶ声がする。いつも聞いている優しい声が…。
声のする方向に顔を向けると、優太郎くんが私の顔を心配そうに見つめていた。

「優太郎くん…」

自然と、優太郎くんの名前が声になった。
優太郎くんは、なおも心配そうな表情で私の顔を覗き込んでくる。

「純、大丈夫か?」

優太郎くんは、私にそう問いかける。
私は、何が大丈夫なのかがわからなかった。
でも、とりあえず私は大丈夫そうだったので、体を起こして優太郎くんに告げる。

「うん…、大丈夫だよ…」

上半身が地面に垂直になって、ようやく気がつく。
ここがベッドの上だということ。ここが保健室の中だということ。
私は、保健室のベッドの上で眠っていたのだ。

(でも…、何で…?)

急に、先程の出来事を思い出す。
私が優太郎くんの手をつかんでしまったこと。
私が恥ずかしさのあまりに、気を失ってしまったこと。

それらを思い出して、また私の体温が上がっていくのがわかった。


私は恥ずかしくなって、また俯いていると…。

ふいに、優太郎くんの姿が見えなくなった。

直後、全身から暖かな感触が伝わってくる。
柔らかい匂いが私の鼻腔をくすぐってくる。

抱擁。

私は、優太郎くんに抱きしめられていた。

「よかった…。本当によかった…」

私の横から優太郎くんの声が聞こえてくる。私に、じわじわと伝わってくる彼の優しい言葉。

「うん…」

その言葉に、私は頷く。

私はようやく、優太郎くんに抱きしめられていることを認識する。
とても強く、けれどもとても優しく…。
何故か私は、恥ずかしくなかった。
手を繋ぐことよりも、よほど恥ずかしいことをしているのに、それでも私は恥ずかしくなかった。

私の心に広がっているのは、とても暖かな感情。とても柔らかい感情。
それらが、私を幸せな気持ちにしていく。

「ありがとう…」

自然と口からこぼれた私の言葉。
優太郎くんは私の言葉に呼応するかのように、私の背中をなでてくれた。

(ありがとう…、優太郎くん…)

もう、何も考えられなくなる。
私は目をつむって、長い時間、完全に優太郎くんに身をゆだねていた。


優太郎くんと私は、保健の先生に一礼をして保健室を出た。
保健の先生は苦笑していた。
優太郎くんと私は、並んで歩きはじめた。

ふと、あることに気がつく。
優太郎くんがここまで私をはこんできてくれたのだろうか。
背負って、それとも抱っこをして優太郎くんは私を保健室まで…。
そう考えていたら、私は申し訳なさと恥ずかしさがこみ上げてきて、また自然と俯いてしまった。

すると急に優太郎くんの足が止まった。私も足を止める。

「えっと、純?」

優太郎くんのその呼びかけに対して、なんだろうと俯いていた顔を少しずつ上げる。

「その、手…、繋ぐ?」

あの日、優太郎くんの言った言葉と同じだった。
私のほうに、少しだけ動かされる優太郎くんの左手。
こちらを見つつも、少しだけ赤らめて恥ずかしい表情をしている優太郎くんの顔。
私はまた、これらを交互に視線を向ける。

でも、今度は悩まなかった。

私は右手を、優太郎くんの左手に近づける。
ゆっくりと、ゆっくりと、でも今度は自分の意志で確実に…。

私は、優太郎くんの左手をつかんだ。そして、そっと握ってみる。
すると、優太郎くんも私の右手をそっと握り返してくれた。
優太郎くんの左手は、さっきつかんだときよりも暖かいような気がした。

「じゃあ、行こうか」

優太郎くんが、顔を赤らめながらそう言った。

私も、顔を赤らめながら「うん…」と頷いた。


優太郎くんと私はゆっくり歩いた。
お互いの手を握りながら歩いた。
二人の繋がりを感じながら歩いた。

二人とも、黙ったまま校門を再び抜ける。もうすでに、日が沈んでいた。

私は優太郎くんの横顔を、ちらっと眺めた。
あの日から変わらない、優太郎くんの優しい横顔…。
優太郎くんの横顔を眺めているだけで、私は幸せな気持ちになった。

ありがとう。
私は心の中でそう思った。

私と手を繋いでくれて、ありがとう。
私を抱きしめてくれて、ありがとう。

私のありがとうは止まらない。

あの日から、私が手を繋ぐのをずっと待っていてくれて、ありがとう。
あの日から、私とずっと一緒に帰ってくれて、ありがとう。
あの日から、いつも私と一緒にいてくれて、ありがとう。

心が熱くなっていく。

私に告白をしてくれて、ありがとう。
私をずっと好きでいてくれて、ありがとう。
私に優太郎くんの優しさをくれて、ありがとう。

私に…、私に…、

私に「大切なもの」をくれて、ありがとう。

私は立ち止まった。優太郎くんも立ち止まる。
偶然にも、そこは私がさっき気を失った場所だった。

私は意を決して、優太郎くんに顔を向け、口を開く。
優太郎くんに、伝えたいことがあるから…。

「優太郎くん…」

私に、幸せをくれた優太郎くんに伝えよう。
告白されたときから、伝えたかった私の気持ちを…。
優太郎くんに一度も言っていなかった私の気持ちを…。

「あのね…」

いつも、いつまでも優太郎くんから優しさをもらいつづけたいから…。
いつも、いつまでも優太郎くんと一緒にいたいから…。
いつも、いつまでも優太郎くんと幸せを感じたいから…。

いつも、いつまでも優太郎くんが私を好きでいてほしいから…。

「大好き…」

投下終了。

超長文になってしまったことを許してくれorz

GJGJこれはいい!!

ああああああああ!
GJGJGJGJGJ!!

……ふぅ、あまりの甘さに取り乱してしまった…さて、甘さを中和しに醤油でも飲むか……

GJすぐる
つーかこの24時間で投下多すぎw
俺の歯から骨から一切合財が絨毯爆撃を受けてるんだがwww

剣道一筋で部長をやってるような人が
実は乙女チックなことに憧れてて
初めてを人を好きになったら
頑張ってお弁当作ってきたり
顔真っ赤にしながらお姫様抱っこやキスをおねだりしてきたり
徐々に積極的になってHになっていく。
クラスの男子から嫉妬され、ファンクラブの女子からも敵視される。

こういう設定は頭にすぐ出てくるのにそれを文章にしようと思うと
何も浮かばなくなる。

てめぇ!





どうしてそれを書かないでいられるんですか!

訂正個所発見した。
×訪ねる→○尋ねる






俺は服の上から彼女の控えめな胸に触れる。
「ともくん。」
赤みを帯びた顔でビクッと反応するリーナ。
どうやら、さっきのディープキスでスイッチが入ってしまっているようだ。
撫でるように胸の上で手を動かし、またキスをする。
「かわいいよ。リーナ。」
ゆっくりと上着のボタンを外し、彼女のブラジャーを露わにする。
そこにあったのは、リーナのイメージにぴったりの
ファンシーなデザインのブラジャーだった。
この前のときの黒いブラジャーは子供のような彼女とは
アンバランスな感じがよかったが、やっぱりこうゆうのもリーナには似合う。
俺がしばらく見つめていると、
「新しく買ってみたんだけど、子供っぽすぎるかな?」
とおどおどとリーナが尋ねてきた。
「いや、よく似合ってるよ。」
「ほんと?」
リーナはみるみるうちに嬉しそうな顔になった。
油断している彼女の隙を付き、俺はブラジャーをすかさずずらし、
顔をだした小ぶりな胸を舐める。
何度繰り返してもこの胸の高まりは薄れようはないだろう。

「ひゃん。そそんないきなりなんてずるいよ。あんっ。」
嬌声を出しながら抗議する彼女を無視して、俺は胸への愛撫を続けた。
そして、リーナの腕が俺を逃がさないように俺の頭を抱きしめてきた。
いつもどうりすぐに陥落するリーナ。
「ともくん。もっと、もっとしてぇ。」
俺はその要求に応え、ぷっくりと膨らんだ小さな乳首を何度か甘噛みした。
「ひゃうん。ともくんのえっち。」
俺は愛撫を止め、リーナに顔を近づけた。
「俺はヤケドを治してるだけだよ。エッチなのはリーナの方じゃないのか?」
顔を真っ赤にしながらこう答えた。
「うん。だから、もっといっぱいして。」
ゆっくりと足を開き、リーナは俺を誘う。
俺は誘われるまま、彼女の女の部分に顔を近付け、できるだけゆっくりと深く
もう一人の彼女に刺激を与える。
「んんっ。あんっ。」
リーナは嬌声を抑え込もうと身をくねらせるが、
その行為は逆に普段より艶っぽさを醸し出し、俺の鼓動を速める。


「ともくんっ。わ、私ばっかり気持よくなると悪いから、
ともくんにもしてあげるね。」
リーナは喘ぎながら、そう言いだした。
「ああ、頼むよ。」
「じゃあ、仰向けになって。」
指示通り俺が仰向けになると、リーナは俺の顔に性器を近づけたまま、
ズボンのファスナーを開き、十分すぎるほど怒張した俺のモノを見つめ、
感想を漏らした。
「もうこんなにおっきいんだね。」
「すっごくかわいくてエッチな彼女がいたからな。」
「ふふっ、じゃあ始めるね。」
彼女がくわえるとリーナの唾液が俺の息子を包み込んだ。
もちろんそれだけでは終わらず、
口を離すと今度は舌を使い、ぴちゃぴちゃと舐めはじめる。
その一連の行為はどんどん俺と俺の分身を悦ばせてくれた。
そして、行き着く結果は、
「リ、リーナもう出るっ。」
ぴゅるっと勢いよく俺は射精した。
この位置だと確認はできないが俺の精液は彼女の顔にかかったみたいだ。
リーナは俺の顔から退き、微笑みながら自らの性器を開き、
「ともくん、今度はここでして。」
その微笑みは娼婦のように、女神のように俺なんかでは
抗えるはずのない魅力を放っていた。

俺はリーナを無言のまま押し倒し、彼女の中に俺のモノを突っ込んだ。
「………ぁあん。挿れただけなのに気持よさすぎるよぉ。ともくぅん。」
無論それはリーナだけではない。俺と何度も交わった今でも程よい締め付けを
してくる彼女の膣からの刺激を俺も味わう。
「ああ、そうだな。」
自然と腰が動き俺の分身は彼女の中を貪ろうとピストンを繰りかえす。
そのたび、俺を逃がさないように彼女は俺を締め付け、
絶え間なく快感を与えてくれる。

「ねぇ、ともくん。いつもみたいにだっこしてくれる?」
「もちろん。その方が俺も気持ちいいからな。」
そう言って俺はリーナを抱きかかえ、いわゆる対面座位になり、向かい合った。
それとともに俺の息子はリーナの中により深く侵入した。
お互いの性器を再び刺激しあう。
「んぁあ、イクときはやっぱり、ともくんの顔が見えてないとね。」
今までの快楽によってとろけきった眼差しで呟き、リーナは動き始める。
俺の胸板にリーナの胸がこすれ、文字通りお互いの体が重なり合う。
俺の分身から精液が放たれるののそう時間はかからなかった。
「リーナ、中に、中に、出すぞ。」
「うん、いっぱいい~っぱい出してぇ。」

「ともくん。今日はとっても気持ち良かったね」
「俺はなんか疲れたよ。」
「だめだよ。今日は危険日なんだからいっぱいえっちしないと。」
「え?それってどうゆうこと?」
「もんど~むようだよ。え~いっ。」
その言葉と共にリーナは俺に襲いかかってきた。

結局、その日は、五回も搾り取られました。
みんな、甘えん坊には気をつけろ。




エロシーン初挑戦なんで、拙い部分をあるかも知れないが、
楽しんでもらえれば幸いだ

10年くらい前のエロゲに少し近いキャラ居たなぁ

・登校中、主人公とぶつかる転校生(秘密にしてるが、前の○校では剣道部主将)
・乙女チックで可愛らしい女の子になりたがっている(しかしよく失敗する)
・シナリオが進んでフラグが立つと、主人公が他の野郎共から嫉妬の嵐
・付き合い始めて間もなく、手作りのクッキーを焼いて持ってくる

>383

七瀬留美しか思いつかん…。
あってる?

 ――ブォン!
 竹刀が風を切る音が道場に木霊する。彼女はただ無心に素振りを続けていた。
 そんな姿を僕は格好いいと思っている。僕はお世辞にも格好いいと言われるような
タイプではないので、そんな彼女の姿をある種の憧れにも似た感情で、たたじっと
見つめていた。
 数刻の後に彼女の腕が止まった。
「お疲れ様です、都さん。」
 僕はそう言って彼女に近づき、タオルを手渡してあげる。
「あぁ、ありがとう…忍。」
 未だに彼女は僕を名前で呼ぶことに気恥ずかしさを覚えているようだった。剣道に
勤しんでいる時の彼女は確かに凛々しいが、普段はどちらかといえば純粋で、可愛
らしい人だと――付き合い始めてから気がついた。尤もそんな感想を彼女の前で口に
出してしまえば、きっと真っ赤になって俯いてしまうだろうから口には出せないけれど。
「今日も素敵でしたよ。」
 格好いい、というよりも素敵と言った方が彼女は喜ぶ。やはり女性だけあって格好
いい、と恋人に言われるのは微妙な感慨を覚えてしまうのだろう。僕が情けないという
話は置いておいても、だ。
「そ、そうか? ……ありがとう。」
 顔を赤くして、都さんは僕から視線を逸らした。
 まったく、可愛い人だなぁなんてそんな惚気じみたことを思ってしまう。
「いつもすまないな。」
 そう言って都さんは僕にタオルを差し返した。
「いえ、彼氏なんですから、これくらいの役には立ちたいですよ。」
 というよりかは剣の道で頑張る彼女を応援する方法がこれくらいしかないのだ。もし
僕がスポーツ万能の超人であれば、彼女の練習相手くらいにはなれるのかもしれない
けれども、インドア派代表の僕にそんな芸当ができるわけもなく。
「……あぅ。」
 しかしどうやらこの台詞は殺し文句だったらしく、彼女は真っ赤になって俯いてしまって
いた。失敗した。こうなると彼女はしばらく照れっぱなしになって言葉が出せなくなって
しまう。彼女といられる貴重な朝の時間をこんな風にロスしてしまうのは、僕としては残念
でならない。
 ゆっくりと、彼女が回復するまで待つ。
「あ、あの、その、な。」
 数分後、彼女は顔をあげて口を開く。
「私は、お前がこうしてくれて、す、すごくうれしいんだぞ?」
 恐らく恥ずかしがり屋で照れ屋な彼女がこんな言葉を出すのには、相当な勇気がいるの
だろう。そうしてまで彼女がこう言ってくれたことが、僕にはたまらなく嬉しかった。
「ありがとうございます。そう言われると救われますよ。
 僕にできることがあれば、遠慮なく言ってくださいね。」
 だから僕は彼女がまた赤くなってしまうであろうことをわかっていながらも、誠意をもって
お礼を言いたかった。
「――!」
 都さんはただでさえ赤く染まっていた頬を更に朱色に染め上げて俯いた。
 これは放課後まで話ができそうにないかもな、そんな風に思った時のことだった。
「じゃ、じゃあ1つ御願いしても……いいか?」
「えぇ、いいですよ。」
 予想外のことに驚きつつも、僕は即答した。
「あ、あのな。あの」
 彼女は恥ずかしそうに、でも頑張ってこう告げた。

「あ、ああああ、頭を、ナデナデしてくれないか?」
 ――あぁ、これは反則だ。
 僕はそう思った。
 撫でてくれないか、ではないのだ。ナデナデしてくれないか。
 この差は大きい。女子剣道部主将で、個人戦ではIHにも出場していて、凛々しい姫君などと
地方紙で神格化されているような剣道小町の彼女が、こんな風に甘えてくれるなんて、全く
反則にも程がある。
「……や、やっぱり駄目だったか?
 子供っぽい御願いだったか?」
 あまりの破壊力に声を出せなくなっていた僕の様子を見て、彼女は失敗したと思ったらしい。
世界の全てから見放されたかのような寂しげで不安そうな表情で僕を見つめている。
 全く、これだから僕ってヤツは。
「そんなことはないですよ、全然。」
 そういって彼女の頭を撫でる。実のところ僕は身長がそう高くないために女子にしては長身
な彼女とは背がそう変わらず、頭を撫でるのが少し難しいのだがそんなことを気にするなんて
この状況でできるはずもない。
 彼女は相変わらず頬は赤いし、恥ずかしさのあまりかやや俯きがちではあるものの、幸せ
そうに目を細めて口元をほころばせていた。
 見ているこちらまで幸せになりそうな、そんな表情だった。
「こんなことでよければいつでも言ってくださいね。
 その方が僕も嬉しいですから。」
 ひとしきり撫でた後、僕はそう言って手を戻した。
「い、いつでもいいのか?」
 そう問うた彼女の瞳は輝いていた。
 まるでご主人様の帰宅を喜ぶ犬のように、なんて形容したら彼女は怒るだろうか。
「えぇ、いつでも。」
「ま、毎日でも?」
「勿論です。」
「ま、まいにち――」
 そう呟いたまま彼女は固まり、
「み、みやこさん!?」
 そしてそのまま恥ずかしさと喜びのあまり(後で本人がそう言っていた)崩れ落ちたのだった。


なんかこんな感じのを思いつくがままに書いてみてしまった
イメージを崩してしまっていたらすまない

GJ

あってる

<チラ裏>
スレとはあんま関係ないけど、俺をツンデレスキーにしたきっかけのキャラだった
そのせいか、俺好みの甘えんぼう属性はこのスレでの例え方ならスイートフレアみたいなの


朝食の食パンが練乳あんこトーストになってしまったではないか!

GJ一本とられたわ

えーとティッシュティッシュ

998.32

+29.35

(+3.03%)

誤爆
スマン

穏やかで、心地よくて、そして幸せな時間…

GJ!
覚書シリーズ待ってました
歯磨きしようにも歯がなくなっちまったぜ

「ゆーくん!歯磨き!」
「はい。自分でしなさい」
「むーむーっ!!ゆーくん!歯医者さんならたまには私にだってしてくれてもいいじゃない!ほらっ、あ~んってしてるから♪あ~ん♪」
「よくない。それに俺はまだ研修生だ。っていうかお前もだろ」
「………せっかく一生懸命勉強して歯学部に入ったのに………ゆーくんに歯磨きしてもらえないなんて、いままでの苦労はなんだったの?」
「随分不純な受験動機だったんですな、茜さんや。っていうか俺に歯磨き指導されてる幼い女の子に嫉妬なんて理由で誰が納得できるか」
「だってだって!ゆーくんの膝は私専用だもん!例え幼稚■児でも許せません!」
「してない。膝枕なんてしてない。診察用ベッドに寝てたのを横から遠目に見て勘違いした茜が悪い」
「で、でもでも!本当にショックだったんだからぁ!ゆーくんが見境無しに女の子に膝枕して、最後には小さい男の子にまで………!」
「やめい!俺がとんでも両刀使いに聞こえる!」
「あっ、そうだったね。ゆーくんは両穴使いだもんね♪」
「お口にチャック!」


「ゆーくんが歯磨きしてくれるまで出来ないもん♪」
「じゃあさっさとしなさい」
「だからぁ………あ~~~ん♪」
「………わかったわかった。ほら、膝に頭乗せな」
「やた~~~!!ごろごろぉ~~~♪ほにゃ~~~♪♪」
「ええい!頬擦りするな!動くな!」
「あん♪頭を押さえて無理矢理口を開けさせるなんてご・う・い・ん♪」
「うるさい。で、どんくらいやればいいんだ?」
「スベスベになるまで!」
「………それをどうやって調べろと?」
「それはぁ………ゆ、ゆーくんがぁ………キ、キスして舌で触ってくれればいいんだよぉ…///」
「(シャカシャカシャカ!)」
「ふわっ!?早くなったぁ」
「速攻で終わらせて調べるぞ」
「うん………隅々までしっかり調べてね♪」


おわり

ここの皆さんは歯医者さんに診てもらってるのに歯医者物がないかなと思い………
最近投下のレヴェルが高いから中々勇気が要った。

携帯なので変なとこがあったらスンマソ。

GJ!
十分甘いぜ
レベルなんて気にしないでどんどん投下しちゃいな


このスレはレベルが高いなww
GJ!!!

いいね!GJ!!

GJ!両穴使いにはフイタ。


人にして貰う歯磨きってすごい気持ちいいよな。うん。GJ.

膝枕の耳かきも忘れちゃなんねぇ

甘い甘いと騒いでる奴らに宣言しよう。
『女の子はお砂糖とスパイスと良いもの全部』でできた、天が与えし砂糖菓子なんだぜ。


ケミカルXは?

がちょうの母さん乙

ラジカル化学2009

投下します。博士と助手の続き
3レス。エロくないです

 ある研究所のある研究室、新藤ラボ。
 突然の甘え実験から数日。新藤博士は何も甘える行動を起こしてはいない。パソコンのキーボードをカタカタと鳴らして論文を書いている。
 勿論、内容は「上野君に対して最も効果的かつ効率的な好意の伝達方法」ではない。
 仕事に勤しむ博士を見て上野助手は少し複雑だ。
 例の実験の次の日、上野は彼女にまた抱きつかれるのではないか、と不安半分、期待半分だった。
 だが、そんなドキドキも、新藤博士の「おはよう。この前の変な解が出ると言っていた解析、あれは君の入力ミスだぞ」の一言で消えた。
 あれは博士のいたずらだった。そう上野は考えておく事にする。
「でもなぁ~」
 新藤博士は研究はしても、いたずらはしない。そういう人だと上野は助手として思う。
「あれは本気なのかなぁ」
 だとすれば、先日の実験で「上(略)法」は甘える事に帰着したことになる。ならば、さらなる研究ためと称して、博士は必ず甘えてくるはずだ。しかし、新藤は甘えてこない。
「やっぱ、違うよなぁ。はぁ……」
 ボヤキと一緒にため息をつく。好意を持っているのは博士だけでなく、実は助手も同じだったりする。
「上野君、何をぶつぶつ言ってるんだ?」
「うおぉっ!!」
 上野が思考に耽っている間に、後ろに新藤がいた。コーヒーでも淹れようと席を立っていたらしい。
「何か問題でもあったのか?」
「いえ!なんでもありません!」
 慌てて答える上野。博士の事を考えていましたとは恥ずかしくて、口が裂けても言えない。
「そう、ならいいんだけど。無理はしないように」
 一瞬不審がるも、くるりと背を向けて新藤は歩いていった。
 新藤の小さな後ろ姿を見ながら上野はまた悶々と考えた。例の研究は今も継続しているのか、と。
「ん?」
 ふと、上野は異変に気付く。新藤の頭、ちょうどつむじあたりに糸くずが付いている。
「新藤博士、頭に何か付いてますよ」
 頭の異変に気付いた時にはもう彼の体は動いていて、ぱっと新藤の頭を払う。彼女のショートカットの髪がさらりと揺れた。


「ひゃぁ!」
 いきなり意識の外から触れられた事に驚いて、新藤はびくっと体を震わせる。
「えっ!な、なんかスイマセン!」
 上野の方も予想外の反応に戸惑う。
 もしかしたら、彼女の頭を強く叩いてしまったのかもしれない。いや、そうに違いない。
 と、上野は思ったらしく、何故か新藤の頭をわしゃわしゃ撫でる。
「あ、上野君……もっと優しく」
「あ、はい」
 混乱している上野は、言われたとおりに少し力を弱めて新藤の頭を撫でる。
「ダメ、もっと」
 この時、上野助手がもっと冷静ならわかるはず。今の状況が。新藤博士が。
「上野君、もっとゆっくりなでて、欲しい……かな」
 甘えモードになっていることに。
 そうとは知らず、上野は一生懸命に優しく、ゆっくりに、頭を撫でる。なでなでされて新藤は、目をとろりとさせ、ぽーっとしている。
「んぅ、上野君……」
 いつの間にか、新藤はしっかりと抱きついている。ここでようやく上野は気付いた。
「はっ、博士!なんで!?」
「上野君、わかったぞ。甘えには能動性と受動性がある」
 新藤はきりっとした博士の顔になって言った。いきなりなものだから上野は「はぁ、そうですか」としか言えない。
「わかりやすく言うとだな、この間、私が上野君に抱きついたように、自ら積極的にいくのが能動性甘え。今、君がなでなでしてくれているように、君が私に応えて甘えさせてくれる。これが受動性甘え、だ」
 新藤は新たな発見に、やったぞと言わんばかりの表情で嬉しそうに笑う。
「あの、まだ、やってたんですか?えっと、研究、を」
「何を言うんだ。『上(略)法』の研究は終わってないぞ」
 助手の質問に、当たり前だとばかりに博士は目をほそめる。
「そっか、これは良い事……なのか?」
 上野はそっと呟いて自問する。博士が研究を続ける事は、嬉しくもあるが、困惑もまだある。
 まぁ、少し恥ずかしいけど、これはこれでいっか。
 そう思いながら、彼は新藤の頭にぽん、と置いてそっと、丁寧に撫でた。


 彼女は幸せそうな表情を浮かべて上野を見つめる。
「んん、気持ちいいぞ……うー君」
 頭を撫でる手がピタリ止まった。
「博士、今何て?」
 上野は抱きついている新藤を離す。新藤はいきなりの質問にきょとんとしている。
「うー君」
 それが何か問題があるのか。と言うかのように首を傾げる。
「上野君だから、うー君」
「いいですか博士、それ、絶対、絶対ですよ。絶対言わないで下さいね。絶対にですよ」
 上野は真剣に、絶対を強調して繰り返す。
「え、う、あ、あの……?」
 言葉の意味がわからずに博士はおろおろ。
「えっと、どうかしたのか?顔が赤く……それに」
「さあ!論文を仕上げないといけませんねっ!」
 上野は照れている。この前抱きつかれた時よりもはるかに。いや、今まで生きてきた中でも最高に。
 それ程うー君と呼ばれたのが恥ずかしがったのだろう。お前はトマトか、と言いたくなる程の赤い顔がそれを証明している。
「はいはい!さっさとしましょうっ!」
 上野は照れをごまかすためにしっしっと彼女を追い払う。
「もう、私の方がエライんだけどなぁ」
 不満をもらしながら、新藤はしぶしぶ自分のパソコンに向かう。
「何故だ、上野君は研究の邪魔をしたいのだろうか。うむぅ……いじわる」
 博士の研究が終わるのには、まだちょっとだけ、時間がかかりそうである。



おわり


投下終了。携帯からお邪魔しました

ふむ・・・実に面白い。

いいねぇ

わざわざ携帯からとは
GJっす(悪意はない)

GJ!
ここの大学探して願書出してくる。

研究室のSSだからってガリレオ自重w

俺一昨年そこの大学落ちたんだよね
試験問題製制作委員に新藤博士が在籍してたらしくて
小論文という名の甘えSSがかなりの高配点であったなぁ

去年は小論文が試験科目から削除されてて無かったから受かったけど
どうやら俺が落ちた時の合格者達がこのスレに大量にいるらしい………

無意識での行動って我に返った時にすごく焦るよね

俺、いつの間にかニヤけてた
でもいつニヤけたのかわからない
気がついたら口の端が上がってた

「はい、そこ入ってー」 路上教習でホテルに誘導 → 女子高生にわいせつ行為
これだ

わざわざご苦労

[広辞苑]より

【甘える】
《自下一》
①甘みがある。甘たるくなる。
②恥かしく思う。てれる。
③馴れ親しんでこびる。人の親切・好意を遠慮なく受け入れる。


②分が足りてません!
以前あったスイートフレア並みのがほすぃ。

魔法少女のやつね
俺も読みたい

むしろ①甘たるくなる

これを更に強化すべき

つまり主人公の誕生日にケーキを作るのに自分の体を使った女体盛りにして、
とりあえず主人公がケーキ分を食べたら次は当然自分を食べてくれると思ってたんだけど
『さすがに甘たるくなった』と言われてガーンってしてたら
『でもこっちは別腹』ってことで結局完食されて心も体も甘たるくなる満腹な話のことですね。わかります。

誕生日は自分


魔法少女というと
なぜかアンスコ・エミーが頭に浮かんで困る

ここの住人のレベル高いなw
もう寒くなるし毛糸にくるまれて色んなことをすると言う妄想が思い浮かんだ

こたつで足コキ(ry
毛布にくるまって(ry
長いマフラーを(ry
寒さを吹っ飛ばすいちゃ(ry


くっついて人肌で暖め合いたいがゆえに、部屋の暖房を極力落とす捨て身系甘えっ娘
が、男が折れる前に風邪をひいてダウンしてしまい、
罪悪感を感じた男が寝ている甘えっ娘に添い寝してくれるむにゃむにゃ展開

な妄想が降りてきた

「寒い・・・温めて・・・」

「眠るなー! 眠ると死ぬぞー!(ピシッピシッ)」
「痛い。でも幸せ……」
「しっかりせんかー!」

【ちょっと寒すぎたらしい】

姉ってのは多少弟に対して淫乱でも構わないと思う。

わざと胸押しつけてからかったりとか
するとそのうちにムラムラと

で、やっぱりその後で照れて赤面しまくるのも捨て難い

このスレは流れが急変するから困る


「寒っ・・・この季節は夜冷え込むね~」

私は自室のベッドの毛布に潜りながら、未だに冬用の布団を出してくれなかった母を少し恨んだ。
全く・・・可愛い娘を放っておいて夫婦二人で温泉旅行に行くなんて!
―――まあ愚痴っててもしょうがないよね。
とりあえず電気ヒーターをつけて暖まろうっと。

私は勉強机の下にあるヒーターを引っ張り出すとスイッチをつけた。
ヒーターが轟音を立てて稼動しだし、室内を暖めていく。

「はぁ~・・・温いぃぃぃ」
クッションの上に座りながらまったりしていると、ヒーターが突然異音を発し稼動停止した。

「え・・・?ちょっと!まさか故障!?」
試しにヒーターを2、3度叩いてみたがうんともすんとも言わない。困ったな・・・

「う~また冷えてきた・・・寒いぃ~」
毛布の中で丸まりながら何か暖を取る物を探す。
一通り部屋を回って出てきた物は―――飴、チョコ、クッキー、パックの紅茶
・・・食べ物ばっかだった。

「はぅ・・・寒い・・・」
このままじゃ凍えちゃう。
なんとかして暖まらなくちゃ!でもどうやって暖まらろう・・・?

ふと窓を見ると、隣に住む秀哉が今まさに寝ようとしてる所が見えた。
それと同時に私は閃いた。

―――暖房器具で暖まれないなら彼で暖まっちゃおう、と―――

そして簡単に身仕度を整えた私は今、彼の家の前にいる。
そう言えばおじさんの出張におばさんも付いていってしまったって秀哉が言ってたっけ
突然押し掛けたらどんな顔するかな?

期待と不安を抱えつつ、私はインターホンを押した。

屋根づたいでいくと思った
ともあれGJ

こんなん思いついた。

「寒くて甘い夏」

夏。
外では蝉がやかましく鳴いている。
気温は40度を超え、うだるような暑さ。
―のはずなのだが。

「寒うぅっ!」

いつものようにダラダラしようと幼馴染のこいつの家にやってきたまでは良かった。
確かにクーラーの効いた部屋、というのが目的だったんだが、いくらなんでもこれは効きすぎだ。
南極にでも来たのかと思ったぞ。

「ち、千砂…お前寒くないのか?」
「…寒いよ」
「だったらなんで
「だって!雅くんぜんぜんベタベタさせてくれないんだもん!」

そうだった。
こいつには昔からやたらとスキンシップを取ろうとする癖があるのだ。
しかしこの猛暑。流石にこうベタベタされると暑くてたまらないわけで。
最近は自粛してもらっていたのだった。

「だからね、こうすればまたくっついてもらえるかなって…
 ねえ寒いよ、あっためてよお・・・」

そう上目づかいで懇願されると、断らないわけにはいかない。
それに俺も正直寒さで限界だ。

「ったく、しょうがねーなー」
「ほんと!?ありがと!雅くんだいすきっ!
 すりすり~。えへへ、あったかあい…」

思いっきり甘えた顔で体を擦りよせてくる。
氷点下とも思える部屋の中、人肌の暖かさと柔らかさが何とも心地よくて。
俺は理性が壊れそうになるのを必死でこらえる。

「ねえねえ、春も夏も秋も冬も…
 ずーっとくっついていようねっ♪」

俺は思わず苦笑した。ずーっとってことは、今年の夏の間中これが続くってことか?

―全く、地球に優しくないカップルだ。

鍋とおでんも忘れちゃならん

このカップルは環境省と環境保護団体にマークされそうだ

あと長いマフラーを二人で巻く程度では満足出来ないから、
大っきなセーターを編んで二人で一緒に着るのもありだな。

忘れてた

『二人で一緒に着る』
これだけ読んで二人羽織を思い出した
というか二人羽織って最高じゃないか?密着度は高いし、お口にアーンも出来るし

女が前で男が後ろか
男が前で女が後ろか

それが問題だ

前者で。
何故か女の子が後ろ向きですが。

後者だと「胸が当たって・・・」→「当ててんのよ」とも関わりがありそうだ

「ちょ、入ってるって……」
「挿れてんのよ」

そんなお風呂場

甘えんぼうはヤキモチ焼きじゃないとな
拗ねてるのをよしよししてあげるとぎゅーってくっついてくる。

それを吉牛の法則という

しかしヤキモチを妬かずに
「さっきあの子にしてたみたいにわたしにもしてっ!」
みたいな無邪気っ娘も悪くないと思わないか?

誰がうまいことを(ry

あれ?
もしかして天才で有名な新藤博士じゃね?w


「……にゃー」
「あっ、猫だ。学校に居ちゃダメだぞ、つまみ出そう」

 休み時間になる度にちっちゃな先輩がふらふらやって来るので、追っ払おうと思ったらズボンの裾を掴まれた。

「け、けーくんの意地悪っ。もうケーキ作ってあげない!」
「俺の週末唯一の楽しみを奪う気ですか」
「私の休み時間の楽しみだもん。引き換えだよ」
「……脳内で世界大戦が勃発しました。ケーキを取るか平穏な●生生活を取るか」
「ははは惑え惑うがいい」

 何だかムカついたのでデコピンした。「うきゃっ」と可愛い悲鳴が出た。

「うぅ……第一、こうやって私が遊びに来て何の問題があるのよぅ」
「勝手に膝に乗るない。男子見てるから。ね。それが問題。だから下りて」
「先輩権限で却下でーす」
「何という横暴。この専制は間違いなく年功序列」

 いつのまにか専制が敷かれているようだった。

「ね、昼御飯だから。先輩もお昼でしょ。だから下りて」
「や。食べさせて」
「俺が食べれませんが」
「私が食べさせるから。口移し的な意味で」
「雛鳥ちゃうがな。ほらさっさとどいてどいて」
「……ん、そこ、もっと爪立てて」

 いつの間にか手櫛でさらさらと髪を解いていた。不覚。





「おいしい? ね、おいしい?」
「おいしいです」
「ね、ね、じゃ、ごほうび。ね」

 結局食べさせられて、ご褒美になでなでを要求される俺だった。







甘えんぼうたちのお昼はこんな感じと妄想したがgdgdになったぜフヒヒwww

なごむ~

で?シリーズ2作目はいつかな?

「お兄ちゃん、頭なでて~」
夕食後に妹・優(優)は俺の部屋に入って来るやいなや、
俺に抱き着いてこう言った。
「お、おい、どうした急に」
「私も春ちゃんみたいに頭をなでて欲しいよ~」

春(はる)ちゃんとは、お隣りに住んでいる5歳の女の子で、
俺と優が学校から帰ると、春ちゃんがウチに遊びにやって来る。
例に漏れず、今日も春ちゃんが遊びに来たのだ。

「私だって一生懸命鶴を折ったのになでてくれないし~」
優はそう言って顔をぷくっとふくらませる。こういう仕草は結構かわいい。
「いや、だって…」
優はもうそんな歳じゃないだろ、と心の中で呟く。
きっと口に出したら泣かれるのがヤマだろう。
なんて言おうか迷っていると、そういう俺が気に入らないのか、
「私もなでて欲しいから頑張ったのに~」
と、ポカポカ胸を叩いてくる。
俺は戸惑う反面ホッとした。優がこうする時はそんなに怒っていない時だからだ。

春ちゃんは幼稚園で鶴の折り方を覚えたと言って、
俺と優の目の前で鶴を折ってみせた。
覚えたばかりにしては、器用に作ったので、
「良くできたね」と春ちゃんの頭をなでてやったのだ。
それを見た優が、これは名案とばかりにせっせと鶴を折っていたから
何事だとは思っていたが…。


「もしかして春ちゃんにヤキモチ妬いてるんじゃないだろうな?」
俺がポカスカ叩く優の手を制して尋ねる。5歳の子にヤキモチ妬いたら大変だ。
「別に妬いているわけじゃいけど、ただ…」
「ただ?」
「お兄ちゃんは、私のお兄ちゃんなんだから、頭をなでてくれないとダメなの~」
「言っている意味が良くわからんが」
「だ~か~ら~。お兄ちゃんが私をなでてくれればそれでいいの~」
「………」
要は、口実は何であれ優もなでてもらいたい、と言うことか。
「はやく~」
まぁ、優の甘えスイッチが入った以上、頭をなでるまでは解放してくれないだろう。
「…しょうがないな」
俺は意を決して、右手を頭に乗せ、優しく頭を撫ではじめる。

なでなで…。

「ん~~~」
優の顔がふにゃりとなり、幸せそうな声を上げた。
力を抜き、徐々に俺に体を預けてくる。
「ふひゃ~~~」
俺の胸に顔を埋め、体を蜂蜜のように溶かして行った。
…優、リラックスし過ぎだぞ。

とりあえず、一通りなで終えたので尋ねる。
「…もういいか?」
優が顔を少し動かして、とろけたまま声を発する。
「んぁ~。ダメだよ~。あと7回なでてくれなきゃ~」
「は?」
「今日、お兄ちゃんは春ちゃんを4回なでていたじゃな~い」
「………」
「だからお兄ちゃんは今日、私を春ちゃんの倍の8回なでないとダメなんだよ~」
それは一体どんな理屈なのだろうか。
まぁ、優の甘えスイッチが入った以上、7回なでないと(以下略)。
軽くため息をついて応じる。
「はぁ…、わかったよ」
「ため息つかな~い」
「はいはい」
「はいは1回~」
「…ハイ」
「うむ、よろしい。それではなでてくれたまへ~」
「…ハイ」

なでなでなでなで…。



後日、春ちゃんが面白がって俺のほっぺにちゅーとかしてくる事になるが、
それはまた別の話である。



初投下で、文章下手くそでスマソorz
自分の文才の無さに悔しさが残るわ。


sage忘れかな?とにかくGJ!

GJ
続編予告とはやってくれるな

甘えたいけど甘えられない子が甘えるっていうss(エロなし)
………………………
ゆっくり目を開くと、目の前で伏せられた睫毛が震えていた。こんなにもまじまじと顔を見ることは初めてかもしれない。しかも至近距離だ。

「ん、ふはぁ…んむ」

苦し気なくぐもった声が聞こえたので、ちゅ、と一度軽く触れてから離れる。しかしすぐに薄く濡れた唇が惜しむようについばんできて、それだけでオレは昇天しそうなほどの興奮を覚える。

「も、もうやめましょう…になさん」

自業自得でありながら、あまりの恥ずかしさに耐えられなくなったオレは訴えた。すると彼女は悲しそうに眉が下げ、大きな瞳に涙さえ浮かべて。

「っ…やだぁ」
オレの服を掴んでわがままを言う子どもの仕草でいやいやするだけだった。

「だめ、もっとちゅーして…」

涙で潤んだ瞳でねだる。しかし背中を掴む手がかすかに震えている。
まいった。オレ今日死んじゃうかも。

………………………
ことの始まりは不思議なキャンディだった。

オレは彼女にずっと片思いをしていたのだが、我慢できずに告白した。最初は断られてしまったものの。オレの猛アタックで付き合い始めて2週間。恥ずかしがり屋な彼女を口説き落としてようやくここまでこぎつけた。

『あのっ…手、繋ぎませんか!?』
『え…っ!あぅ、…ごめん、ここ、通学路だし…誰かに見られちゃうかも…だから』
『そ、そーですよね!ごめんなさい!』

こんな感じで心に傷を負いながらも、(誤解しないでくれ。彼女は極度の恥ずかしがり屋で、俺はそんなところも含めて大好きなのである。)付き合う→一緒に帰る→手を繋ぐ→キスという風にステップアップしていったのだ。


そんなある日一緒に帰ってるところをたまたま目撃されてしまったのだ。寄りによってあいつに!

「可愛い子じゃん。頑張ったなぁ隼人」
「う、うるせーよ!バカ兄貴!」

だから嫌だったんだ!応援してくれるんだろうけど、恥ずかしいったらない!

「あ、これやるよ」
にやにやと渡されたものだった。詳細は知らないが兄貴はあやしい店でバイトをしている。どうもその店の商品みたいだ。

「これも忘れずに、な」
箱を投げられた。それはベッドに着地した。

「アメ?んだ、まだなんか投げ……!?!?」

ベッドの上に鎮座している物体。ばっちりしっかりコンドームだった。

「ば、バカヤロー!!!」

もしかしたら…いやいや、んなわけねーよなと思いつつ、わずかな期待を胸に。一応だな…。そっとポケットに忍ばせたのだった。

…………………
それから3日経ったのが今日だ。
テスト前と言うことで勉強会をすることになったのだが、まったく進まない。になさんがオレの部屋にいることが不思議で仕方なく、そわそわ落ち着かないのだ。彼女には集中しているから気づかれないようで…。
それをいいことにちらちらと観察してみる。

(手ちっちゃくて可愛い…今日は繋げなかったな、…)(あ、悩むと唇尖らせてる…癖なのかな…やべ、ちゅーしたい…!)(…細せーよな、甘いの好きっていってたけどちゃんと食ってるのかな…あ、そー言えば)

ポケットから入れっぱなしだった飴を取り出した。それをぼーっと見つめる。

(…やっぱそーいう系の道具なんだろうか、これ)


「隼人くん…?」
「はっはい?!?!」

急に呼ばれてドキドキしてしまった。

「勉強、しないの?眠いの?…飴、気になるの?」
「あ…えっと、これ、兄貴がになさんにって!」

とっさに出た言葉に自分で驚いてしまう。何を言っているんだオレは!になさんに危険なものを食わせるなんて!

「え…いいの?ありがとう!」

ぱあっと顔が明るくなる、甘いものが大好きなのだ。素直に感情を表すところが好きだ。

兄貴グッジョーーブ!!!!

(になさんが笑ってくれた!)

オレは内心でガッツポーズをとる。
最近ではふたりきりになることに馴れてくれたのかよく笑うようになったのだが、今まではほとんど喋らなかったり、黙り込んだりしていたから。すげー嬉しい。(オレの方はと言うとべた惚れで未だに敬語を使ってしまうのがよくないのだが。)

「いただきます」
「は!はい」

袋から取り出しただけで甘いにおいが部屋に広がった。

「ん、いちごあじらぁ」

口の中で転がしながら舌っ足らずに話す…可愛いいぃぃ!鼻の下は伸びっぱなしだ。

「おいしいですか?」
「ん、!……?」


呼び掛けにオレを見上げると、頬を染め上げふにゃりとしか表現出来ないような柔らかな笑みを浮かべた。
そして、急に…

「隼人くぅんっ」
「うわあっ!?」
いきなり抱きついて来たのだ!焦るオレを余所にすりすりと体を寄せて、目を細める。

…………………………
「にっ、になさん!?」
「ン、隼人くんの匂い…だいすき」

すんすんと子犬のように匂いを嗅がれる。暫し固まったままでいたオレだが、『体育でバスケをしたので汗をかいた』ということを思い出し、カァ、と頬に熱が溜まる。

「だ、だめです!汗臭いですから!」
「ううん、汗と、隼人くんの匂い…どきどきする…」

なんてこと言うんだ!人一倍恥ずかしがりなになさんが!

「だいすき、好きぃ…」
「うぅ…」

ぎゅうぎゅうだきついていたが片手を離すと、オレの手をとって指を絡められた。

「…?」
「今日ね、手。繋げなかったから…寂しかった。わたしね、ずっと…ぎゅーってしてほしかったんだよ、」

「すいません…」

そんな風に考えていただなんて全然気付かなかった。反省する。

「キスだって、まだ二回しか…してない」

人差し指で唇をふにと押される。直に指の感触。

「隼人くんの唇、やわらかくて…あっつくて、…気持ちいぃ」
オレとのキスを思い出しているのかどこか遠い目をしている。目はとろんとして、息は少し荒くて、唇は赤く色づいて…非常に…うん。

「…もーガマン出来ないよぉ」

目の前にになさんの顔が広がった瞬間、柔らかい唇が押し当てられた。

……………………
で、冒頭に戻るわけなのだ。

(になさんから!き。キス…!)

「ん、ンん…」

拙いけど一生懸命してくれる。きっと知識なんてないからただ唇をすり合わせているだけなんだろうけど、その感じがすごく嬉しくてオレを高める。

不安だったんだ。仕方なく付き合ってくれてるんじゃないかとか、無理してるんじゃないかとか。だからしつこく誘うことも出来ず、反省しきりだった。

でもやっとわかった。

(ああ…になさん、オレのことすげー好きなんだ)

それがくちづけからきちんと伝わってくる。嬉しくて、照れくさくて、胸の奥の方がじんわりとあたたかくなる。

「んん…ちゅ、」

だけどそろそろやばくなってきた。何がって、ほら…下半身が。
膝がもう少しでオレのたっちゃってるアレを擦りそうだったので離れようとすると、

「離しちゃ、やだぁ…」

だもん。

可愛いになさんを前にして、今まで耐えてきた我慢強いオレでも、プッツンきちゃうんだな。

「オレだってずっと…っ!」
「ひぁっ」

いつだって抱きしめて、いっぱいキスして…ずっと考えていた。
ただ嫌がらせたくなかったんだ。好きだから。優しいオレでいて、我慢していれば傷つけたりしないって思ってた。
だけど、いいんだよね?

首だとか耳だととか、今までキスしたことない部分に乱暴に口づけて、舐める。

「はぁ、ん…やら、くすぐったいっ」
「になさんの匂い…オレも嗅ぎたいです」

になさんからはいつも香水かシャンプーかわからないが甘ったるい匂いがする。オレはその匂いが好きだ。
耳の付け根や髪の生え際に鼻をこすりつけ、本能のままに思いっきり吸い込んだ。

「…ハァ、まじたまんね…」
「アァっ!」

思わず漏れた声にになさんの体は大げさなほど震えた。
首、弱いんだ。

「ここ、くすぐったい…?」
ツ、と指でたどりながら囁けば腕の中でまたビクビク波打つ。
「あ、いじわるしちゃや…んンっ」

ぴくんぴくんと反応しながらも離れようとはせず、力の抜けた指で必死にすがりついてくる。
あれ、なんだかいけそうな気がする。

少し暴れて剥き出しになった太ももに手を伸ばした。

「やっ…やだぁ、だめだよぉ…」
「どうして?」

そう問えば、困った顔をしてますます瞳が潤んだ。

「恥ずかしいもん…む、胸…ないし……がっかりして…嫌われちゃうんじゃないかって、わたし、」
「そんな!嫌いになんかなりません」
「ほんとに?」
「当たり前です!」

思わず力説してしまう。すると、泣き出しそうだったになさんがふわりとほほえむ。

「はやとくん、だいすき…」

うああああ!!!

「お、オレも、オレもだいすきです!」
「うん、…じゃあ、えっち…しよ…?」

最後の最後にすげー爆弾を落とされ、オレは意識を飛ばしかける。だが踏ん張って、ボタンを外そうとした手を止めて、おでこをくっつけた。

「その前に、もう一回キスしましょ…」
「ぅん…」

顔を上げて、ゆっくり目を閉じる。あ、この顔ほんっと可愛い…。そう思いながらあと数センチのところまで来た。ら。
になさんの瞳がぱっちり開いた。

「…へ?」

しばし見つめ合う。ああ、目あけたままディープっていうのもやらしくていいかも…なんて考えて、唇を近づけ…。

「いやあああああーーーっっっ!?!?」

数秒後、オレは右頬に平手打ちを喰らう。すげえ、さすがになさん。いい腕持ってるぜ☆

………

効果が切れたようで。やっぱりさっきまでのになさんの様子は、アルコールの入った飴の所為だったようで。母さん、僕の頬は、じんじんと熱いようで…。

でも、まあ。こんなことでめげるオレじゃないのだ!

「あ…あの、ごめんね…!痛い…?」
「へーきです!になさんからのキスを思い出せば回復できました!」
「ひいぃっ」
「ほんっとーに可愛かったです!遠慮せずいつでも甘えてくださ」
「いやあーっ!!恥ずかしいから忘れてーっ!」


おわり

初投下してみた。
読みにくかったらすまんです。

超GJ

にしても、ここって初投下の人を多いね。おれもそうだったが。

GJ!こういうシチュもオツだわ

このジャンル縛りが少なくて書きやすいのかもね

俺の歯に何か……穴のようなものがががが


小ネタ的なものも多いし、書きやすいのかもね。

明らかに初ってのもあるけど
中には初とは思えない上手い人もいるよな

俺は四年目の若造だが中には超上手い大御所もいるし層が厚いな

最近の朝の寒さときたら何なの。ねえ何なの。

ある日曜の朝、俺は体に染みついた習慣のせいで休日だというのに朝早くから眼を覚ます。
時計を見るとまだ朝の7時だ。朝食を作るのは俺の仕事だが、それにはまだ少し早い。
まだ十月だというのに、最近の朝はやけに寒い。今日だって布団の中でも身震い――
「あれ?」
毎朝の身震いするほどの寒さは、今日は全くなかった。逆に安心感のある温もりが体を包んでいる。
ベッドに横たわったまま目線を下げると、原因はすぐに分かった。
昨夜ベッドに入った時にはどこにもなかったはずの『抱き枕』を、なぜか俺はしっかりと抱きしめていたのだ。
「……姉貴、とうとう来たか……」
このマンションで一緒に暮らしている3つ年の離れた姉の千佳が、
俺の胸にうずくまるように幸せそうな顔ですやすやと寝息を立てていた。
姉貴の腕はしっかりと俺の背中にまわされ、俺も眠っている間に抱きしめ返していたらしい。
姉貴は毎年、朝が寒くなってくると、夜な夜な俺のベッドに潜り込むようになる。もちろん無断で。
普段からベタベタとくっついてきているのだから、俺が寝るときに一緒に寝ればいいのにと思うのだが、
本人いわく「寝静まってから潜るのがいい」のだそうだ。いわゆる夜這いの感覚でも味わっているのだろうか。
愚痴っては見たが、俺自身姉貴のこの行為には何の不満もない。むしろ今年もこうやって姉貴が来た事が嬉しくもある。
シスコンと言われようが一向に構わないッ!姉がブラコンなのに弟がシスコンにならなければ失礼だろう!
……少々熱くなってしまったが、とにかく、姉貴の体温と鼻腔をくすぐる髪の匂いが
覚醒したばかりの意識にとても心地がいいのは事実だった。
それから5分、いや10分ほど立っていたかもしれない。
この穏やかな朝を存分に堪能した俺は、姉貴を起こさないようにそろそろ朝食を作るか、とそっとベッドから起き上がれなかった。
身を起したその瞬間、姉貴の腕が勢いよく俺の服を掴み、ベッドに引き戻した。
「わぷっ!」
ぼふっ、とベッドに叩きつけられた俺の目の前には、にっこりとほほ笑む姉貴の顔があった。
「起きてたんだ……」
「うん。おはよ、かー君」
まだ半分寝ているような甘ったるい声を出しながら、再び俺の胸に顔を埋めるべくすり寄ってくる姉貴。
「おはよ、姉貴。で、なんで俺を引き戻したの」
まるで猫のように顔をすりつけてくる姉貴の頭をなでながら尋ねる。さらさらとした髪の感触が実に心地いい。
「んー、だって。今日日曜だもん。まだベッドの中でぎゅってしてても大丈夫だもん」
そう言いながら、多少力をこめて抱きついてくる姉貴。
おそらく今、彼女の肺の中は俺の匂いで満たされているのだろう。
姉貴いわく、俺の匂いを嗅ぐとすごく安心できるそうだ。さらに安眠効果もあるとか。
俺からすれば男の匂いなど何がいいのか分からないが。

「つまり、もうちょっとこのままでいろと?」
苦笑いしながらそう言うと、姉貴が上目づかいで俺と眼を合わせ、無言で頷く。
ああ反則的に可愛いなチクショウ。
などと見とれていると、突然姉貴が体勢を変え、俺の上に覆いかぶさってきた。
姉貴の顔があと数センチという距離に迫る。
「ね、おはようのちゅー、まだ?」
「……今日も?」
小悪魔的な笑みで訊いてくる姉貴に、一応確認を取る。
本心としては、今すぐにでもその瑞々しい唇を奪う、いや貪ってしまいたいのだが。
「今日も!明日も明後日もその次の日も、ずーっと毎日おはようのちゅーは欠かさないの!」
頬をふくらませてそれだけ言うと、姉貴は自ら顔を近づけ、唇を重ねてきた。
「ん……」
最初は姉貴が「外国は家族もキスする」と言い出したのが始まりだった。
俺も別に嫌ではなかったので拒むことなく受け入れ、俺からキスすることも多々あったのだが……
最近はどう考えても、『家族のあいさつ代わりのキス』ではなくなってきていた。
互いの舌を絡め、唾液を交換し、口の周りを二人の唾液でべたべたにするキスは、
どう見ても恋人同士の激しいものだった。
「ん、はぁ……ちゅ……ぴちゃ……」
時折漏れ出る姉貴の扇情的な声は、俺を興奮させるには十分で、
気付けば俺も姉貴を抱きしめて唇を必死に貪っていた。
「ちゅぱ……んぅ……あむ……」
どちらからともなく唇を離すと、姉貴の舌から糸が引いているのが見えた。
「えへへ……おいし……」
とろんとした眼でにっこりと笑う姉貴。その表情がたまらなく愛しくて、頭を撫でてやりながら胸元に抱きよせる。
「んふふ……ねえ、かー君」
「うん?」
「……硬くなってる」
「っっ!!」
気づけば今俺の上に覆いかぶさっている姉貴の股の位置は、丁度俺の股間の位置だった。
つまり、現在俺の膨張した息子が姉貴の股間を下から押し上げている状態ということになる。
「なんで?起きたばかりだから?ちゅーしたから?おっぱい押し付けてるから?」
確かに今現在姉貴の大きな胸は俺の胸板を素晴らしい弾力で圧迫している……というか――
「いや、その……全部、かな」
「……ふーん」
微笑を浮かべながら、再びキスをしてくる。今度は軽く、唇が触れるだけ。
「じゃ、優しいお姉ちゃんが鎮めてあげましょー♪」
可愛い顔と声でそう言うと、姉貴は布団の中に顔を引っ込める。
「え、ちょっと姉貴――うあっ!?」
「うわ、もうこんなおっきく……」
「ちょ、姉貴!朝からは駄目だって!うあぁっ!!」

結局その後俺は姉貴に三度も抜かれ、朝食を取るのは、結局9時になってからだった。
「さっきごちそうさましたばっかなんだけどなぁ」
「うるさい!さっさと食べる!」


以上、投下終了。
普段SFとかしか書かないから難しいね、こういうの。
あとこういう姉持ってる人いたら下さい

作品は非常にGJなのだが・・・

姉貴持ちの俺から一言




現実は非情である

ならば妹持ちの投下主が反論させてもらう

キスとかは無理でも日常的にぎゅっ♪は可能、なのでおそらく望みはゼロではない

なんて素晴らしい妹だwww
ツンツンな我が姉と交換してくれ、頼む

リアル姉持ちは帰れよぅ!

ところでSSってセリフと地の文のどっち読んでニヤニヤする?

親父の前妻の子供で腹違いの姉がいる俺が通りますよ

エロの少ないスレだから油断したぜ
バイト中なのにフルスロットルした

・安産祈願
・健康祈願
・学業祈願
・恋愛成就
・交通安全

姉とか妹とか幼なじみの巫女さんとかと一緒にどうぞ

通るついでに弾薬補給もお願いしたかったぜ

「……実際に腹違いの姉がいるのに、大して何もねえよなぁ……」
 なんて独り言を迂闊に呟いてはいけない。
 何故なら、何気なく通りかかった本人に、それを聞かれたりする事があるからだ。
「何、亮人? 何かあって欲しいの?」
「げ、姉ちゃん!?」
 ガッデム。見事に聞かれてしまった。
「全く、アンタはいっつもいっつもエロい事ばかり考えて……あたしゃ
 アンタの将来が心配だよまったく……」
「べ、別に、エロい事なんか考えてねえよ!」
 実際は……まあ、その、エロい事を考えていたわけだったりするんだが。
 そんな事を正直に言ってしまえば、これからの家族生活に支障をきたしてしまう。
「じゃあ、何考えてたのか教えて」
「あ、えっと、それは……」
 ヤバイ。どう答えよう。どう答えればいいんだ。俺が戸惑っていると、
「そっか、やっぱり血の繋がってない姉には教えられないかー。
 お姉ちゃん寂しいなー」
 姉ちゃんはそんな事を言いやがる。
 軽い口調の言葉とは裏腹に、その表情には明らかな寂しさが見えて、
俺は思わず声を荒らげていた。
「ちょ……お前、そういう言い方するなよ!」
「……別に、私でエロい事考えても、いいんだよ?」
「え?」
 思わぬ言葉に、一気に怒気が冷め、代わりに胸がドキドキし始めた。
 ……なんて洒落を言ってる場合じゃなさそうだ。
「私だって、アンタでエロい事考えてるんだから……おあいこ」
「……姉ちゃん」
「何か、嫌だよね。もう五年になるのに、どうしても壁みたいなの
 感じちゃってさ……本当の姉と弟に、いつになったらなれるのかな、
 って思って……そしたら、何か凄く、寂しくなってきちゃうの」
 姉ちゃんの独白は続く。俺は黙って聞いていた。
「寂しいとね……誰かに抱きしめて欲しくなるの。その時、一番に思い浮かぶ
 のが、アンタの顔。壁があるから……だから、余計にアンタに近づきたくなるの」
 黙っているしか、なかった。姉ちゃんが、一体何を言おうとしてるのか、
俺には想像もできなかったから。血の繋がりの有無以前に、俺には
姉ちゃんは姉ちゃんでしかなく、エロい想像にしたって、あくまで
姉ちゃんが姉ちゃんだという前提で考えていた事で……。
「でも……近づきたいと思っても、近づきすぎたら姉と弟じゃなくなって、
 もっと壁ができちゃうって思って……でも近づきたくて……」
「姉ちゃん!」
「きゃっ」
 俺は、自分でも気づかない間に、姉ちゃんの身体を抱きしめていた。
「ちょ、ちょっと亮人……いきなり……」
「近づき、たかったんだろ?」
「そ、それはそうだけど……」
「抱きしめられたかったんだろ?」
「……うん」
 少し身じろぎしただけで、すぐに姉ちゃんは大人しくなった。
 その身体は、凄く温かくて、柔らかくて、いい匂いがした。
「……エロい事はできないけどさ、血は繋がってないけど、姉と弟だから。
 だけど、こうしてギュッと抱きしめてあげる事は、できるから」
「……ありがと、亮人」
 綺麗な黒髪に手を伸ばすと、姉ちゃんは気持ち良さそうに瞳を閉じた。
 まるで幼児のように、頭を撫でられる心地よさに、頬を緩めている。
「アンタと私は血繋がってないし、アンタも私もエッチな事ばっかり
 考えてる駄目な姉弟だけど……」
 目を閉じたまま、姉ちゃんは俺の胸に頬を寄せた。
「……アンタは私の、大事な、大好きな弟だよ」
「……姉ちゃんも、俺の、大事な、大好きな姉ちゃんだよ」 
 物凄く微妙な関係の、その扉を開きながら――
 俺達は互いの温もりを感じ続けた――

どう考えても数日足らずで抱きしめるだけじゃ我慢しきれなくなりそうです。
本当にありがとうございました。

続きいってみようか!

続きは一週間後じゃなくて3日後の話で充分だろうな
下手すれば24時間後

ちっきしょうこの胸の高鳴りをどうしてくれるんだ!

24時間後の模様を教えてくれ

GJ!
だけどごめん
実際は年が10ウン歳離れてるんだ・・・

20と32

いや、いけるんじゃないか?

知ってるか?
愛ってのは障害が大きければ大きいほど燃え上がるモノなんだぜ?

うちの両親は父が母より12歳年上だぞ
だから干支が一緒w

投下します。

非エロ・糖度低めデス…。

ウルトラの父と母なんて二万歳差だぜ
気にしないw

優太郎くん…、一緒に帰ろう…?」

教室の前で待っていた純(じゅん)が僕の姿を見つけると、
ゆっくり近づいて来て、少しおどおどした様子で尋ねてきた。

そう、これはいつものことである。

「うん。一緒に帰ろう」

僕は純に応じる。これもいつものことだ。

純の顔に混じっていた不安の表情が消え、ちょっと遠慮がちな笑顔になる。
そして「うん…」と頷き、僕の左側にすっと寄り添ってくる。

こうして、いつも通りの下校がはじまる。

クラスの連中も、一緒に下校しようと僕を誘ってこなくなった。
きっと彼らもこれが僕と純のいつものことであるとわかったからだろう。

校門を抜け、しばらく歩いていると左腕にかすかな重みを感じた。
見てみると、純の右手が僕の左袖をつかんでいた。
いや、正確には「つかんでいる」と「触れている」の中間くらいだろうか。
そう表現していいほど、か弱い力であった。

僕がそれを見ていることに気が付いたのか、純があわてて右手を引っ込め、僕か
ら顔をそらす。
見られたのが恥ずかしかったのか、それとも自分のした行動が恥ずかしかったの
か。
純は立ち止まって、今にも沸騰するのではないかというくらいに顔を真っ赤にし
て俯いてしまった。

(本当にかわいいなぁ)

僕はそんな純の姿を見て、思わず笑ってしまいそうになった。
笑うのを必死にこらえている僕の様子も、俯いている純には全然気が付かなかっ
たようだ。



僕は左腕を純のいる方向に少し動かし、「いいよ」と優しく言ってあげた。
その声に反応した純は、真っ赤なままの顔を上げ、僕の顔と左腕を交互に見比べた。

そして純の右手は、おそるおそる僕の左袖をつかみはじめた。
さっきと同じくらいのか弱い力で…。

「じゃあ、行こうか」
「うん…」

僕と純は再び歩を進め始める。
純が少しだけ安堵の表情を浮かべているのがわかった。

数歩進んでから、純は消え入りそうな声で、

「ありがと…」

と言ってくれた。
今度は立ち止まらなかったけれど、純はまた顔を真っ赤にして俯いてしまった。

(だぁぁぁ~! ちくしょう! 何回見ても本当にかわいいなぁ、オイ)

僕は思わず純を抱きしめたくなる衝動に駆られるが、なんとか平常心を保とうと努める。
抱きしめると、恥ずかしがり屋の純を壊してしまいそうな気がするから…。

そう、これはいつものことだ。

純がそっと僕の左袖をつかんでくることも…。
純が僕の視線に気付いて、あわててつかんでいた右手を放すことも…。
純が顔を真っ赤にして俯いてしまうことも…。
純がか弱い力で、また左袖をつかんでくることも…。

そして、純が小さな声で「ありがと…」と僕に言ってくれることも…。

純と付き合い初めてからはずっと、ずっとこんなやりとりを繰り返していた。

名前の通り、純は本当に「純粋」な子だと思う。
この「いつものやりとり」だって、純が純でいてくれるから「いつものやりとり」であってくれるのだろう。

いつもの下校の道を歩き続ける。
ゆっくりと同じ速さで歩き続ける。
僕が右側、純が左側で…。
僕の左袖に、ずっと純の右手が添えられて…。

僕と純のまわりが、とても不思議な時間に包まれていく感じがした。
静かで、優しくて、穏やかで、心地よくて、そして幸せな時間…。

改めて思う。
僕は純と一緒に帰るのが大好きだ、と…。
僕は純と一緒にいる時間が大好きだ、と…。

そして、僕は純の事が大好きだ、と…。

そう思いながら純の顔を眺めていると、こちらに顔を向けた純と目が合う。
純は恥ずかしそうにしながらも、控えめな、けれどとても穏やかな笑顔を僕に送ってくれる。
まるで「私も優太郎くんの事が大好きだよ…」と言ってくれているかのように…


僕も純に優しい笑顔を送ってあげる。
僕も純の事が大好きだから…。

そう、これもいつものことだ…。

最初をミスってしまったorz

すんません。
誤字脱字は見逃してください。

ああああああああああああああああああああ
  '⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
 ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)
あああああああああああああああああああGJ


こういうかわいい子ホシス

たまらんのう!たまらんのう!

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実録!キャバ嬢口説きマニュアル




まずはこのノウハウを作るきっかけとなった私の友人の話を聞いていただきたい。

その友人ダイスケは30年間彼女もなく、かなりのブ男だった。
あらゆる方法で彼女をゲットしようとしたがどれもうまくゆかず・・・・。
最終的にたどりついたのがキャバクラだった。
キャバ嬢の甘い言葉に乗せられてブランド品をプレゼントしまくり、ムダ金を使いまくった。
その額、なんと120万円以上。
そしてキャバ嬢に告白した結果は・・・・・・・・・・・・。

「お付き合いはちょっと・・・・・でもお店にはきてね。」

その後アフターで遭ってくれることは一度もなかったそうだ。
どこに問題があるのだろうか。
答えは簡単だ。
彼は「営業と本音」を見極められなかった。ということだ。
ダイスケはキャバ嬢が自分に気があると勘違いさせられていたのだ。
キャバ嬢は最高の女を「演じている」だけなのだということに早く気づくべきだった。

こうした悲惨な思いをしている人は他にも沢山いるのではないか。
キャバ嬢の営業トークにだまされ、金銭的にも苦しめられてゆく・・・・・・・。まさに地獄。
キャバクラを楽しむということとはほど遠い人生を送っている人がどれほどいることか・・・。
私はそうした人たちにキャバクラの本当の楽しみ方を教えたいと思ったのだ。
キャバ嬢と付き合う楽しみ・・・本物の恋をする楽しみ・・・
それを味わってもらいたい。これが長年培ったノウハウを提供しようと思ったいきさつなのです。

あなたはキャバクラの本当の楽しみを味わっているだろうか?

「キャバ嬢をお金をかけずにゲットしたい・・・」そんな悩みを持つあなたに朗報です!!もうキャバクラにムダ金を使う必要はありません。キャバ嬢の営業を見抜き、簡単にキャバ嬢を口説く究極の方法を伝授します!このマニュアルで一日も早くあなたもモテキャバ人生を歩んで下さい!
実録!キャバ嬢口説きマニュアル





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